大助の駆けある記

日本共産党・木佐木大助の山口県議会通信

6月県議会報告Ⅲ

2016年07月05日 | 記事
■一般質問②…防災対策①
 防災対策について伺う。
 熊本大地震の発生から2ヶ月経過した。 活断層が動いたことによる直下型の地震だが、断層に沿って震源が移動し、震度6、7の激しい揺れが複数回発生するなど、これまでにない特徴を持っている。
 高速道路や新幹線などの交通網の遮断、それによる物資運搬の困難性、連続する大きな揺れによる建物の倒壊、車での避難生活など、災害対策の新たな課題も浮き彫りになった。

▼県内外に縦横に走る活断層…備えの強化を
 山口県からも県職員をはじめ市町、県警本部からも救援・支援に駆けつけ、その教訓を生かすために「検証・検討チーム」を立ち上げたと聞いたが、その状況と現時点で、整理されている教訓や、山口県で生かすべき課題についてお示しいただきたい。
 様々な課題があるが、一点目に避難所の問題についてお尋ねする。
 熊本大地震では、避難所の設置・運営だけでなく、車の中で避難生活をする方や自主的に避難する方など、指定された避難所以外に避難した方も多く、その対応も求められてきた。
 熊本県と同様山口県も、西から下関北九州道路が計画されている小倉断層、下関市を縦断する菊川断層、上関原発建設が計画されている周辺海域、そして米軍岩国基地直近の岩国断層など、数多くの活断層が発見されており、熊本地震級の災害に見舞われることを想定した備えは不可欠だ。
 山口県内には、1189カ所の避難所があり、その収容可能人員は37万9913人とされているが、これ で備えは十分なのか。熊本の教訓を生かすならば、避難所数、収容可能人員もまだまだ足りないと考えるが、今後どう対応されるのか伺う。
 加えて、大きな揺れが長期化した場合は、屋内ではなく、屋外での避難を選択する被災者が増えることも考えられる。こうしたケースを想定した対策を、今後どう検討されていくのか、お尋ねする。

■こうけつ猛追…追いつけ追い越せ

 6 月2 8 日、周南市徳山駅前で、日本共産党の小池晃書記局長も駆けつけた、参院山口選挙区の「こうけつ野党統一候補の街頭演説会」が開かれ、500人の聴衆も弁士と一体!
 そぼ降る雨を吹き飛ばす、熱気あふれる終盤総決起の場となりました。
 こうけつ候補、小池書記局長とともに、西嶋民進党県連代表、佐藤日本共産党山口県委員長、佐々木社民党県連代表、松田一志日本共産党比例代表候補が登場すると、一段と大きな拍手が沸き起こりました。
 まず小池書記局長が、迫力たっぷり・笑いと涙ありの、こうけつ必勝への確信深める大演説。最後に、「日本共産党は、こうけつ候補必勝のために、『出来ることは、全てやりきる! 出来ないことも、必死で挑戦して必ずやりあげます!』皆さん、安倍暴走政権にストップかけるため、こうけつ候補の支持を広げに広げて下さい!」と、訴えました。
 こうけつ候補は、「立憲主義・平和主義、何より民主主義を蹂躙する、安倍政権の横暴・暴走をあけて通すわけにいきません!」「この山口から日本を変えるために、私を何としても参議院に送って下さい! 全力で頑張ります!」と熱く訴え、聴衆は大きな拍手・声援で応えました。

■選挙区も比例区も…大激戦・大接戦

 「国民の声を聞こうともしない安倍さんは怖い」「戦争への道を突き進む暴走を止めて欲しい」…安倍首相の地元でも、怒りの声が広がっています。
 野党共闘で頑張る日本共産党への熱い期待と、「こうけつさんで、山口から日本を変える」の思いがかつてなく広がり、猛烈に追い上げています。

 連日県内各地で、山口選挙区野党統一候補の「こうけつさん必勝」と、比例区での「日本共産党大躍進」を訴える松田一志比例候補。
 下関市や長門市でも、街頭宣伝のあちこちで激励を受け、募金を持って駆けつけてくれた人も…。二日午後には、個人演説会を下関で開催しました。
 熊野・総がかり下関共同代表や下関市立大学の先生、下関年金者組合の方、下関民商会長など4人が、こけつさんと、日本共産党大躍進への期待・激励を語りました。
 松田比例候補は、日本共産党の政策・対決点を訴えるとともに、最前線で闘う候補者として、日々、日本共産党への期待が広がっていることを実感を込めて報告しました。
 最終盤に向けて、「新しい歴史をつくる一週間、手ごたえ十分!」「山口選挙区での、こうけつ必勝。比例代表での大躍進に、全身全霊あげて頑張ります」と力強く訴えました。

■安倍首相の地元から…潮目を変えよう
 七月三日のラストサンデー…。春名比例代表候補が山口県入りし、岩国・下松・下関・山口の4か所で街頭演説会。
 下関では、午後2時から、関門海峡を臨むカモンワーフ・親水公園デッキで、約一〇〇人が参加して開催されました。
 「政治に春をもたらす男」とともに「嵐を呼ぶ男」との異名を持つ春名なおあき候補…。
 下関に到着した途端に、土砂降りの雨。しかし演説を終了する頃には、雨足も弱まりピタリと晴れ上がりました。
 丁度、関門海峡の潮目も変わる時間と重なり、見事なものです。
 選挙区も比例代表も大激戦。最終盤にむけて、安倍首相の地元から潮目を変える反撃の狼煙を、春名さんが上げました。


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