大学は卒業式

先ほどの地震、大きかったですね。横揺れが長く続いたように思いました。丁度、夕食の支度を初めようかとしているところで、まだ火は使っていませんでした。椅子に座っていたのですが、最初、自分の身体が揺れているかなと思いきや、地震だと気が付きました。TVをつけたときは、すでに地震の報道がされていました。

東日本大震災から１０年が経過しましたが、まだ、大きな余震が続いているのだなと思ってしまいます。２０日といえば、地下鉄サリン事件が起った日です。すでに４半世紀が過ぎて人々の記憶から薄らいだのではないかと思いますが、自分にとっては忘れられない日でもありあす。というのも、当時、自分は大学に勤めていました。卒業式は、曜日に関係なく３月２０日です。式典では職員夫々に役割が振り分けられていましたが、自分は事務局での待機でした。式典の最中に臨時のニュースがあって、それがサリン事件でした。途中から卒業生の安否を気遣う追い合わせ電話で大変だったのを覚えています。

今日も大学は卒業式が行われています。昨年は、式典は中止として、卒業証書は郵送ということになってしまいました。今年は、密をさけるために、２回に分けて、式典を行っています。式典の時間も短縮されています。木曜日の会議のときに、大学の学長と少し話す機会があって、卒業式、入学式の話もしていました。女子学生の袴姿は華やいだ雰囲気を回りに与えます。校門の入り口に、卒業式の看板が出ていますが、そこの前で記念撮影をしている卒業生が多くいました。例年ですと、父母の参加も多く、式場のアリーナの父母席に入りきらす、サテライト教室で式典の様子を見てもらうこともしていました。今回、父母は参加できませんでしたが、式典だけでも出来たので、良かったなと思っています。