
----------------------------------------------------
心臓外科医を目指す夕紀は、誰にも言えないある目的を胸に秘めていた。その目的を果たすべき日に、手術室を前代未聞の危機が襲う。心の限界に挑む医学サスペンス。
----------------------------------------------------
あ、文庫新刊出てる・・・






でも、1回目に読んだときよりも、なぜか今回のほうが強く心を揺さぶられました。
心臓血管外科医を目指す研修医・夕紀。睡眠時間や食事時間を削ってでも。メイクなんかする時間がなくても。医局の汚いソファで仮眠しても・・・患者さんのそばにいたい(というより、離れていることが不安


サスペンスとしての緊迫感、最後まで一気に読ませる筆力は流石。さわやかな読後感と共に、「私の使命とは」を考えさせられる・・・秀作です
