■県知事選挙、藤井さん及ばず…公約実現へ決意
日本共産党の藤井直子さんは、4万6402票(得票率1 0 . 3 3%)を獲得しましたが、当選には至りませんでした。
しかし、得票結果に反映できなかったものの下関市では、3 3 . 6 % と県下最低の投票率の中、9535票を獲得。県下最高の得票率(12.77%)を得ることができ、来年1月の下関市議選と4月の県議選への展望を切り開きました。
○自共対決…対案示し共同広げて
藤井さんは「知事が変われば、県政は変わる」との訴えに、「安倍首相に政治を任せていてはダメだ。今回は藤井さんを応援する」と自民党支持者や、「原発ゼロを託せるのは藤井さんだけ」などの支持、共感が大きく広がり、ここ山口県でも「自共対決」の確かな手応えをつかむことができました。
一方、当選した元総務省官僚の村岡氏は、県民が重大な関心を持っている上関原発について「エネルギー政策は国が決めること」と主張し、山本前知事が許否判断を1年程度先送りした公有水面埋め立て免許延長申請については「中国電力の補足説明の回答後、判断する」との姿勢。
米軍岩国基地問題でも「国の外交・防衛政策を尊重し協力する」と、国いいなりの政治をすすめることを明言しています。
日本共産党は引き続き、公約実現めざして頑張ります。
■3月議会は…3月4日から20日までの日程で
村岡知事を迎えて初めての論戦・3 月議会は、2 8 日の議会運営委員会から事実上スタートします。
当選した官僚知事が、まず最初にやられたことは…2 4 日に下関の安倍事務所で記者会見。県庁に初登庁した後は、2 日間かけて上京し永田町と霞ヶ関回りでした。
いったい、誰に目をむけた県政をやろうとしているのでしょうか。これでは、これまでの「足下の県」どころか、「何でもかんでも俺が王様」と感違いしているあの方の「直轄県政」そのものと言わざるを得ません。
県知事選で藤井さんが掲げた公約実現めざして、県議会論戦を頑張ります。
■三月八日…山口一万人集会にご参加を
3・11東日本大震災と東電福島第一原発の大惨事からまもなく三年。未だにメルトスルー・ダウンした原子炉の状況もわからず、汚染水も「ブロックもコントロールも」されていません。
原発ゼロをめざし、上関原発建設計画を絶対にストップさせたいと願う、三月八日の山口一万人集会が目前に迫ってきました。
「福島を忘れない。さよなら上関原発」をスローガンにした思想信条・党派を超えた県民集会です。
下関では、大型バス6 台とマイクロ3 台を確保しました。
ぜひご一緒に参加しましょう。
■働く者の暮らしと権利を求めて…続々と大会
「暮らしと権利を守れ」「労働者の賃金を上げてこそ日本経済が立ち直れる」「ブラック企業ノー。正社員が当たり前の雇用を」など、下関でも全労連・県労連に加盟する闘う労働組合の大会が、次々と開かれています。
私もできるだけ、市議団や桧垣さんと一緒に参加させてもらい、挨拶をさせてもらっています。
先日は、2 0 1 4 春闘結成会議・下関地域労連の旗びらきと、山口県建交労下関支部第1 4 回大会に出席し、挨拶と日本共産党の訴えをさせていただきました。