明日の句会のお知らせ

　　　　　　　　　明日の句会のお知らせ

　一回お知らせを入れましたが、再度。
　桜が開き初めの３月25日、いつものように長岡天神で句会ができました。天満宮では、梅と桜の競演でした。その日の作品です。
長岡天神句会　2018年３月作品

車椅子二台積む日の冴返る　　　　　　中野　硯池
村中の古雛五百飾る寺　　　　　　　　同
沈丁花知らん振りする天邪鬼　　　　　青島　巡紅
あらぬところに生えているコンビニ　　同
うららかや結びし靴ひもまた解ける　　金澤　ひろあき
優し肌　蓮華をつまむ菩薩の手　　　　同
小庭にて菜種の横を猫よぎる　　　　　岡畠　さな子
桜餅本日中に二個ペロリ　　　　　　　坪谷　智恵子
吸って吐く風の掛軸　　　　　　　　　野谷　真治
抑揚つけお軸の由来春彼岸　　　　　　三村　須美子

4月より句会日が、第３日曜日になります。４月句会は
４月15日（日）午後２時より
場所　喫茶アーバン　阪急長岡天神東口すぐ　
※前回、最初の2句の作者名を誤っていました。記してお詫び申し上げます。

冬のスーパームーン

冬のスーパームーン　
　　　　　　　　　　　　金澤　ひろあき
　昨夜はスーパームーン。冬の済んだ空にスーパームーン。文のかわりに、句がいっぱい出て来た。
　　スーパームーン見上げて夢を浮き彫りに
　　スーパームーン冬バージョンの恋をする
　　とろけるように冬の朝日ののぼり来る
　　百円で買えるあたたかさ
　　裸木は死んだふりする知恵がある
　　ポイントをためる年末福笑い
　　別れ話かこんな寒い雨の夜
　　巴投げきれいに決まる冬の虹
　　別れ歌少しうるんだ寒の月
　　ポイントはたまりませんわ裸木です