ポーランドからの報告

政治、経済からテレビのネタまで、詳細現地レポをお届けしています!

修復工事 V

2007年02月11日 | こぼれ話

ヴィスワ川の南岸に聳え立つ巨大な建物、これは一体なんなの?

共産主義時代には最高級ホテル「ホテル・フォーラム」として栄華を極めていたこの建物も、もはや廃墟となって数年が経ちます。ヴィスワ川河川敷という土壌的に不安定な場所に建設されたため、老朽化とともにコンクリートにヒビが入るようになり、数年前から営業中止になりました。(地震がない国ポーランドでは、基礎工事の時に少ししか地下を掘らないそうですが、それも原因でしょうか?)予算の面から修復工事にも耐え得ないと判断され、もう何年も廃墟のままの状態が続いています。

  

クラクフの旧市街はヴィスワ川北岸部部のみに広がり、南岸部は住宅地や工業地となっているため、旧市街側からヴィスワ川を見渡しても、よいパノラマが望めません。(こちらの記事も参照) その最たるものがこの廃墟で、あまりにも酷いということで、広告幕で覆ったりしているのですが、いやはや哀れ。なんとかならないものでしょうか。


ポーランドからの報告


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぴっちゃん)
2007-02-25 11:31:21
空港からの鉄道沿いの例のゴミの山といい、この廃墟といい、困ったものですね。
返信する