まいらいふ

田舎の日常を楽しいことだけピックアップしながらボチボチお届けしてます。一生懸命でドジな田舎のおばちゃんの毎日です。

読書

2008年01月26日 | 


今日も寒い日でした。昨日から雪が降ってたのに、朝積もってるかな?って思って外に出てみると な~んだあ。道は凍ってなかったよ
やっぱし、温暖化なのか? 寒いとは感じるのですが、それほどでもないのかも
良かったです。お仕事にも余裕で行けました。

東日本は大変な様子です。いかがですか?気をつけてくださいね。

この本、去年の暮に友人が貸してくれた本です。
職場に持って行ってお昼休みに読んでました。
とっても感動したのでご紹介しま~す。



重松清さんの「卒業」です。

4編のお話があって、それぞれの「卒業」を経験する家族のお話です。これはとっても良かった。泣けてしまいました。

一言で「卒業」と言ってしまえばそれで終わりなのですが、卒業にもいろいろあって「それぞれの悲しみを乗り越え新たな旅立ちを迎えるための卒業」って書いてありました。まさにその通りで、4編の全てがハッピーエンドで終わってくれていてそれぞれの悲しみを乗り越える場面がとても上手くやさしくて心に残る本です。

今日は最後の場面がホントに涙なしには読めなくて、お昼休みに必死で読んでました。
あと2ページくらいになった時、「まいらいふさん?」って呼ばれました。
なんじゃ?今、いいところなのに!!って思って泣きながら顔を上げるとそこには社長が??? 
「へ?」 時計を見るとお昼休みは5分も過ぎておりました 
あまりに感動しながら必死こいて読んでましたので、キンコン鳴ったのにも気づかず 社長がそばに来ていたのにも気づかず ひゃ~~~ 
「はい? 何でしょうか?」 
こうなったら開き直るしかありません。 
「いや!取り込み中悪いんじゃけど、これやって欲しいんじゃけど」ってさらっと言われました。まるで何事もなかったかのように……
「はい  わかりました」私もさらっと返してやりました。
も~ええとこじゃったのに 感動の涙が台無しじゃわ~って思ってしまった私ってどうなん?

そういえば、高校時代にもそんな場面があったような
それこそお昼休みに星新一の本読んでて先生が来たのも気づかず本の中に入ってたら、
「おい、まいらいふ! そんなにおもしろいか?」
って先生に言われたような…… で、「はい!」って答えた記憶が あれはもうず~っと前のことだわ~。懐かしい~~~。
なんて懐かしがっている場合ではなかったのでした。

気をつけにゃいけんね。