ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ドバイの交通ルール

2007年08月01日 23時45分51秒 | 車/交通事情
日本の運転免許証の更新のため、鮫洲の運転免許試験場に行ってきた。これまでは、ずっとゴールド免許だったので、世田谷警察所に行って30分の講習を聞けば良かったのだが、昨年10月にスピード違反でつかまって、今回は1時間の一般講習を受けなければならなかった。全然知らなかったが、普通免許と大型免許の他に中型免許がいつの間にかできていたりして、それなりに勉強になった。また、ビデオで、飲酒運転の怖さや、シートベルトの重要性を改めて学んだ。

ドバイでは、日本の免許を書き換えただけだから、講習というものはおよそ受けていないが、交通ルールについて少し書いてみよう。ユニークなのは、最低制限速度があることだろう。例えば、最高制限速度が時速120キロのシェイク・ザイード・ロードのように、最高制限速度が100キロを越える場合、最低制限速度は時速60キロだ。ただ、最高速度については10キロオーバー程度であれば事実上不問とされているのと同様、この最低制限速度違反でつかまるということは考えにくい。

飲酒運転については、日本以上に厳しい。日本でも、最近スケートの織田選手がつかまり社会的に厳しい制裁を受けたばかりだが、ドバイで飲酒運転がみつかれば、日本人でも刑務所に1ケ月以上入れられると言う。飲酒運転が露見するのが、例えば事故に巻き込まれた被害者であった場合でも、結果は同じだ。総領事館もことあるごとに邦人に対して、アルコールを飲むことが想定されるパーティー等に出席する場合、タクシーを利用するなど自分で運転しないよう注意を促している。もっとも、私がドバイに来た当初は英国人や日本人がディナーでワインやビールを飲んだ後に車を運転して帰宅するのを何度か目撃した。飲酒運転で刑務所入りということにでもなれば、我が社では懲戒解雇になりそうだ。また、自分の周りで逮捕者が出るというのもできれば避けたい。今後ますます注意しようと改めて思った。

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