新 どんぶらこっこの毎日  

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角屋でお琴の演奏会

2014-03-01 20:56:53 | どんぶらこっこの毎日

今日は、妹君と、京都島原の角屋もてなしの文化美術館 で吉岡紘子先生のお箏の演奏会を聴いてきました。吉岡先生は、あめんぼ座の演出でお世話になっている菊川先生の奥様で箏の演奏家なのです。尺八や三絃(これは吉岡先生が演奏)十七絃もあり、吉岡先生の箏の曲の解説もあって興味津々の内容でした。あめんぼ座の泉谷先輩もいらしてました。いつも飄々とした泉谷先輩。妹には、ラスタ公演の「ははははは」の朗読の人だよと教えてありました。(行った人しかわからんネタですいません)

 演奏の前後には、角屋の理事長さんの熱のこもったご説明もありました。会場の角屋は、花街島原の揚屋(料理屋)。今は残念ながら営業されてないのですが、昔は、宴会の依頼があれば、お料理は揚屋の御座敷にご用意し、芸者さんは近くの置屋から派遣してもらうシステムだったということでした。

江戸時代には与謝蕪村はじめ文人墨客が訪れ、また幕末には、新選組の屯所のあった壬生寺からは徒歩20分という近さもあり、西郷隆盛はじめ幕末の志士が多く出入りしたそうです。日本の歴史が大きく動いた地でもあったのですね。解説によれば、あの頼山陽が広島のお母さんを招いて、島原の遊女を総揚げして楽しんだというのは、角屋の南隣の店だったとか・・・。

頼山陽や幕末の志士の時代を懐かしみながら、大広間で新作の琴と尺八の演奏を聴くとはなんという贅沢なことでしょうか・・・。

その後、島原の町をぶらぶらしながら旧跡めぐり、五条を通って四条大宮に向かいました。

大通りから一筋入っただけなのに、風情漂う石畳の街並みが続き、なんだか懐かしい気持ちでいっぱいになりました。こぬか雨にぬれつつも、それすらも春の匂いでありました。(写真は、島原の大門です。この門をくぐれば花街・・・・)

おやつ⇒フルーツパーラー ヤオイソ 四条大宮の老舗果物店のフルーツパーラー。フルートサンドイッチとミックスジュースをいただきました。口の中でしゅっと溶けていくような新鮮な果物でした。

おみやげ⇒菱屋せんべい 「うすばね」 島原大門すぐのお店。すけてみえるくらいのうっすいせんべいです。おいしいです。

      ⇒漬物 川勝總本家 五条の本店限定品もあり感激。季節を舌で感じる贅沢。あんまりおいしいので田舎の母にフレッシュな漬物を送りました。

                    オススメは甘い梅漬を大根漬けにそっとそえたもの。桜茶でいただきます。

      ⇒絞り工房にしむら お店の奥の工房で創られた一点ものの絞りの小物がいっぱい!目移りしてしまいます。ふんわりタオルハンカチをいただきました。(体験教室もある)

御夕飯⇒手打ちうどん春日井 カツオのおだしのやさしい味。ほっとします。天婦羅と一緒にいただきました。すっきりときれいな店内。ご近所の方も常連とお見受けしました。

贅沢な一日でした。菊川先生、吉岡先生、角屋の皆様、ありがとうございました。

 *行かなかったけど気になったお店 両国ちゃんこ(JR丹波口すぐ)

 

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