ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ビーチ・サッカー ワールド・カップ・アジア予選 決勝

2007年08月19日 23時13分26秒 | スポーツ
遅れて行った自分を棚に上げて、金曜日の準決勝の日本の応援は、ドバイには邦人が2千人もいると言われる割には、寂しかった。東京から来たばかりの出張者を確保すると、お得意様にお声かけして、女性含み総勢7人で応援しに行くことにする。ハイアット・リージェンシーの「京(みやこ)」に19時に集合して食事をしてから、お得意様と私が運転する2台の車に分乗、シャージャーのアル・マムザ・パークの特設競技場に向かう。

3位決定戦の第3ピリオドが始まる20時40分頃に球技場に着くと、ピッチからみて左側にサッカー部の部員を中心に日本人の応援団が固まっている。昨日に比べると明らかに応援する人の数、特に女性が増えている。サッカー部では知り合いの女性に声かけをしようという号令がかかっていたのが多少は奏功したのかもしれない。

決勝戦が始まる前の君が代の斉唱。異国の地にあって歌うこの歌、自分を愛国者とは思わない私でも、単純に胸が熱くなる。

試合は日本が1点を追う展開で、3対4の惜敗。木曜日に3対6で負けた相手だから、善戦したと言ってよいかもしれないが、2度のペナルティ・キック(写真)をもらいながらいずれも失敗したのが痛かった。

日本は前日のイランとの準決勝に勝利して、ブラジルのコパカバーナで開かれるワールドカップへの出場権はすでに手中にしている。UAEとの親善のためには良い結果だったのかもしれない。逆にもし日本が勝っていたら、競技場からどうやって安全に脱出できるかと半ば真剣に心配した。

日本ではビーチサッカーの競技人口が少ないせいだろうか、報道も盛り上がりに欠けるようだ。間近に見れば、格闘技のようでもありそれなりに見ごたえがある。時々お誘いもあるので、当地にいる間に一度はチャレンジしてみようかと思う。

なお、20時にキックオフの3位決定戦では、日本に負けたイランがバーレーンに勝利して、ワールド・カップへの出場権を得た。

(下の写真は各ピリオドの合間の余興。他には金髪のチアガールのダンスもある。)



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