まいらいふ

田舎の日常を楽しいことだけピックアップしながらボチボチお届けしてます。一生懸命でドジな田舎のおばちゃんの毎日です。

お久しぶりです

2009年10月11日 | 
時々
今日はなんと10月11日~~~

皆様、大変おひさしぶりでございます。

いやいや、なんと前回アップしたのはなんと7月????
自分でもビックリしております。
そんなにPCから遠ざかってたのかと……。いや、さぼってたのかと……。
なんとも怠慢の一言でございます。へへへ。

ブログ始めて3年目となり、始めた頃のブログを見たりしておりますと、なんか毎年同じことばっかしやっとるなあ~~~。なんて思い始めてしまい、毎年おんなじことを載っけてもなあ…… な~~んて色々考えているうちになんとなくブログから遠ざかっておりました。

その間、稲刈りやらまちかど展覧会やチクチク完成やら、婆さんのことやら、この2ヶ月の間にブログに載っけなくては……。って思うことがたくさんありまして、またまた再起してボチボチと頑張っていこうと思っておる所でございます。
皆様見捨てないでね。 なんだか訳の分からない話になりましたが、よろしくお願いいたします。

さてさて、今年春頃から作り始めていた私の実父の本が仕上がりました。



お仕事では結構たくさんの本を作成していますが、自分の思いを入れ込んだ作品ってのは始めてで。なんだか感慨深いものがあります。
総ページ数 カラーページを入れると約120ページ位の本に仕上がりました。

    

これは祖父さんの文字です。この文字を解読し、上にスキャニングして貼り付け、下に翻訳して文字を打って仕上げました。昔の人の書いた文字なので、平かな部分は全てカタカナになっとります。

 

親父様の妹、私にとっては叔母さんとなる人は大変協力的で、当時の中国の地図なんかも図書館で調べてくれて送ってくださいました。

 

最後に親父様と親父様の兄弟あと2人に後書きと前書きを書いてもらい、やっとのことでしあがりました。



我が家で20冊分両面出力し、職場に持っていって製本作業をお金払ってやってもらい、出来上がりです。紙の厚さも結構厚い紙で出力しましたので、1センチ位の本になりました。

先日親父様に納品し、とっても喜んでもらえました。
しかし、くたびれた~。 

これで、PC作業は終わりました。またまたブログも落ち着いてできると思っております。頑張ってアップしますので、よろしくお付き合い下さいませ~。


タイムマシン

2009年06月25日 | 


今日はとってもいいお天気 な~んて喜んでいていいのか??
梅雨だというのに……。この暑さ 
田圃は雨を欲しがってます。 梅雨時期にはやっぱし雨欲しいですなあ。

先日美容院に行った時、暇つぶしに本でも持って行こうかな???
って思って持って行った本がこれ
広瀬正??? あんまり聞いたことがないなあ
SFとか書いてあるし、読んでみるべ



読んでみると、戦時中の空襲の最中タイムマシンで行ったり来たりするお話。星新一ファンの私としては頭がこんがらがるけどなんだか面白い

美容院でパーマのお釜???みたいな物の中に入って、熱いな~なんて思いながら読みました。すんごく熱中してたのか? 熱をあてる機械がちょっとずれてしまって、ブーって音が
「じっとしててください
な~んて言われながら読みふけってしまった。
こんな訳わからんSF小説が大好きなので、美容院の待ち時間があっという間に経ってたわあ。
広瀬正って大正13年生まれのおじいちゃんで、もうすでに他界されておった
今、夜な夜な頑張って作成してる本と時代が被っていて、なんだかじいちゃんが「これ読むとこっちも読みやすいよ」って与えてくれたような……

4月に実家の戦死した爺様の法事に行って皆でワイワイ話していると、親父様が
「じいさんのこんな日記が出てきたんじゃあ。」
「従軍日記????

この戦死したじいさんは親父さまが小学校1年生の時に戦死していて、親父さまにとっての血を分けた父親像が薄~い記憶しかないのです。
婆ちゃん(親父さまにとっての母親)も惚けてしまってさっぱりなので、親父さまと父親を結ぶものがこの日記のみという代物で

