冬の終わり
金澤 ひろあき
冬に入ろうかという時期に、手術・入院をした。そして冬の終わりを告げるお水取りを見るに至った。病気はまだ続いているが、軽くはなっている。
天気も良いので、奈良まで足を伸ばした。春服になっている人もいる。木津川をこえた東大寺あたりで鹿を見た。梅が咲いている。退院後、一番の遠出になる。
3月14日は、お水取りのおたいまつの最後の日だ。6時20分頃、東大寺の二月堂のあたりから仰ぎ見た。
時が来ると鐘が鳴る。一本のたいまつが先導して二月堂に上がる。その後、一気に十本のたいまつが上がり、舞台にそろう。一気にやるので、15分ぐらいで終わった。さっと切り上げる最終回という感じだ。自分の目でおたいまつを見ることができたことを喜んだ。
春風や拳を軽く仁王像 ひろあき
水取りの最後の下駄の音ぬるむ
金澤 ひろあき
冬に入ろうかという時期に、手術・入院をした。そして冬の終わりを告げるお水取りを見るに至った。病気はまだ続いているが、軽くはなっている。
天気も良いので、奈良まで足を伸ばした。春服になっている人もいる。木津川をこえた東大寺あたりで鹿を見た。梅が咲いている。退院後、一番の遠出になる。
3月14日は、お水取りのおたいまつの最後の日だ。6時20分頃、東大寺の二月堂のあたりから仰ぎ見た。
時が来ると鐘が鳴る。一本のたいまつが先導して二月堂に上がる。その後、一気に十本のたいまつが上がり、舞台にそろう。一気にやるので、15分ぐらいで終わった。さっと切り上げる最終回という感じだ。自分の目でおたいまつを見ることができたことを喜んだ。
春風や拳を軽く仁王像 ひろあき
水取りの最後の下駄の音ぬるむ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます