主婦が作ったNPO e-Lunch(イーランチ)

NPO法人イーランチの理事とIT企業勤務、コーチングも実践中のよくばりワーキングマザー

NPO情報交換会に参加して

2008-02-28 | e-Lunch(イーランチ)のNPO活動

年に一度(だったかな?)に行われる 『焼津市内NPO法人情報交換会』に参加しました。

市内で活動しているNPO関係者と、市職員(担当部局以外にも、手をあげた職員
の方数名)、それぞれの情報や思いを交換して協働を推進するために学び合おうという場です。

今回のテーマは『上手に協働していくために』。
4つに分かれたグループディスカッションでは『協働で言ってはいけないあの言葉』をKJ法を使って話し合いました。

私はNPO関係者が4名、行政側が1名という構成の班だったけれど、そこに壁を感じる事もなくフラットな話し合いができて楽しかったです。
さて、他の班の発表を聞くと、やっぱり一番に上がるのは「予算がない」そして「前例がない」「検討中です」「担当じゃない」。
でもね、それらのどれもこれもが「やる気」さえあれば、乗り越えられる事ばかり。
確か焼津市行政改革推進プランにも「NPOの推進」は結構高いプライオリティであがっていたはず。それが単なる「絵に描いた餅」かどうか、行政側の”本気度”が問われる部分だと思う。

もちろんNPO側としても、自分たちの活動の情報発信を活発にしたり、信頼感の持てる組織作りや、面倒な事務処理にもきっちり対応するなど、しなければならないことはある。
熱い思いだけじゃダメって事ね。それはもちろんやるべきことはやらなきゃね。

最後に静岡大学の日詰先生から講評として、協働を実現させるためのたくさんのエッセンスをいただいた。

 ● 協働は、本来両方が得をするwin-winの関係である
 ● 定義の枠にはあまりこだわらないチャレンジを
 ● 文化の違う行政とNPOはお互いに歩み寄り、理解しあう事が協働を成功させるカギ

などなど、他にもヒントが盛りだくさん。これは勉強になりました。日詰先生、ありがとうございました。

今の日本ではNPOはまだまだ単独で生き延びるのは残念ながら難しい状況です。
だとすると活動の継続のためには協働はとても有効なわけです。(欠かせないと言っていいかも)。
NPOは行政にはないプロフェッショナルな専門性があるということに誇りを持ち、また行政はNPOを安い下請けではなく、地域の力を底上げするためのパートナーとして活動を応援して下さいね。

おかげさまでe-Lunchはこれまでにも数々の協働を実践しています。
チャンスにも恵まれ、行政の理解にも恵まれ、NPOの仲間にも恵まれた結果だと思います。
これからも自分たちの思いを実現させ、e-Lunchをますます発展させるために、『上手に協働』がんばります。

小中学校合同教育講演会

2008-02-27 | e-Lunch(イーランチ)のNPO活動

市立小川中学校の体育館で、地域の小中学校合同教育講演会が行われました。

講演をするときは、ご依頼の時間に合わせて内容を組み立てます。
もちろん基本は変わらないのですが、その時々で話題になっているトピックを盛り込んだり、時間が足りない時は思い切って内容を削除したりするわけです。

今回60分という枠の中で、特に時間をかけてお話したのは携帯電話のフィルタリング機能。
昨年12月に総務省より出された要請を受けて、各携帯電話会社が「未成年者へフィルタリング原則加入」に踏み切ったわけですが、少しずつ違っている各社の取り組みを具体的にお知らせさせていただきました。
保護者は子どもたちの年齢や状況に応じて、フィルタリングという技術を上手に使っていただきたいと思います。

ところで今日は、冷たい風が強く会場の体育館の室温がまったく上がりません。
まるで冷蔵庫すっぽり入っちゃったみたい。
しかも年度末ということで、保護者の皆さんは何かと学校へ足を運ぶ用事の多い時期です。
参加者が思うように集まらなかったと、小・中学校の校長先生は恐縮されていましたが、人数は関係ありません。どうぞお気になさらずに~。
演題に関心を寄せて集まってくださった皆さんに、少しでもお役に立てれば嬉しいです。



講演の終わりには、色とりどりのかわいい花束をいただきました。
とっても寒かったけれど、花束からは春近しを思わせる、幸せな香りが漂っています。
お呼びいただいた学校関係者の皆さま、会場を準備してくださったPTA役員の皆さま、ありがとうございました。


