■次は第3幕…いっせい地方選・県議選へ
十人落ちの前回市議選から一転、少数大激戦となった今回の下関市議選。日本共産党は、暴走続ける安倍強権政治の震源地・地元下関で現有3から4へと前進を勝ち取りました。
☆四年前、59票差で無念の涙を呑んだ桧垣徳雄元市議。☆急逝した明石市議の遺志を引継ぎ、超短期決戦を勝ち抜いた新人・片山房一さん。☆広大な農漁村地域で、「何とかしてくれ、頼むぞマッサン」の声を広げ競りあがった現職・江原市議。☆市民要求実現の大黒柱、現職・近藤市議団長など、四人の強力な日本共産党下関市議団が誕生しました。
一方で、「山口県に維新の党の旗を」と北九州の維新市議などが乗り込み、賞味期限の切れたハシズムを掲げた新人は落選。自民現職も落選しました。
今回、異常な低投票率となったものの、日本共産党の得票は1万148票(衆院比例比マイナス790)。現有五人の内三人を入れ替えた公明党は、1万4584票(同マイナス4463)。民主新人は2083票で最下位当選(衆院比例比マイナス1万1766)となりました。
まだまだ、潜在的な安倍暴走政治への批判と日本共産党への期待を汲み尽くせなかったこと、痛感しています。
いよいよ県議選。勝利めざして全力をあげて頑張ります。
■片山新市議の取り組み…さっそく大きな成果
1月2 0 日、J R 西日本広島支社との申し入れ交渉を行いました。内容は… 公共交通の役割・使命にふさわしく、地域住民の大切な「足」として改善と安全対策を求めたものです。以下4 点です。
①J R は小串で折り返し運転でなく長門まで延長をすること。
② 跨線橋を渡らなければ乗り降りできない駅での問題を改善すること。
③ 運行ダイヤの改善、増便をすること。
④ 跨線橋の腐食防止と改修、駅待合室や駅トイレ利用の改善などです。
これは、市議選を勝ち抜いた片山豊浦支部長が取り上げていたもので、JRは… 穴があいたボロボロの黒井村駅の跨線橋は「修理したい」、荒れ放題の湯玉駅の待合室は「現状を把握し検討する」と回答しました。
この交渉には、地元豊浦町湯玉・山陰本線沿線の住民代表として、織物作家の三木さんと、下関選出県議の木佐木、大平新衆院議員の代理として武田中国ブロック事務所長が参加しました。
次の交渉には、片山日本共産党下関市議も参加します。
■村岡知事との対県交渉
一月十五日、村岡知事との交渉…
「二〇一五年度山口県の施策並びに予算編成に関する申し入れ」を行いました。
参加者は…佐藤文明山口県委員長と、藤本・木佐木県議、吉田事務局長に加え、県議候補の松田一志(岩国)さんと河合喜代(山口)さんも参加しました。
申し入れ内容は、11分野399項目に及ぶものですが、 緊急重点要望として…
①庶民増税と社会保障制度の改悪に反対し、県民の生命と健康を守る。
②災害に強い県土づくりを公共事業の最重点とする。
③米軍岩国基地の拡大強化に反対し、県民の平和と安全を守る。
④上関原発計画は許さず、原発ゼロの実現を。
さらに特別要望…鳥インフルエンザ被害の補償と再発防止について。の5点です。