普通に、”実りの秋”とは、穀物や果実等の収穫が多くなる季節について使用しますが、
時期を同じくして近所周辺の木に付ける実について一部を集めてみました。
☆ ヤマボウシ(山法師)
ミズキ科ミズキ属、花期:6~7月、近縁種にハナミズキ(アメリカヤマボウシ)がある。
☆ サンショウ(山椒)
ミカン科サンショウ属、日本、朝鮮原産、別名:ハジカミ、花期:3月下旬~4月
香辛料として新芽、若葉、蕾、果実を食用として利用する。
雄株と雌株があり、当然ながら雄花と雌花は違う、写真は実を付けているので雌株です。
☆ エゴノキ(野茉莉)
エゴノキ科エゴノキ属、別名:チャシャノキ、ロクロギ、有毒植物、実の味がエグイ為の名。
花期は5月頃、小枝の先端に房状の白い花を下向きに多数付ける。
☆ コムラサキ(小紫)
クマツヅラ(シソ)科ムラサキシキブ属、
ムラサキシキブを小さくしたもので、良く似ているが細かな点に違いがある。
コムラサキの方が出回っている。
☆ シロミノコムラサキ(シラタマコシキブ)
コムラサキとムラサキシキブの違い
コムラサキ(園芸品種) ムラサキシキブ
葉の形 *先端半分位にギザギザがありやや細目、 ・細かいギザギザが周りにある。
実の付け方 *びっしりと付ける、 ・ややまばらに付ける。
花柄の位置 *葉柄の付け根少し離れて花柄、 ・葉柄と花柄はほぼ同じ場所から。
木の大きさ *1.5m位までで、下に垂れたりする、 ・大きく3m位に真っすぐ伸びる。
☆ ゴンズイ (権翠)
ミツバウツギ科ゴンズイ属、
初夏に咲く花は黄緑色で目立たないが、実は遠くからでも一目を引く。
☆ シロヤマブキ(白山吹)
バラ科シロヤマブキ属、白い花のヤマブキではない、ヤマブキとは全く別種、
立ち姿が似ているので名付けられた。
晩春に、枝の先に白色の4弁の白い花を1個つける、小さな黒い実がなる。
☆ ナツメ(棗)
クロウメモドキ科、ナツメは赤茶色に色付く果実部分を言う。
夏に入って芽がでること(夏芽)に由来する。果実は乾燥させ、菓子材料や生薬として利用されている。
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