小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
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山本山高原菜種油ができました!

2008年01月28日 11時48分49秒 | 小千谷(新潟)
26日NPO法人スローライフ小千谷主催の「山本山高原菜種油開発完成披露式」にお邪魔してきました。





理事長、来賓の方々のお話のあと、広大なる山本山高原の土地を興すところから菜種油が製品になるまでの行程がスライドショーでわかりやすく紹介されました。




種を蒔く日も気温37℃と暑かったけど・・・。






収穫した菜種を乾燥させる作業は真夏にビニールハウス内で行われ、もっと大変だったんですね。
(溶けそうな暑さの中で原始的な作業を体験された方からどっと笑いがあふれていました。ハウス内40℃以上あったんじゃないかというお話。作業期間は約1ヶ月だそうです。)



搾油はスローライフ小千谷さんのネットワークを生かし長野県信濃町の黒姫高原ファミリーファームというところで行われました。
(菜種収穫量470㎏ 菜種油59L)




油カスは飼料や肥料として有効活用されます。
スローライフ小千谷さんはこのようにゴミになるものをできるだけ少なくして資源として地域で生かす「資源循環型農業」を目指しているのです。





山本山で採れた油が小千谷市内の小中学校や幼稚園保育園などの給食にとりいれられたり、廃食油がせっけんやBDFにリサイクルされて地域で循環できたらいいですね。




この「小千谷山本山高原食用なたね油」は試作で3ラベル。(中身は同じです。)
今後ビンのサイズやふたの改良なども検討し、近いうち市場にもでまわるとのことでした。
今春、塩谷や川井など各地で行われる山菜まつりでこのラベルを見かけることがあると思います。
よろしくお願いします。