主婦が作ったNPO e-Lunch(イーランチ)

NPO法人イーランチの理事とIT企業勤務、コーチングも実践中のよくばりワーキングマザー

「あなたの一票で生活が変わる」女性の政治参加を考えました

2009-12-19 | NPO法人 男女共同参画センター交流会議
あざれあ交流会議の事業、女性も男性も生きやすい社会にするために「あなたの一票で生活が変わる」。
19日の13:00~16:00の3時間、たっぷり女性の政治参画について考えました。

今年は政権交代もあり、民主党の動向が連日テレビで報道されるので、一日本国民としての興味はありますが、代議士の立場から立候補への道を直接聞いたのは初めてです。

前半は、元岐阜県高富町議員で、今は女性の政治意識を高めて議員を育てる活動をされている 寺町みどりさんの講演会。

そもそもなぜ女性議員が必要なのか?
女性特有の問題(体のことやDVその他、介護問題など)は当事者じゃないとわからない。男性は理解はしてくれるけれど、当事者じゃないとどうしても優先順位が下がってしまう。だからこそ、女性も生きやすい社会作りのために女性議員が必要。
そして、私たちの思いをかなえてくれる人、女性、市民派議員を増やしていくにはどうしたらいいのか?といったお話は、ご自身の経験からにじみ出る言葉なので、力強く、説得力があるものでした。

第2部はパネルディスカッション。
コーディネーターには、県内で男女共同参画を語るならこの方!という静岡県立大教授犬塚協太さん、パネラーには講演の講師、寺町さんと県議会議員の阿部卓也さん、佐野愛子さん、静岡市議会議員の宮澤圭輔さん。

それぞれの議員さんが立候補して当選した経緯から始まり、女性が政治参画できない現状と解決法などのお話を伺いました。

自分で課題を抱え、それを解決するために政策を持ち、チャレンジしていくという道すじは、とても理屈の通っているひとつの生き方です。
私自身は、おそらく一生「立候補」とは縁のない人生ですけれど、こうしてがんばってよりよい社会作りに果敢に挑戦している女性がいるんだ、ということを知るだけでも、パワーをもらえたような気がしました。

シンポジウムでは参加者から熱心な質問が相次ぎ、女性で政治を志している方が、身の回りに結構いらっしゃるんだと言う事を実感し、日頃あまり触れない空気に圧倒された熱~い3時間でした。