ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ハリ・ポタ ドバイに現る

2007年07月21日 00時06分33秒 | 読む
ハリー・ポッター最終巻、米・英書店は厳重な警備の下発売準備(ロイター) - goo ニュース

7月20日付のガルフ・ニュースの1面にジャシャンマル・ブックストアという書店の広告が載っている。当地21日の午前3時に予定されている「ハリー・ポッターと死の洞窟」に全世界同時発売に合わせ、映画「ハリー・ポッター」シリーズの主演ダニエル・ラドクリフがUAE(ドバイ、シャージャー、アブダビ)の書店などを回るらしい。

初日はモール・オブ・ジ・エミレーツで21日早朝の2時から5時までだという。長女がハリー・ポッターの物語の大ファンなので、行ってみたい気もするが、ちょっとその時間ではつらい。

キリスト教国である米国などでは、ハリー・ポッターを反キリスト教的として批判する向きもあるようだ。ガルフ・ニュースの別冊タブロイドでは、「ハリーはハーマイオニと結婚するのか」というようなたわいないクイズを特集していたり、私の見る限りドバイでは無邪気な歓迎ムード一色だ。

魔法や魔女というのは、中世のキリスト教社会に派生したもので、イスラム教とは無縁だからだろうか。魔法使いの物語を買い求めるために、子供に手を引っ張られながらアバーヤを着た女性が書店の前に長蛇の列を作るのを想像するのは楽しい。

[21日23時追記]モール・オブ・ジ・エミレーツのカルフールで買い物をしたついでにジャシャンマル・ブックストアに寄る。店員に昨晩(というか今朝だが)何冊売れたのかと聞くと、400冊くらいという答だった。どういう人達が買っていったかは聞き損なった。(写真は21日19時頃撮影)。



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