花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

春の野草花 カタクリ、セントウソウ、カキドオシ、キュウリグサ 他。

2022-04-01 | 野草(花)
散歩途中の道端にも多くの花が咲いているのが見られるようになりました。
相変わらず小さな花はうまく撮れていませんが勘弁して下さい。

カタクリ(片栗)   別名:カタカゴ
ユリ科カタクリ属、多年草、花期:4月
花は茎先に1輪咲き、花弁のつけ根にはW字形の模様があります。
花は夜や、気温の低い日には閉じて開きません。
普通の平地の道で見られるのは貴重で嬉しいですね。
庭のキバナカタクリも花芽うぃ付けています。

▼アメリカフウロ(亜米利加風露)
フウロソウ科フウロソウ属、越年草、北米原産、花期:5月~6月、
微細な毛を密生、葉腋に花柄を出し、直径5mmほどの淡紅色の5弁花を数個つける。

セントウソウ(仙洞草)
セリ科セントウソウ属、多年草、花期:4月~5月、木陰に生える。
小葉はさまざまな形がある。葉の間から伸びた細い花茎の先に複散形花序をだし、
小散形花序は、5個~10個の白色の小さな花をつける。花弁は5個で内側に曲がる

トウダイグサ(燈台草)
トウダイグサ科トウダイグサ属 越年草 花期:4月~6月、
茎の先にやや大型の葉を5個輪生し、葉腋から放射状に枝をだす。
各枝先に2〜3個の総苞葉に抱かれるように小さな杯状花序がつく。
受粉後は果実が杯状花序から伸びでる。  
伸びた草の先に椀状の葉があり、その中に黄色い花が咲く様が、
油火を灯した燈台に似ていることからこの名が付いた。

 
カキドオシ(垣通し)
シソ科カキドオシ属、多年草、花期:3月~5月、
淡い紫紅色をした蝶形の花をつける。花の長さは12~18mmくらいである。
中央裂片は大きく前に突き出し、濃紫色の斑紋と白い毛が目立つ。
名の由来は、夏にはかけてどんどん草が伸びて、垣根を越して隣の家まで侵入することから。


ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
ハエドクソウ(ゴマノハグサ)科サギゴケ属、多年草、花期:3月~5月、
野や田の畔の湿り気のある野原に多い。
花が白いものをシロバナサギゴケと言う。花冠は紅紫色で長さ1.5〜2cm
中央部は隆起して黄色となり 赤褐色の斑紋がある

 

トキワハゼ(常盤爆)
ハエドクソウ(ゴマノハグサ)科サギゴケ属、1年草、花期:4月~10月、
茎の先に小さな花をまばらに付ける。花冠は淡紅紫色の唇形で長さ1cm未満
ムラサキサギゴケに似るが横に這う枝を出さない、花色が薄い、やや小ぶり、
上唇弁の裂け方、生息域等がやや違う。
写真では分かり難いですが、上唇は頂点が浅く裂けて、奥に雌しべと雄しべが隠れています。 

キュウリグサ(胡瓜草)
ムラサキ科キュウリグサ属、越年草、花期:3月~5月、
和名は、葉をもむとキュウリのようなにおいがすることに由来する。
どこの畑でも見られるが、よく見ないと気がつかない。
直径約2mmの淡青紫色の5弁花を付ける、中心部は黄色い副花冠が目立つ。
ムラサキ科の特徴で花序の先が曲がる。これを「サソリ型花序」と呼ぶ。


ツクシ(土筆)
トクサ科トクサ属、ツクシは春の季節感あふれる食材です。今暫くすると一面に生えることも、
正しくは「杉菜(すぎな)」の胞子茎(ほうしけい)というものです。「付子」とも書く。
スギナと地下茎でつながっていてツクシの後に茎が細い緑の針金状のスギナの方が多く出て来る


畑とは言えない空き地にナズナ(薺)  別名:ペンペングサ が一面に、

ホトケノザも投稿済ですが、今が一番満開で一面に広がって見られます。

次から次へと野草花も生き生きとしてきました。これからは、花を撮るには困りませんね。
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