マイどんぶりの話

一日中、家の中で過ごした日

こんな日は、天気が悪いか、夜更かしをした翌日、二日酔いの日、なんやかんやと体調や気分がすぐれないとき、それと金欠病という重い病気のときだろう。

一日の過ごし方として、何かしらの用事を作ってでも外出するように心がけている。
散歩だったり、晩ご飯の食材を買い行ったり、そうしないと身体の機能が低下して、本当の病気になってしまうような脅迫感に囚われたりする。

こんな日の昼食は、カップラーメンや冷凍チャーハンなどが定番である。
インスタントラーメンは、中学生のころからの大好物で半世紀ほど食べていても飽きることがない。

この実に優れた食品のお蔭で、学生時代の一人暮らしを豊かに？過ごせたといっても過言ではない。
今日はカップではなくて、鍋でラーメンを作ったら懐かしい丼が出てきた。

「渡る世間は鬼ばかり」というテレビ番組があった。お茶の間の大人気番組で何年間放映されただろうか、家族の愛情とトラブル等々、コミュニケーションたっぷりの伝説的な長寿番組だった。

その頃の長女からの誕生日プレゼントが、ドラマの舞台である「らーめん店・中華後楽」の丼だった。

アットホームなドラマを家族みんなで観たのが懐かしい


プランタンで育てたニラと生卵をトッピング、ニラタマらーめんである。これにラー油を入れて食べると町のラーメン屋さんの味である


どこにも出かけない日、こうして食べる昼らーめんは懐かしい味である、思い出いっぱいの「マイどんぶり」なのです。


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