あまりにも悲しい夜

2008-02-26 | 私の日常

家族ぐるみでお付き合いをさせていただいていた、夫の先輩が病に倒れ、愛する奥さんと子供たちを置いて旅立たれました。

お通夜に参列させていただいたけれど、いつもは元気いっぱいの奥さんが、憔悴しきって小さくか弱く見えて何も言葉が出ない・・・。

久しぶりで会った大学生、高校生、中学生の息子さんたちは、驚くほど大きくたくましくなっていました。
これからはお母さんを支えてあげてね。

落ち着いたら、うちの子たちを連れて伺います。

あまりにも早すぎる旅立ちで残念で仕方がないけれど、Mさん、どうぞ安らかに・・・。

合掌


講演準備

2008-02-25 | e-Lunch(イーランチ)のNPO活動

明後日の27日、市内のK中学校で講演があります。
今回は中学生の保護者向けに1時間、テーマはもちろん「インターネットの光と影」。
インターネットの実態(光と影)を知っていただき、子供たちをネットの影の部分から守るための意識を高めてもらおうというものです。

e-Lunchがこの活動を始めて4年になります。
その間、子供たちを取り巻く情報環境は刻々と変化してきました。もちろん今も。

特に携帯電話の保有者の低年齢化、携帯からのインターネットへのアクセスの簡便化、そしてそれにともなう事件やトラブルの増加は無視できません。

最近のトピックでは、昨年末に総務省から携帯電話会社へ通達が出された「未成年者へのフィルタリング原則加入」があります。

講演では、そのあたりのわかりにくい現状をできるだけわかりやすくお伝えしていきます。
まずは子どもたちの情報環境に心を持ち、子どもたちと話を始める事から始めましょう。

かなり自然にまちがえた

2008-02-22 | 私の家族

我が家では、カレーを作る時はちょっと多めに仕込んでおいて、翌朝もカレーというのがパターンです。
2日目のカレーって、味がしっかりしてきておいしいですよね。

さて、昨夜カレーだったので、当然今朝はお約束でカレーを食べて登校する息子たち。

次男が、玄関であわただしく靴を履きながら言いました。

「お母さん、カレーまだ残ってる?」

「残ってるよ~。」

「良かった~。それじゃ帰ってきたらまた食べるから。」

 「オッケー。」

 「それじゃ いただきまーす!」

爆笑

 

・・・次男坊、「いってきまーす!」をモロに言い間違えちゃいました。

 かなり自然に。

朝から本当に楽しいです。

 


こんなことで爆笑1時間

2008-02-20 | 私の日常

タモリ倶楽部という、深夜のゆる~い番組がある。
昔けっこう見てたけど、最近は全然見ていない。(今でもやってるのかな。)
よく見ていた頃好きだったのが「空耳アワー」というコーナー。
外国の歌の歌詞が、日本語にすると妙な聞こえ方をするっていうのを視聴者が投書するというスタイルです。

たとえば・・・




ひとつ見てしまったらもう止らない~。
次から次へと関連動画が見られちゃうYouTubeの仕組みにのせられて、あっという間に1時間も~。

あ~、久しぶりでおなかの皮がよじれるほど笑ったー。
最近笑ってないなぁという方、ストレスを感じている方、オススメで~す♪

しかしこういうお楽しみって、インターネットならではって感じだね。
YouTubeの画質のイマイチなチープさも、ナンセンスな笑いにピッタリ!


文部科学省と国会訪問

2008-02-18 | e-Lunch(イーランチ)のNPO活動

文部科学省と国会を訪問してきました。

焼津市選出の衆議院議員原田令嗣氏が文部科学大臣政務官をつとめられているということで、社会教育委員の研修訪問です。



まずは文部科学省。

新築されてまもないということで、ピカピカの真新しいビルの一室にて政務官と対面。
参加した社会教育委員ひとりひとりが、今の教育に対する思いをまじえつつ原田政務官へ自己紹介と意見交換のひととき。
政務官からは「放課後子どもプラン」と「学校支援地域本部事業」の説明があった。

学校教育といえば、ゆとり教育から基礎学力を見直す内容への方向転換が話題になっています。
現場の先生はまた振り回され、余裕のない中で指導をしていかなくてはいけない。
そのような状況を鑑みて打ち出されたのが地域ぐるみで学校運営を支援する体制を整備する「学校支援地域本部事業」なのだと思う。

学校の先生はオールマイティであればそれに超したことはないが、スーパーマンじゃない。
中にはパソコンが苦手な先生だっている。
e-Lunchでは子どもたちの情報教育のお手伝いをしたいとずっと訴え続けている。
ネット安全事業で少しずつ学校へ行く機会が増えてきたとはいえ、ベースになる授業となるとNPOのような市民団体が学校へ入るのは未だ壁が厚い。

