機能性食品で健康被害が起きると誰が予測できただろうか?
天然のすごさと怖さを改 めて認識した。死者 5 人、のべ 166 人が入院、医療機関を受診した人は 877 人(4月2日 厚労省発表)とその後も増えている。また台湾での被害者も報告されている。
小林化工の「イ トラコナゾール錠50『MEEK』」に睡眠導入剤成分が混入。服用した 324 人のうち 245 人 が健康被害を訴え、2人が死亡。38 人が意識を失うなどして車の運転中に事故を起こした 問題の被害者を上回っている。この件で小林化工は 110 日間の製造販売停止と製造所の 60 日間の製造停止の処分を受け、その結果実質倒産した。
品質保証は問題を起きないようにするのがとても重要であるが、起きた問題を大きくし ないこともとても重要である。そのためには、関係する知識修得だけでなく、他社のトラブ ルから学ぶことが必須であると考えている。 今回のトラブルを現時点の報道されている情報から探ってみたい。
下記についてまとめた。
1)健康被害のリスクが懸念される場合
2)原因究明
3)情報の開示
4)QA は問題を大きくしない
続きは下記のサイトへ