花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

コンギク 秋の庭に咲く花達

2017-11-03 | 花の写真

 秋も深まり、派手な花が少なくなり、自宅の庭もこじんまりとした花ばかりになりました。

 

 ☆ コンギク(紺菊)

 キク科アスター属、花期:10月~12月

 ノコンギクの園芸品種、鑑賞用に栽培されたもの、舌状花以外はノコンギクにほぼ同じ。

 

 

 ☆ ウインターコスモス(ビデンス)

 キク科センダングサ属、花期:7月~1月位(種により違う)花期が長い。

 ”イエロー・キューピッド”は晩秋から初冬にかけて咲く高性品種。 

  

 

 ☆ (星咲き)ゼラニウム

 フウロソウ科テンジクアオイ属、

 真夏と真冬以外は花を咲かせてくれる花。

  

 

 ☆ キッショウソウ/キチジョウソウ(吉祥草)

 ユリ科キチジョウソウ属、常緑多年草、花期:8月~10月。

 (ツゲ科のフッキ草も別名をキショウソウと言うこともある)

 吉祥は「めでたい兆し」とか「よい前兆」とかの意味。

  

 

 ☆ アゲラタム(郭公薊)

 キク科カッコウアザミ属、常緑多年草(春まき1年草扱い)、花期:5月~10月、

 紫やピンクの小花が密生し、育てやすい花です。

 容器栽培向きの矮性種と草丈が高い花壇向きの高性品種がある。

  

 

 ☆ ツワブキ(石蕗)

 キク科ツワブキ属、常緑多年草、日本、台湾原産、花期:10月~12月、

 日陰でもよく育ち冬でも緑の葉っぱが枯れずに茂っているのでよく庭園に利用される。

   

 

 ☆ イワシャジン(岩沙参)

 キキョウ科ツリガネニンジン属、多年草、花期:9月~10月、

 秋の山野草を代表する植物です。

  

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コウヤボーキ 細いヒモ状のリボンの様な花が咲く草木

2017-11-02 | 花の写真

 秋になると裏山の木の間にたくさん咲くコウヤボーキです、それに似たような花の草木を集めてみました。  

 

☆ コウヤボーキ(高野箒)

 キク科コウヤボーキ属、落葉小木、別名:タマボウキ

 枝先に白い箒をひっくり返したような花が咲く。高野山でこの箒を使ったことから。 

  

  

  ▲木漏れ日の中、誰も通らない草藪にたくさん咲いています。

 

 ☆ カシワバハグマ(柏葉白熊)

 キク科コウヤボーキ属、多年草、草丈30~70cm、花期:9月~11月、

 頭花は数個固まって咲き、花冠は白色、先が5裂し先端がカールする事が多い。

 葉は茎の中程に集まり、卵状腸楕円形で牙状の鋸歯で、カシワの葉に似ている。

 ハグマ(白熊)とは中国産の「ヤク」という動物の白い尾。

   

  

 ハグマの仲間もいろいろ有りますが、写真が無く紹介できませんでした。

 オケラも昔は家の周りにあったが今は無く、写真を探しましたが分かりませんでした。

 

 ☆ トキワマンサク(常盤満作)

 マンサク科トキワマンサク属、常緑小高木、花期:5月頃

 常盤とは常緑を意味し、常緑のマンサクがトキワマンサク、垣根、公園、花期等いろいろに利用される。

   

  ▲この写真は17/9/21撮影したもので、上記の花期に合わず投稿を見合わせていました。

   下記のベニバナマンサクも16/9/7撮影したものです。

  マンサクは早春と思っていましたので、しかし花、木はマンサクのようですので時期外れ咲き?

  又は園芸品種で秋咲きもあるの? とりあえず掲載しておきます。

 

 ☆ ベニバナマンサク(紅花満作)  別名:アカバナマンサク

  

 

 ☆ シロダモ(白だも)

 クスノキ科シロダモ属、常緑高木、花期:10~11月、雌雄異株、

 山野に生える高さ10~15m、葉は4~8cmの長楕円形、全縁で3脈が目立つ。

 葉は互生で枝先に集中する。

 果実は楕円形で翌年の10~11月に赤く熟す。従って花と実が同時に見られることもある。

 (マンリョウやチャ等も花と実が同時に見ることができましたね)

  

  

 ▲この写真の花は雄花と思われます。長くのびているのは雄しべの腺体。

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ブラジルヤシ いつも行くのに気が付きませんでした。

2017-11-01 | 花の写真

 買い物に出掛けているショピングセンター「コピオ楢原」で先月始めて、

 ブラジルヤシが、街道沿いの緑地帯に実を付けているのを見て、その1週間後に、

 もう1本並んでいるのに驚きました。

 何年も前から通っていましたが、横道の駐車場入口から出入りして全く気がつきませんでした。

 散歩する時にしかコンパクトデジカメを持ち歩いていませんでしたが、8月からブログに移り、

 常に携帯するようになったお陰かも知れません。

 

 ☆ ブラジルヤシ

 ヤシ科ブラジル属、常緑低木、ブラジル原産、高さ5~7m 葉は大きな羽状複葉で、薄緑色から青味がかった灰色、葉は大きく曲がり長さ1.5~3m、春に白い花を咲かせ、秋に果実が橙黄色に熟し食用となる。

 業界では「ココスヤシ」で流通している。

 似たヤシにヤタイヤシ(アルゼンチン原産)があり、果実が少し大きく、色が橙より赤みが強いのでブラジルヤシとした。

 

 ▲最初にに見たヤシ

 

 ▲1週間後に見たもう一本のヤシ

   

  

 ▲左一本目、右二本目のヤシ

 

 ☆ ソテツ(蘇鉄)

 ソテツ科ソテツ属、常緑低木、

 幹は円柱状で径約30cm、古い葉の基部が残って黒褐色を呈する。

 

 ▲こちらは駐車場近くですので、いつも見ていました。

 

 ☆ シュロ(棕櫚)

 シュロはヤシ科ヤシ属の総称で5種以上が属している。

 狭義には、1種のワシュロの別名とされることがある。しかしワシュロは葉が垂れるとあるので、

 トウジュロ(唐棕櫚)ヤシ科シュロ属、

 ワジュロよりも樹高、葉面が小さく、葉の先端が下垂れしないのが特徴で、ワシュロより庭木によく利用される。

 

   ▲駐車場とお店の境に、何本か並んで植えてある。

 

 ☆ ドラセナ

 ドラセナ・ドラコと思われますが似たものもあるあるため?詳しい方は教えて下さい。

 リュウケツジュ科ドラセナ属、リュウケツジュ、常緑高木、カナリア諸島原産、

 高さ20m以上になる高木、ドラセナの仲間では最も大きな種類。

 葉の形は線状披針形、幼木は観葉植物として利用。

 

 ▲お店の裏側の緑地帯にてソテツと並んでいました。

  ネットではニオイシュランも似ていましたが、

 

 お店の駐車場にその他の木もあります。

 花でも何でもその気になって見ていないと見えないんですね! 

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