隅田川の桜

お天気も良く、家にこもっているのが、なんとも我慢が出来ず、郵便物を出しながら、出かけてきました。
不要な外出の自粛要請がされていますので、交通機関も空いていました。普段なら座席に座ることが出来ないのに、乗車駅から座れていました。お昼も時間をずらして、お店に入ったのですが、空き席が目立ちました。

歩いてきた先は、浅草の隅田川沿いです。桜も終わりに近いかなと思い、どこか見にいってみたかった次第です。例年なら、お花見客で混んでいるのですが、人出は多くありません。公園では、親子で遊んでいる姿が目につきます。浅草で隅田川の桜といえば、吾妻橋から言問橋の間の両側をみて歩いていましたが、言問橋の上流に桜橋という歩行者専用の橋があって、今回はそこまで行ってみました。

言問橋のたもとには、牛嶋神社があって、隅田公園も桜が綺麗な場所でもあります。これまではそこから上流には行ったことがなかったのですが、桜橋まで行きましたので、はじめての場所になります。桜橋と言問橋の中間点当たりに、三囲神社（みめぐりじんじゃ）というのがあって、川沿いから見る石の鳥居が目立っていました。
浅草には何回も行っていましたが、牛嶋神社までで、三囲神社は初めてでした。神社の由来なども読んでいました。三井家（江戸時代の豪商、現三越）と関係があって、池袋の三越が閉店したときのライオン像が、境内に安置されていました。
行きなれている場所なのに、あだまだ知らない場所があるのだなと思った次第です。
少しだけ先にいけば、また新しいことに出会えるかもしれません。
風が吹くと、桜の花びらが舞っていました。

今日の１枚は、三囲神社の石の鳥居です。