セミの元気よく鳴く声が、煩い位に朝から晩まで迫ってきています。
暑い夏も、いよいよツクツクホウシの声が聞こえるので、盛りは過ぎるのかな?とも。
今回は、今年になって見たセミをアップしてみます。
カメムシ目あるいは半翅目(はんしもく) は、昆虫の分類群の一つで、口が針状になっているのが特徴です。
カメムシのほか、タガメ、アメンボ、セミ、ウンカ、アブラムシなど、
人間に関わりのあるものも多く、非常に多様性に富むんですね。
セミは、日本に約30種、世界では約1600種が知られているようです。
と言っても、子供の頃からの下記の5種程しか見ませんが、、
▼ニイニイゼミ
セミ科セミ亜科 大きさ:(翅端まで)32-40mm 時 期:6-9月
灰褐色のまだら模様が特徴の小ぶりのセミ。名は鳴き声が「ニィニィ」と聞こえるので、
ほかの種類よりやや早く、6月頃から見られる 。
ほかの種類よりやや早く、6月頃から見られる 。
上写真は羽化直後のような気がします、 下は模様もはっきりして成虫になったものと思います。


▼ヒグラシ(日暮、蜩 )
セミ科セミ亜科 大きさ:(翅端まで)39-48mm 時 期:6-9月
褐色地に黒色と緑色の斑紋があるセミ。体色には変異が多い。
山地の薄暗い林に多いが、都会の公園にもいる。
山地の薄暗い林に多いが、都会の公園にもいる。
おもに夕方と早朝に「カナカナカナカナ‥」と哀調のある声で鳴く。
俗称カナカナ(ゼミ)としても知られる。 子供の頃はカナカナと言っていました。


▼ミンミンゼミ
セミ科セミ亜科 大きさ:(翅端まで)57-63mm 時 期:7-9月
黒地に緑色の斑紋があるセミ。
ミーン、ミンミンミンミーーと鳴く。関東以北では平地で見られ、西南日本では低山地に多い。
ミーン、ミンミンミンミーーと鳴く。関東以北では平地で見られ、西南日本では低山地に多い。


▼アブラゼミ(油蟬、鳴蜩 )
セミ科セミ亜科 大きさ:(翅端まで)53-60mm 時 期:7-9月
茶色のまだら模様の翅を持ったおなじみのセミ。
真夏、いたるところに現れ、ジージーと油が煮えたぎるようにうるさく鳴く。
真夏、いたるところに現れ、ジージーと油が煮えたぎるようにうるさく鳴く。

▼ツクツクボウシ(つくつく法師、寒蟬)
セミ科セミ亜科 大きさ:(翅端まで)40-47mm 時 期:7-10月
細身で黒っぽく、緑色の斑紋があるセミ。
姿よりも「オーシィ・ツクツク・オーシィ…」という鳴き声で有名。
姿よりも「オーシィ・ツクツク・オーシィ…」という鳴き声で有名。
都市周辺でも普通に見られる。どこにもいるわりには姿を見ることは少ない。


ニイニイゼミの抜け殻は全身に泥をかぶっているので、ほかのセミの抜け殻と容易に区別がつく。


幼虫 至る所に抜け殻があるが何セミか区別してない。


羽化して成虫になる前に何かに襲われたのか?生きるのは大変なことです。

<アブラセミの一生>
8月中旬、ケヤキの低い所に、アブラゼミが、お腹から産卵管を木の皮に突つき刺して、卵を産みつける。
卵は長さ2ミリほどの細長い米粒の様ような形をして、そのまま冬を越し、
翌年の6月頃、孵化して幼虫になり、地面に落ちて土にもぐり、幼虫は木の根から汁を吸い、5年かけて成長します。
成長したセミの幼虫は、夏が来ると外に出て羽化し、成虫になる。
羽化は夕方日が沈んで暗くなってから始まります。
セミが鳴くのは、体が成熟した数日後からで、鳴くのはオスのセミだけで、メスは鳴きません。
セミの成虫は短命で、その寿命は「一週間」と言われていましたが、実際は10日以上で、
セミの種類によっては3週間から一ヶ月と調査された記録があるようです。
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山里に住む妹も 今年は鳴かないと・・
わかりやすい写真とコメント
よくこれだけ撮れたものと感心します
やっと地上に出てきて・・
大きな声で鳴くオスに敬意を払って
この町で会えれば と思います (*^_^*)
家の周りにはセミの抜け殻だらけですから、
夜出て見れば羽化に出くわすかもしれませんが、見に出ていないです。
子供の頃、夏休みの自由研究で見ていたの思い出します。
カラスウリの花も夜咲くので見に出ていないです。
自然で見られたものが見られなくなるのは寂しいですね。
昔はこの辺でも、ホタルやカブトムシが飛んで来たこともあるんですよ。