ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

サッカー アジア・カップ イラク初優勝

2007年07月31日 17時56分50秒 | スポーツ
サッカー=アジア杯、イラクがサウジを下し初優勝(ロイター) - goo ニュース

長女と一緒に帰省していた静岡から東京の自宅に戻り、録画していたアジアカップの最終戦を観る。結果がわかってしまっているゲームの常で、ゴールの直前まで早送りしてから、試合終了までを観る。

アジアカップで中東同士の決勝というのがこれまでにあったかどうか知らないが、日本人にとっては興味が薄いカードも、ドバイ駐在員となった私にはそれなりの感慨がある。このゲームだけは、できればアラビア語の実況を聞きたかった。ほとんどは意味不明だろうが、「アル・ハム・ドゥリラ」の使われ方で、どちらのチームを応援しているかがわかるはずだからだ。

ガルフ・ニュースで毎日のように報じられるテロのニュースを読んでいる私には、イラクの勝利が素直に嬉しい。この勝利は、戦争が終わってなお内戦状態が続くイラクの国民に希望を与えたに違いない。

サウジアラビアの監督が、イラクのチームを誉め称えているのに代表されるように、アラブ人全体がイラクにエールを送っているように思えた。ドバイに来てから観たスポーツのゲームの中で一番感動したゲームだ。


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