ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ドバイ・マラソン 2008

2008年01月18日 13時58分50秒 | スポーツ
ドバイマラソンが開催された。このマラソン大会は2000年から開催されていて、今年で9年目。賞金総額が百万ドルは世界一リッチなマラソン大会と銘打っている。

フルマラソン42.195キロと10キロ、4キロの3種目が、それぞれ7時、10時半、11時半にスタートする。その気になれば、全種目を走ることも可能だ。現にお得意様はフルマラソンを余力を残して完走した後、4キロも走ったそうだ。

フルマラソンのコースは、ジュメイラ・ビーチ・ロードをマディナ・ジュメイラの前あたりで折り返すのはかわらないが、昨年ノボテルの前だったスタート/ゴールが、今年はザビール公園に変わった。これによりアップ・ダウンがなくなり、完全にフラットなコースになった。世界記録を出させようという意図がみえみえだ。

昨年は沿道で応援するだけだった私は10時半からの10キロにエントリーしていた。8時に起きて、フルマラソンは食事やストレッチングをしながらテレビで観戦する。快晴で朝の気温は10度前後だったろう、マラソンには少し暑かったかもしれない。海の方向から風が吹いていたが、お得意様によれば気になるほどではなかったという。世界記録保持者のエチオピアの選手ハイレ・ゲブレシラシエが独走で優勝賞金25万ドルを手にした。自己の持つ世界記録にはわずかに及ばなかったが2時間5分を切ったのは見事といえよう。来年こそはと早くも主催者に期待を抱かせたのではあるまいか。

私はと言えば、一週間前にドバイ・クリーク・ストライダーズの朝練に参加して、つい調子に乗りすぎ、ふくらはぎを痛めてしまった。ここ数日はアパートのジムで自転車をこぐくらいしかしていない。今日もサポーターをつけて、おそるおそる走りはじめた。一体何千人が参加しているのだろう、スタート直後はランナーで芋を洗うような状態だから、スピードを出したくても出せない。10キロを通してほとんど追い抜くばかりで、最後の200メートルはスパートしてゴールイン。記録は大学時代の自己記録の1.5倍弱といったところだが、この間の年齢や体重の増加、それに練習不足や当日のコンディションを考えれば上出来だ。

やはりスポーツは観るより自分でやる方が楽しい。また、一人で走るより大勢で走る方が楽しい。来年も走るぞって、それまでドバイにいればの話だが、、、

(写真は参加者全員にくれる記念Tシャツと、完走証のメダル。マラソンコースに入っていないエミレーツ・タワーズがあしらわれており、しかもワールド・トレード・センターより低いのはなぜだろう)


最新の画像もっと見る