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2016年 7月5日 「芝生」~雑草取りとポイント。

2016年07月05日 | 芝生・管理、機材整備

 今後の記事は、「5年生と地域の自然耕田んぼの交流記」に記載します。

          〔雑草の種類〕
メヒシバ(イネ科、一年草)
 10㌢ほどの丈で、一面に見えるのは、芝の「穂」です。
「穂」のように見えても、芝より幅広い葉から20㌢ほどの高さに伸びているのは、「メヒシバ」です。
 雑草を取る場合は、葉だけをむしり取るのではなく、なるべく根から取るのが望ましい。
 雑草抜きの道具は、用意されています。
コニシキソウ 
 現在の芝生には、余り見られませんが、張り替え前の芝生には、
這うように繁茂して、抜き取るのにとても手間が掛かりました。


 


2016年 7月5日 「芝生」~季節別・管理のポイント。

2016年07月05日 | 芝生・管理、機材整備

〔芝の品種〕ティフトン種~夏場の成育が旺盛。成長点は低い。 

 

 成育が旺盛。この頃の芝刈りは、週1回が適当。
  夏の炎天下でも、自動灌水が効いているので、別途の水やりは不要。
  ただし、茶色に変色する部分が見られる場合は、専門業者さんに連絡が必要。

 枯れ込むが、春には再び芽吹く。
   


2016年 7月5日 「芝生」~管理・施工事業所一覧。

2016年07月05日 | 芝生・管理、機材整備

2016.3.芝生全面張り替え。
       〔参考〕芝生品種~ティフトン種
                ・夏場の成育は旺盛。
                ・成育点は低い。
                ・冬は枯れ込み、春に再び芽吹く。
2011.4.20 芝生~緑化関連事業所の紹介。
           
株式会社 イーエス・ウォーターネット
            屋上・芝生の制御システムを施工した会社です。
            
定期点検も行っています。
                4.14 屋上・芝生の管理説明が行われました。

Dscf8678Dscf8689 屋上・芝生の植栽工事の竣工に伴い、管理の説明会が行われました。芝生の緑化システムは、年代と共に進歩し、軽量・薄層構造になっています。灌水装置は、ソーラーパネルを組み込んだ「自動灌水装置」になっています。管理の主なポイントとしては、芝刈り ・ 雑草取り ・ 夏場の水やり、などが挙げられます。
 先生方や主事さんや地域の皆さんと協力して、芝生を育てて行きたいと思います。
 
管理会社さんを含めて、本サイトの情報を共有して芝生を育てられれば幸いです。
 〔参考〕芝生品種~コーライ改良種


2006.11.17 東京都の全小中学校が芝生に

2006年11月17日 | 芝生・管理、機材整備

 東京都は来年度から10年かけて、都内に約2,000校ある公立小中学校のすべての校庭を芝生にする。都道府県が全校を芝生化するのは全国でも初めてとなる。

 皇居の2倍に相当する面積の緑地が新たに生まれる計算で、都は都心部のヒートアイランド現象を抑制すると共に、子供たちが屋外で遊ぶ機会を増やし、運動能力の向上にもつなげたい考えだ。

 現在、都内で全面的に芝生化されている小中学校は44校にとどまっている。都は来年度、まず20億円をかけて70校を芝生化する方針で、その費用は「ヒートアイランド対策費」として支出する。

 都心部の気温は過去100年間で約3度上昇しており、地球全体の5倍のスピードでヒートアイランド化が進んでいる。真夏の炎天下ではアスファルトや土の表面温度が50度近くまで上昇するのに対し、芝生は30度台にとどまる。

 都環境局は、「気温上昇を抑えれば、クーラーなどの使用も減り、二酸化炭素(CO2)の削減効果も生まれる」と期待をかける。

 さらに、校庭が芝生になれば、子供たちが積極的に屋外で遊ぶようになり、運動能力の低下が懸念される現代っ子の体力増進につながるという計算もある。

 トンボやバッタなどの昆虫も集まるため、環境教育に生かすことも可能と、都では「一石何鳥」もの効果を当て込んでいる

 その一方、芝生は管理が難しいが、優れた維持管理計画を立てた学校には都が全額補助する仕組みをつくり、学校・PTA・地域住民などの連携を促す方針だ。 (参考:読売新聞)

 

 

 

 


2004.2.20 荒川区内初、荒川区立尾久西小学校で、校庭の全面芝生化の整備が始まる

2006年11月17日 | 芝生・管理、機材整備

 芝生は手入れに手間が掛かることなどから敬遠されてきたが、学校側は「子供たちがケガを恐れず、思い切り体を動かせる環境の実現と、深刻化するヒートアイランド現象の緩和を目指したい」と実施に踏み切った。地元住民に協力を呼びかけ、地域ぐるみで維持管理に取り組んでいく。 (読売新聞)


2003.7.9 校庭の芝生化で教育再生 

2006年11月17日 | 芝生・管理、機材整備

 ヒートアイランドの緩和、砂埃の防止、騒音の減少、雨水の地下浸透化などの環境改善、さらに、児童・生徒の運動や健康に役立つことが指摘され、各地の学校で芝生化が始まっている。

 小学校の児童の動きを、芝生と土の校庭とを比較するために、児童の動きを分析したところ、児童の遊びと行動は明らかに異なっていた。土の校庭では、ドッジボール・キックベースなどのスポーツ性の遊びが多いのに対して、芝生の校庭では、寝転がる、這い歩く、じゃれるなどの遊技的な遊びが多かった。又、大きいゴム製のボールを使う新しい遊びも生まれている。

 土の校庭では、立っていることが基本の動作であるが、芝生の校庭では、立つ・座る・寝転がるなどの動作で、多くの筋肉が使われていることがわかる。身体を通じたコミュニケーションも頻繁に見られた。

 芝生の校庭は、多くの効用を持っているが、これまで普及してこなかったのは、芝生の維持管理・予算などの他、さらに掘り下げてみると、「教育の場における校庭の位置づけ」も大きくかかわっているように思われる。明治期に近代日本の教育制度を確立した頃の教育思想は、児童が臣民の身体を作る場として学校を位置づけるものであった。校庭は兵式体操の教練の場であり、運動会の、騎馬戦・棒倒し・障害物競走などは、その集大成といえるものであった。

 校庭の芝生化は、1970年代の初めに取り組まれたことがあるが、高度経済成長期の中では、芝生の管理は非効率的と思われて、やがて消えてしまった。それは、教育の中でゆとりを切り捨ててきた時代でもある。芝生は生きものであり管理は面倒である。しかし、面倒なものと付き合うことが、ゆとりを生み出すことにつながる。

 「生きもの・ふれあい・ゆとり」という文脈のもとに、校庭の芝生化に取り組むことが、今、求められている。校庭の芝生化は、新しい時代へ向けて教育の場の再生につながるはずである。 

 東京農工大教授 ・ 亀山 章 (参考:読売新聞)