北海道の身近な風景

北海道内の身近な自然の風景。

厚真町幌内地区の林道:8月18日2019

2019-08-18 17:40:20 | オフロードツーリング(HONDA XLX250R)

厚真町の厚幌ダムへ向かう道が

幌内地区でT字路で左と右で別れます。

左はダムで右は林道で道道59号(平取厚真線)に

抜けられるのですが、やはり途中でこんな

状態になっていました。

林道も最初は舗装になっており

少し行くと、崩落がありました。

下の写真の西側ですが、崩れた部分が

もう緑で覆われ初めています。

 

東側がひどく崩れています。

 

 

も少し山奥に入って行くと・・・

またまた大々的に大型砂防ダムのような

建造物を建築中でした。

離農して人家ももう全くなく、崩落個所を通れるように

するだけで十分だと思うのですが。

 

とにかく地震災害以上に山を削りつくし

巨大なグランドのようになっています。

 

道はここまで。

台風10号の影響で

川は泥川になっています。

 

この土砂がやがて海の渚の材料になって

いくのですが、砂防ダムで土砂をせき止めて

しまうので海岸性がどんどん浸食されて

日本の砂浜海岸が少なくなっていきます。

それに加え温暖化によって海面が上昇すれば

より、渚の減少は早まることになります。

そうなれば、今度は消波ブロックを埋め

防波堤を造る工事の仕事がまた入るので、

公共土木工事が尽きることはないのですね。

ある意味、マッチポンプのような感じもしますが。

1996年より公共投資が20兆円も減っているので

公共事業をどんどん増やして、景気を回復させるとの

考え方もありその通りですが、自然河川に戻す等の

自然を元通りに回復させる工事を行えば良いのですが、

いまだに自然を破壊する工事ばかりです。

二酸化炭素だけが温暖化の原因で電気自動車にすれば

解決する、みたいな短絡的な流れで世の中は進んでいますが

縄文海進という事実をみても、太陽活動の影響がほとんどで

温室効果ガスの影響などは微々たるものかも知れません。

実際にもデータ上、CO2の増加と気温の上昇は比例していません。

しかも太陽活動の変化によっては一気に寒冷化が進むことも

あり得るのです。

私は二酸化炭素の排出量の抑制に加えて、森林面積の回復、

砂漠化した地域に森林を復活させる努力はやはり非常に重要と

考えています。ところが二酸化炭素排出制限ばかりに

注目され、熱鍛雨林やシベリアの森林、身近な山里の森林も

どんどん減っているのが現状です。

夜は植物も二酸化炭素を排出しますが、日中は光合成により

まぎれもなく二酸化炭素を吸収して酸素を排出しているのですから。

 

プラスチックごみが実際にはリサイクルされずに

中国に売られ、そこからバングラデシュ等を経由して

海にまるごと投棄されていることなど、自分の生活行動が

そのまま海洋汚染を引き起こしているのに

一般的にはゴミ分別で、日本は環境保護に成功している

ような錯覚さえ抱かされています。

 

農地の新たな開発も含め、自然生態系を壊してお金を稼ぐ

のではなく、生態系を守ることでお金を稼げるようにして

いきたいものです。

 

 

 

 

 


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