Ambivalent Blog

e-Tetsuによる「アート」と「釣り」の生活誌

新作

2009-09-20 | ◆アート
これは新作。
といってもキムチの新作。

個展も終わって暇なので久々にキムチを作りました。韓国人直伝のキムチではありますが、いろいろ調べてみるとと実は非常にいい加減な作り方を教わったことが最近になって判りました。

何を入れるにしても分量が適当なので、毎回味が変わります。唐辛子の粉末も、目の粗さによって辛さが結構変わるので、これもたまたま買ったものやもらったものに左右されるのでコントロール出来ない。まぁ釣りのようなものですね。

ただ面白いのは醗酵食品なので、日が経つにつれて味が変わること。作りたてはかなり辛さがきつくて食べにくいですが、徐々にまろやかな辛さに変わってゆきます。実は作りたてよりも2~3週間くらいが一番おいしく感じます。魚も干物なんかは味が変化してかえっておいしくなりますね。このあたり奥が深くて面白いです。

ちなみに、入れてあるのは、白菜、大根、ニンジン、玉ねぎ、ネギ、ニンニク、生姜、イワシエキス、アミエビの塩辛。ちなみに、最後のアミエビは釣りの撒き餌に使うのと同じもの。なんか魚になった気分でいまいちこれだけは気持ち悪い。魚に失礼かな。さっきのキムチの全体像はこんな感じ。



釣りといえば、一件未報告のものがありました。なんと個展も差し迫る8月22日に釣行していたのです。青物シーズン到来とばかりに、ワラサ狙いで三浦半島佐島へ。しかし、生憎風が強くワラサ船は出船なし。五目釣りなら出すということなので、そちらへ乗ってイサキ狙い。

ところが、ワラサ船が出ないだけのことはあって、えらい風で船は大揺れ。ダブルアネロンでも効かず、トリプルアネロンでもげろげろ。しまいには船中ほとんど生存者なく、地獄の様相。船上に転がっていた時に日焼け止めを塗っていなかった右足脛が直射日光に晒されて大火傷。

結局釣れたのはソーダガツオだけ。カツオの一種ではありますが、味が今ひとつなので鰹節とかにされてしまう魚です。でもまぁ血抜きしてタタキにしたらまぁまぁでした。まぁ個展の直前に釣りに行くから罰ですな。