夢は花いっぱい!

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プリムラを移植

2006年11月19日 | 夢のプリムラロード・2006

100_0004_3夢のプリムラロード・2007 虫さんに葉を食べられてしまい、残念ながら苗の9割を失ってしまいました。「夢のプリムラロード」が「夢」に終わりそうになってしまいました。でも、再び葉を伸ばしてきた「辛抱強い苗」が有りました。その一部を移植して育てて見ることにしました。移植した苗は、冬の間は室内で育てます。

 この「プリムラ・マラコイデス」は、「耐寒」性が有るので、一部はそのまま屋外で育ててみようと思います。


2006.11.17 東京都の全小中学校が芝生に

2006年11月17日 | 芝生・管理、機材整備

 東京都は来年度から10年かけて、都内に約2,000校ある公立小中学校のすべての校庭を芝生にする。都道府県が全校を芝生化するのは全国でも初めてとなる。

 皇居の2倍に相当する面積の緑地が新たに生まれる計算で、都は都心部のヒートアイランド現象を抑制すると共に、子供たちが屋外で遊ぶ機会を増やし、運動能力の向上にもつなげたい考えだ。

 現在、都内で全面的に芝生化されている小中学校は44校にとどまっている。都は来年度、まず20億円をかけて70校を芝生化する方針で、その費用は「ヒートアイランド対策費」として支出する。

 都心部の気温は過去100年間で約3度上昇しており、地球全体の5倍のスピードでヒートアイランド化が進んでいる。真夏の炎天下ではアスファルトや土の表面温度が50度近くまで上昇するのに対し、芝生は30度台にとどまる。

 都環境局は、「気温上昇を抑えれば、クーラーなどの使用も減り、二酸化炭素(CO2)の削減効果も生まれる」と期待をかける。

 さらに、校庭が芝生になれば、子供たちが積極的に屋外で遊ぶようになり、運動能力の低下が懸念される現代っ子の体力増進につながるという計算もある。

 トンボやバッタなどの昆虫も集まるため、環境教育に生かすことも可能と、都では「一石何鳥」もの効果を当て込んでいる

 その一方、芝生は管理が難しいが、優れた維持管理計画を立てた学校には都が全額補助する仕組みをつくり、学校・PTA・地域住民などの連携を促す方針だ。 (参考:読売新聞)

 

 

 

 


2005.3.18 杉並区の小学校で「芝生開き」が行われた

2006年11月17日 | 芝生・年間の世話

 杉並区の桃井第5小学校で、校庭が全面芝生化され、17日に「芝生開き」が行われた。

 杉並区では、小学校校庭の全面芝生化に取り組んでおり、和泉小に続き2校目となる。

 使われた芝は、カシマサッカースタジアムで使われているのと同じ西洋芝とされ、今後、児童や地元住民らが維持・管理を担当する。 (読売新聞)


2004.2.20 荒川区内初、荒川区立尾久西小学校で、校庭の全面芝生化の整備が始まる

2006年11月17日 | 芝生・管理、機材整備

 芝生は手入れに手間が掛かることなどから敬遠されてきたが、学校側は「子供たちがケガを恐れず、思い切り体を動かせる環境の実現と、深刻化するヒートアイランド現象の緩和を目指したい」と実施に踏み切った。地元住民に協力を呼びかけ、地域ぐるみで維持管理に取り組んでいく。 (読売新聞)


2003.7.9 校庭の芝生化で教育再生 

2006年11月17日 | 芝生・管理、機材整備

 ヒートアイランドの緩和、砂埃の防止、騒音の減少、雨水の地下浸透化などの環境改善、さらに、児童・生徒の運動や健康に役立つことが指摘され、各地の学校で芝生化が始まっている。

 小学校の児童の動きを、芝生と土の校庭とを比較するために、児童の動きを分析したところ、児童の遊びと行動は明らかに異なっていた。土の校庭では、ドッジボール・キックベースなどのスポーツ性の遊びが多いのに対して、芝生の校庭では、寝転がる、這い歩く、じゃれるなどの遊技的な遊びが多かった。又、大きいゴム製のボールを使う新しい遊びも生まれている。

 土の校庭では、立っていることが基本の動作であるが、芝生の校庭では、立つ・座る・寝転がるなどの動作で、多くの筋肉が使われていることがわかる。身体を通じたコミュニケーションも頻繁に見られた。

 芝生の校庭は、多くの効用を持っているが、これまで普及してこなかったのは、芝生の維持管理・予算などの他、さらに掘り下げてみると、「教育の場における校庭の位置づけ」も大きくかかわっているように思われる。明治期に近代日本の教育制度を確立した頃の教育思想は、児童が臣民の身体を作る場として学校を位置づけるものであった。校庭は兵式体操の教練の場であり、運動会の、騎馬戦・棒倒し・障害物競走などは、その集大成といえるものであった。

 校庭の芝生化は、1970年代の初めに取り組まれたことがあるが、高度経済成長期の中では、芝生の管理は非効率的と思われて、やがて消えてしまった。それは、教育の中でゆとりを切り捨ててきた時代でもある。芝生は生きものであり管理は面倒である。しかし、面倒なものと付き合うことが、ゆとりを生み出すことにつながる。

 「生きもの・ふれあい・ゆとり」という文脈のもとに、校庭の芝生化に取り組むことが、今、求められている。校庭の芝生化は、新しい時代へ向けて教育の場の再生につながるはずである。 

 東京農工大教授 ・ 亀山 章 (参考:読売新聞)


「稲」を教材に「いのちの学習」

2006年11月15日 | 園芸療法・花育

100_0320_1  金沢市立西南部小学校の金森俊朗先生は、田植え・妊婦・末期ガン患者・ニワトリの解体など様々な体験を教材にして、「いのちの学習」を30年以上続けている。

 田植えや稲刈りまでの体験では、稲刈りをした後の水田に自然に生える二番穂(彦ばえ)を見せて、子供たちに、「命の持つ力」を実感させている。

 最初の稲が実るまでに、4ヶ月もかかったのに、小さな二番穂にはもう花まで付いています。金森先生は、「何で花が咲いているんでしょう?」と質問を投げかけます。

 それは、冬が来る前に実を作ろうと花を咲かせるからで、「生き物には命の危険を感じ取る力が有る」ことを子供たちに考えさせているのです。 (2006.11.7 読売新聞)

 私達の地域の小学校の「ミニ田んぼ」でも、「二番穂」が元気に育ちました。金森先生の取り組みがとても参考になりました。

 写真は、「ミニ田んぼ」の稲穂です。手前は最初に実った「二番穂」です。後ろは、比較のために刈り残した稲穂です。


ガーデニングと「心の教育」

2006年11月12日 | 園芸療法・花育

 資料を整理していて、園芸家で「こども電話相談室」の回答者としても知られた故・柳 宗民さんの新聞記事を見つけました。その、主な内容は…

 草花は飾るだけでは無く、育てる楽しみを知ることが、ガーデニングを長く続けるコツです。苗は、花の咲く前の小さなものの方が植え替えても良く根を張るので、いい花が長い期間楽しめるし、値段も安い。

 丹精込めて育てた植物が花を咲かせたり、手間をかけて種や苗から育てる喜びを知れば、草花の世界はもっと素晴らしいものになります。植物と長く付き合おうという意識を持って欲しいと思います。

 こうした意識を子供の頃から培い、必要性が指摘されている「心の教育」の教材として、植物を育てることを見直してもいいのではないでしょうか。

(1998.7.6 読売新聞)