「なんと!これをまとめてみんか?」

と言うので、仕方なくチクチクもブログもそっちのけで、夜な夜なポチポチと作成しておる次第です。

これが大正生まれの人ではあるし、戦争中の日記だし、ひらかなは全部カタカナだし、戦地が中国だし……。
読もうにもなかなか読めん



こんなページが80ページ
好きなパッチワークは夜な夜なやってもスイスイ進むのに興味の無いことはすぐに眠たくなる なかなか進みましぇ~ん あははは。



こんな写真もあります。なんかテレビで見る世界みたいです。なかなかグロテスクでございます。どうやらじいさんは看護兵らしくこんな人たちの後を付いていって、けが人の収容やら戦死した人たちのお世話をしていたみたいです。
兵隊さんって言ってもいろんなお仕事があるもんですなあ。

戦地でこんなお仕事をしながら3年行って、何ヶ月か帰って来てみたいな生活をしていたようです。子作りだけに帰ってきてたのか?って思われます。定かなことはさっぱり分かりません。
が、私も写真でしか見たことのないじいさまの人となりを見つけたような、気がしました。
叔母様(親父様の妹)にも校正を手伝ってもらってます。
叔母様には大変感謝されまして、この叔母様にとっては生まれて何ヶ月かの時に戦死しているので、叔母様にとっては記憶にない人なのでありますが、
「お父さんに会えたよ。ありがとう」って

もう少し、頑張らねば

読書

2008年01月26日 | 


今日も寒い日でした。昨日から雪が降ってたのに、朝積もってるかな?って思って外に出てみると な~んだあ。道は凍ってなかったよ
やっぱし、温暖化なのか? 寒いとは感じるのですが、それほどでもないのかも
良かったです。お仕事にも余裕で行けました。

東日本は大変な様子です。いかがですか?気をつけてくださいね。

この本、去年の暮に友人が貸してくれた本です。
職場に持って行ってお昼休みに読んでました。
とっても感動したのでご紹介しま~す。



重松清さんの「卒業」です。

4編のお話があって、それぞれの「卒業」を経験する家族のお話です。これはとっても良かった。泣けてしまいました。

一言で「卒業」と言ってしまえばそれで終わりなのですが、卒業にもいろいろあって「それぞれの悲しみを乗り越え新たな旅立ちを迎えるための卒業」って書いてありました。まさにその通りで、4編の全てがハッピーエンドで終わってくれていてそれぞれの悲しみを乗り越える場面がとても上手くやさしくて心に残る本です。

今日は最後の場面がホントに涙なしには読めなくて、お昼休みに必死で読んでました。
あと2ページくらいになった時、「まいらいふさん?」って呼ばれました。
なんじゃ?今、いいところなのに!!って思って泣きながら顔を上げるとそこには社長が??? 
「へ?」 時計を見るとお昼休みは5分も過ぎておりました 
あまりに感動しながら必死こいて読んでましたので、キンコン鳴ったのにも気づかず 社長がそばに来ていたのにも気づかず ひゃ~~~ 
「はい? 何でしょうか?」 
こうなったら開き直るしかありません。 
「いや!取り込み中悪いんじゃけど、これやって欲しいんじゃけど」ってさらっと言われました。まるで何事もなかったかのように……
「はい  わかりました」私もさらっと返してやりました。
も~ええとこじゃったのに 感動の涙が台無しじゃわ~って思ってしまった私ってどうなん?

そういえば、高校時代にもそんな場面があったような
それこそお昼休みに星新一の本読んでて先生が来たのも気づかず本の中に入ってたら、
「おい、まいらいふ! そんなにおもしろいか?」
って先生に言われたような…… で、「はい!」って答えた記憶が あれはもうず~っと前のことだわ~。懐かしい~~~。
なんて懐かしがっている場合ではなかったのでした。

気をつけにゃいけんね。

一路ちゃんかわい~!!!

2006年09月28日 | 
時々

今日は秋らしい風もあってわりと雲の多いお天気でしたよ雨が降るかな~と思ったけど結局降らなくてお花たちが水が欲しいって言っています

今日は前に読んで大好きになった本を紹介しま~す

花田少年史って漫画ですけど知っていますか?今年映画化もされていてちょっと興味があったので購入して読んでみました

ホントに近所でも大評判の悪ガキ一路が幸いにも急死に一生を得てからオバケが見えてしまうというお話です

私は不思議なお話が好きでちょっと興味本位で読んだのですが、内容がすごくいい
一路ちゃんの悪ガキ振りには閉口しますがでもすごく懐かしい感じのガキ大将でホントに子どもらしい子どもですそんな子がすごく恐がりででもオバケとの交流がとても楽しくて人情があって心が温かくなるお話ばかりです

一色まことさんの本ですが、この人の本はとても好きで大ファンになってしまいました

全5巻全て購入して読んでしまいました

良かったらみなさん読んでみてくださいおもしろいですよ~