宝塚を退団された安蘭けいさん主演のミュージカル、AIDAを観てきました
歌も衣装もダンスも・・・素晴らしかったです
ですが・・・、今回の「The musical AIDA」は宝塚の「王家に捧ぐ歌」を基にした脚本・演出・・・私は「オペラAIDA」を観たことがないので、どうしても何度も観た劇団四季版のアイーダと比較しながらの観劇になってしまいました
おそらく、ストーリーがオペラの原作に近いのは宝塚版なんでしょう・・・そこに反戦、平和への祈りが強いメッセージとして込められています。セットはほとんどずっと1つのピラミッド(2分割される)の配置だけで表現されています。衣装やダンスはエジプトっぽさ・・・になんとなくオリエンタルな味付け。
一方、劇団四季版はディズニーミュージカルなので、エンターテイメント性の高い作品になっていて、セットや照明での演出、アレンジされた衣装やダンスはとても華やかです。
どちらが好きか・・・好みの問題なのでしょうが、私は個人的には劇団四季版の方に一票
アイーダとラダメスが出会ってから心を通わせていくまでの様子や、アムネリスの心の動きなども丁寧に表現されていて、登場人物の気持ちが伝わってくる・・・からそして、あのオープニングとラストの「博物館のシーン」が大好きなので。