大助の駆けある記

日本共産党・木佐木大助の山口県議会通信

下関市議選で日本共産党3→4へ前進

2015年01月27日 | 記事

■次は第3幕…いっせい地方選・県議選へ
 十人落ちの前回市議選から一転、少数大激戦となった今回の下関市議選。日本共産党は、暴走続ける安倍強権政治の震源地・地元下関で現有3から4へと前進を勝ち取りました。
 ☆四年前、59票差で無念の涙を呑んだ桧垣徳雄元市議。☆急逝した明石市議の遺志を引継ぎ、超短期決戦を勝ち抜いた新人・片山房一さん。☆広大な農漁村地域で、「何とかしてくれ、頼むぞマッサン」の声を広げ競りあがった現職・江原市議。☆市民要求実現の大黒柱、現職・近藤市議団長など、四人の強力な日本共産党下関市議団が誕生しました。
 一方で、「山口県に維新の党の旗を」と北九州の維新市議などが乗り込み、賞味期限の切れたハシズムを掲げた新人は落選。自民現職も落選しました。
 今回、異常な低投票率となったものの、日本共産党の得票は1万148票(衆院比例比マイナス790)。現有五人の内三人を入れ替えた公明党は、1万4584票(同マイナス4463)。民主新人は2083票で最下位当選(衆院比例比マイナス1万1766)となりました。
 まだまだ、潜在的な安倍暴走政治への批判と日本共産党への期待を汲み尽くせなかったこと、痛感しています。
 いよいよ県議選。勝利めざして全力をあげて頑張ります。


■片山新市議の取り組み…さっそく大きな成果
 1月2 0 日、J R 西日本広島支社との申し入れ交渉を行いました。内容は… 公共交通の役割・使命にふさわしく、地域住民の大切な「足」として改善と安全対策を求めたものです。以下4 点です。
①J R は小串で折り返し運転でなく長門まで延長をすること。
② 跨線橋を渡らなければ乗り降りできない駅での問題を改善すること。
③ 運行ダイヤの改善、増便をすること。
④ 跨線橋の腐食防止と改修、駅待合室や駅トイレ利用の改善などです。
 これは、市議選を勝ち抜いた片山豊浦支部長が取り上げていたもので、JRは… 穴があいたボロボロの黒井村駅の跨線橋は「修理したい」、荒れ放題の湯玉駅の待合室は「現状を把握し検討する」と回答しました。
 この交渉には、地元豊浦町湯玉・山陰本線沿線の住民代表として、織物作家の三木さんと、下関選出県議の木佐木、大平新衆院議員の代理として武田中国ブロック事務所長が参加しました。
 次の交渉には、片山日本共産党下関市議も参加します。


■村岡知事との対県交渉
 一月十五日、村岡知事との交渉…
 「二〇一五年度山口県の施策並びに予算編成に関する申し入れ」を行いました。
参加者は…佐藤文明山口県委員長と、藤本・木佐木県議、吉田事務局長に加え、県議候補の松田一志(岩国)さんと河合喜代(山口)さんも参加しました。
 申し入れ内容は、11分野399項目に及ぶものですが、 緊急重点要望として…
①庶民増税と社会保障制度の改悪に反対し、県民の生命と健康を守る。
②災害に強い県土づくりを公共事業の最重点とする。
③米軍岩国基地の拡大強化に反対し、県民の平和と安全を守る。
④上関原発計画は許さず、原発ゼロの実現を。
 さらに特別要望…鳥インフルエンザ被害の補償と再発防止について。の5点です。


安倍暴走政治ストップへ 関門海峡から潮目を変える

2015年01月06日 | 記事

 旧年中は、大変お世話になりました。
 今年は、総選挙大躍進に続く第二幕の下関市議選、第三幕の県議選勝利にむけて全力で頑張ります。
 本年も、よろしくお願いいたします。

■12月県議会…一般質問Ⅱ知事の政治姿勢③秘密保護法施行
 総選挙真っ最中の十二月十日、施行された特定秘密保護法について伺う。

 秘密保護法は、国民の目、口、耳をふさぎ、鼻まで抑えつける稀代の悪法であり、集団的自衛権の行使容認と一体で、「戦争する国づくり」に邁進するための軍事法制だ。

 同時に、国民の言論活動を制限する治安立法の性格も併せ持っており、基本的人権を侵害する危惧もある。県政に関わる重大な問題について伺いたい。

◯県民の知る権利の侵害
 第一に、「特定秘密」の定義が、「我が国の安全保障にとって著しく支障を与える恐れがあるもの」と曖昧なため、米軍岩国基地に関わる情報提供や照会、また、防災計画上、必要となる上関原発計画に関する情報収集などに、大きな支障が生じ、県民の知る権利が不当に制限される事態はないのか、知事にお尋ねする。

◯何が秘密?…それは秘密
 第二に、同法は、限られた公務員の漏えい行為だけでなく、一般の県民も「特定秘密を保有する者の管理を害する行為により、特定秘密を取得した」とされれば、未遂、共謀、教唆、扇動も処罰の対象にされる。

 「何が秘密か」が明らかにされないまま、被疑者扱いされ、適切な弁護も受けられないという事態が生じかねないと危惧するが、知事及び県警本部長に見解をお尋ねしたい。

◯プライバシーも根こそぎ
 第三に、秘密を取り扱う者の「適性評価制度」は、個人のプライバシーを根こそぎ調べあげる仕組みになっている。

 県内の対象は警察官のみならず、米軍基地で働く日本人や軍事産業に携わる民間労働者なども対象になり得る。

 プライバシーの侵害など不法行為を防ぐ保証はあるのか、知事及び県警本部長にお尋ねする。

 日本共産党は、看過できない問題がある秘密保護法を一刻も早く廃止させるため、引き続き、奮闘する決意を表明する。

◆2 0 1 1 年6 月議会から2 0 1 4 年1 2 月議会まで1 5 回の定例県議会が開かれました。代表・一般質問に登壇した回数を見てみました。
① 木佐木 大助( 共産党) … 1 5 回
② 曽田 聡  ( 公明党) … 8 回
③ 加藤 寿彦( 民主党) … 7 回
③ 塩満 久雄( 自民党) … 7 回
⑤ 先城 憲尚( 公明党) … 6 回
⑥ 有福 精一郎( 自民党) … 4 回
⑦ 友田 有 (自民党) … 3 回
⑧ 林 哲也 ( 自民党) … 2 回
※ 平岡 望 (自民党) … 1 回
 (故伊藤県議の補選で2014年3月議会から)
⑩ 吉田 和幸( 自民新生) … 0 回

■鳥インフルエンザ問題で長門へ

 年末29日未明に長門市で発生した鳥インフルエンザ問題。1月4日、調査・視察のため、林長門市議の案内で、仁比参院議員・大平衆院議員・武田中国ブロック所長・藤本県議と木佐木県議・赤旗県記者総勢7 名が、現地入りしました。

 年末正月返上で奮闘し、感染拡大を封じ込めた長門市や農協関係者、最前線に立った山口県西部家畜保健所(下関市豊田町) を先頭に、全県各地から駆けつけた1 6 0 0 人の県職員の苦闘話も詳しく伺いました。

 現状と課題、今後の支援策や風評被害対策など意見交換し要望も沢山出されました。

 日本共産党として長門市と山口県、衆参国会議員団が連携とって対策を強めていきます。