今回の事業は、そんな地域の人材と学校との橋渡しがうまくできる仕組みを作ることが主眼のようだ。
これは期待したい。



というような有意義なお話しをさせていただき、お次はランチタイム。



ハリーポッターが出てきそうな雰囲気のある議員会館の食堂で、お弁当をいただきました。

続いて国会。



衆議院議場を修学旅行の子どもたちと一緒に見学。
確か、私も6年生の時にここを訪れているはず。でも全然覚えてない。
今、大人になって改めて見てみると、テレビで見るよりコンパクトに感じる。
何よりいかめしいけど。
この議場で決まるさまざまな事が、日本国民の幸せにつながる事ばかりならいいのにな。



外は風もなくからりとした冬晴れでした。

寒風の玉露の里

2008-02-17 | 私の日常

風邪と花粉症のWパンチでちょっぴりブルーな週末。
特に予定もないし、ここはしっかり養生しないと、と思っていたら、やたらに長男が出かけようとうるさい。

そもそも長男は動物占いで言うところの”ひつじ男”で、やたら誰かと群れたがる。
ひとりで行動するより、常に誰かと一緒にいたいらしい。

で、なぜかふたりで出かけることになり、さらになぜか行き先が岡部町の山奥にある玉露の里になってしまった。



風は冷たいし、なにせ焼津よりも山奥なのでまだ梅も咲いていない。
とりあえず暖かいお茶室でお菓子とお抹茶をいただくことにした。
ほんのわずかな時間だったけれど、気分転換ということで。

そういえば、ここのところ立て続けにお茶席を楽しむ機会に恵まれている。
やっぱり日本人ね。
この雰囲気、結構好きなんです。
ほんの少しだけれど、手ほどきをうけておいてよかったわ♪

上記の写真はお茶室に飾ってあったつるし雛とお雛様。



お菓子は「ふきのとう」というおいしい練り切りでした。

長男とは車の往復を含めて、いろいろと話をした。
この子もうすぐ高3。
受験も本格化するし、1年後には家を出ることになるのでしょう。
だとすると、こういう時間も貴重になってくるのかな。
そういう意味では、こんな日曜の午後も良かったのかも。

そういえば、この玉露の里、長男は「オレ、初めて~。」って言ってたけど、実は施設ができたての頃、一度連れてきたことがある。
当時、長男は1歳のヨチヨチの歩き。
覚えているはずもないよね~・・・と、思って横を歩く長男を見ると、すでに私よりはるかに大きくて、すたすた歩いていた。

東へ西へ

2008-02-15 | 私のお仕事

昔、井上陽水のヒット曲で『東へ西へ』っていう曲が流行りましたよね。
(あれ?年がバレる? え?モックンも?)

いえね、まさに今日はそんな日だったので、そんな曲タイトルを思い出した次第です。

実は・・・急に来ました!!

花粉症。

みなさんのところではいかがですか?

私は一昨日あたりから、うっすらと引いてしまった風邪が引き金になったようで、いきなりくしゃみ鼻水がものすごい事になってます。

で、花粉症といえば、とてもよく効くかかりつけのお医者さまが富士川町(静岡県中部の東の端の山奥)にあるので、さっそく朝一で行ってきました。
いつもはわんさかいる患者さんも、なぜだか今日は少なくてすぐさまかかれてとってもラッキー。
帰り道には症状も軽減され、速攻で着替えて出社。

そしたら只今産休中の同僚が、三ヶ月の赤ちゃん連れで遊びに来てくれて、しばらく癒しの時間。
ぷくぷくに太った赤ちゃんのにっこり笑顔、たまりませんね~。
うちの子たちも生まれた時はこんなんだったのかな~。(ふんわり気分~♪)

Iさん、今日はありがとうね。是非とも早く復帰してね。待ってるよ~~~。



そして午後は西へ走る。

以前、非常勤講師を勤めたことのある静岡産業大学を訪問する事になりました。

講義でおじゃましていたのは藤枝キャンパスだったので、会社から車で15分ほどの場所でしたが、今日は初めて伺う磐田キャンパス。(東名高速1時間)

出張はもともと好きなので、遠距離移動も苦になりません。

初対面のO先生は、スポーツを専門とされているだけあっていかにも”スポーツマン”といったさわやか系で、とても明快なお話をされる方。
あっという間に双方のメリットが一致してお話が一定の結論に達しました。
こういう時間って本当に楽しいですね。
仕事の醍醐味を感じます。

ということで焼津を基点に東へ西へ走った日。
とても充実していて幸せな1日でした。感謝です。