アヒルのミューズ~LOHASの森~

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もみくしゃにされた菖蒲

2010-05-14 | ミューズのある日のアヒル日記
連休も明けた先週の終り、
LOHASの森の菖蒲が咲く場所を通りかかった時のこと。

ミューズ・・・
菖蒲湯はいった?

水浴び好きのは、
5月5日に限らず、
万年、水場を見つけては、バチャバチャしてる

聞けば、綾乃さんは毎年、
5月5日は菖蒲湯に、
冬至は、ゆず湯に入るのを楽しみにしてるそうなのだが、
今年も張り切って、菖蒲の束をスーパーで3束買って
お湯に浮かべたのだそうだ。

ところがである、不満げに「いつもと違った!」とつぶやいた。
例年付いてくる“ヨオギ”が、今年買ったその束には付いていなかったとのこと。
花屋でいつものは買うことが多いが、
今年は時間がなくて、
ついでのときにスーパーの店先の“野菜売り場”に並んでいたものを
買ってきたらしい。

そして、何より、
あの菖蒲独特の“香り”がほとんどしなかったのだそうだ。

どうして?
菖蒲って言えば、かなり独特の香りがするでしょ・・・
も思った。
そこで、調べてみたところ、
日ごろ菖蒲と言われているものには、
「花菖蒲」と「匂い菖蒲」というものがり、
菖蒲湯に使うのは、その「匂い菖蒲」なのだそうだ。
知らなかった…

そして、花菖蒲は、「匂い菖蒲」ほど香りがしないとのこと。

5月5日に、菖蒲湯につかる理由は、
「勝負」や「尚武」につながることから、
男児の武運長久を願って、
また、その薬効を利用しての民間療法だったり、
“邪気”を払う意味での一種の祈祷的な意味もあったらしい。
その邪気が強い匂いで逃げていくというはずの、「匂い」がなければ、
意味ないじゃな~い

お湯に浮かべて、
今年もその「匂い」を楽しみにしていたのに、
期待を裏切られた綾乃さん。
もみしごけば匂いが少しは出るかと、
菖蒲の葉を、ぐちゃぐちゃんにしたと見える“残骸”を、
連休明けのゴミ箱に発見しただった。

思うに、「花菖蒲の葉」だったのかもしれない・・・。

来年買うときは、「匂い菖蒲」を確認して買うことにすると、
ぶつぶつ、言っていた綾乃さんの“湯船の中の光景”を
想像して、少し可笑しくなった。
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