

2014/12/31
【日時】2014年12月31日(水)
【会場】横浜アリーナ
【座席】センター席27列37番
【開演】21:35
【終演】24:45
【観衆】15000人
実に9年振りとなるサザンの年末横浜アリーナライヴ。
今回は4daysということで、ファンクラブ申込み抽選は1人2公演各日2枚まで。
場所は横アリというサザンでは小さな箱なので、2公演申し込んでも当たるのは1公演のはず。
どの日を申し込もうか迷ったものの、正直に一番行きたい初日と最終日をエントリーしました。
そしてラッキーにも当選したのが最終日の大晦日、カウントタウンだしおそらく一番人気。
なんとこの日はWOWOW生中継&ライブニューイングもあり、楽しみ過ぎて胸がはち切れそうです。

9年前から時代が変わり、今では副都心線が発達しましたがシンプルに埼京線から渋谷で東横に。
菊名で降りて歩いて新横浜へ、ここから行くと混み合うストレスを感じずとても快適。
21:30開演というライヴなので、新横浜駅で年越し丸亀製麺を食べて出陣しました。
サザンのライブは自分の知る中では一番激しいので、満腹での参戦は危険の為に軽めに。


サザンのチケットは当日に身分証明書を提示して、座席指定に引き換えられます。
希望はセンター席で最低でもアリーナという強い気持ちがありましたが、見事にセンター席GET!!
ちょうどセンター席のど真ん中という好位置、体調も完璧だし席も良く文句なしの条件が揃いました。



会場入りすると、早くもGOODSが全て完売という威勢の良さにテンションアップ。
ロビーには既にそのままベッタリ座り込んで飲食するファンがいっぱい、屋内が野外の様な雰囲気に。


花束の数が尋常じゃないほど来ていて圧巻、加山雄三の文字が一番目立っていました。
開演前になるとスクリーンで告知が始まり、次のシングルが流れ一気に盛り上がりタイムに。
そんな告知が無くても十分に気持ちは最高潮なのに、これでもかと更に高ぶりMAX超えです。
そして会場内が真っ暗になるとステージ上はブルーな世界に、ここで東京VICTORYが流れメンバー登場。
中央から出て来てまずはバックステージに挨拶、そして正面に挨拶とシンプルなスタートに超盛り上り。
思わず叫ばずには居られない状態に、冷静になれない中にてオープニングはビックスターブルースだぁ!!
これぞサザンの1曲目に相応しいナンバー、特にアレンジなくストレートな演奏が堪りません。
こんなオープニングを期待していたので最高な気分に、この流れを大切にしたのか2曲目はフリフリだっ!
サザンならではの盛り上り具合、桑田さんのパフォーマンスは衰えることなく9年振り横アリが燃えます。
スタートダッシュの予感が的中で、しかも定番な感じかと思いきやここでなんと希望の轍が来てウルウルに。
最初の3曲で早くも絶頂に達する怒涛の勢い、こんなライヴを体感を出来るのはサザンしかありません。
ここで羊バーニー風のビキニ姿のお姉さんが、「懐かしの曲コーナー」の大きな看板を持ち現れてスタート。
3曲終わってひと段落化と思いきや、自分の中では実はサザンの曲No1な気分しだいでが炸裂して超興奮に。
しかもあのままのイントロも披露してくれ感無量、メドレー扱いでなくフルコーラスで演ってくれましたぁ。
とどまるところを知らない今回のセトリ、次に匂艶 THE NIGHT CLUBが始まっちゃってまさにお祭り騒ぎに。
となれば見たかった毛ガニの間奏パフォーマンスも全開に、還暦を過ぎてもギンギンでパワーが届きます。
やっとここで静かなナンバーに、それでも大好きなメロディなので興奮状態は続いたままで涙がジワーっと。
どれもこれもシンプルなアレンジなのでとにかく最高、こんなサザンのライヴを本当に待っていたので夢のよう。
最後の「ウィズユー」の部分をタイミングを逸してしまった桑田さん、しかし完全に御愛嬌で済まされます。
珠玉のバラードが豊富にあるサザン、選曲に困るだろうけど次は逢いたくなった時に君はここにいないが披露。
会場内にグサグサと突き刺さってる様で横揺れな感じが心地良し、もっと味わいたいけどアッという間に終了。
次は人気ナンバーあっという間の夢のTONIGHT、この曲を体感するとサザンのライヴを強く実感するものです。
そして次の曲が始まるとサザンが益々好きになってしまいました、な、なんとジャパネゲエ演ってくれました!
これは全く予想出来ない展開で、これもまたシンプルなお披露目でアルバム人気者で行こうの頃が甦ります。
今聴いても全く色褪せることなく更にパワーアップして凄い曲に、濃密な序盤戦の攻防がこれはもうたまらん~
ここで死体置き場でが始まりセクシーダンサーも登場、曲も良いけど演出も色っぽくこれまた至福のひと時に。
スクリーンには曲ごとに歌詞が出るので年末にはピッタリ、今が中盤なのか序盤なのか全く解らぬ展開が続きます。
ジャパネゲエだけでも感激なのに、次には出だしが解らない状態からのコンピューターチャイルドでは!!
そんなに激しい曲じゃないけど、嬉し過ぎて思わず「ギャー」っと一瞬叫んでしまう危ない人に。
「どうやらアルバムKAMAKURAが中心なのか」と感じる中、鎌倉物語が始まって原坊の声が響いて気持ちイイ。
全く変わらぬ歌声に場内うっとりと、どこまでも続くシンプルでストレートなサザンがグイグイ来ます。
13曲目にはブルーヘブンが、そう自分のblogはこの曲も関係して付けたこれもまた大好きな曲です。
懐かしのコーナーが終わると最近のコーナーに、この場になっても予想外のLONELY WOMANが唄われビックリ。
どちらかと言うと隠れた名曲シリーズか、更には SAUDADE ~真冬の蜃気楼~となり展開が全く読めません。
ここでロックンロールナンバーごめんよ僕が馬鹿だったが始まり、ステージ前に4人が並んでカッコイイぞ。
MCでは皇居での紫綬褒章話しが始まり、ラブユー東京の替え歌「ラブユー褒章」が披露されて拍手喝采です。
紅白の中継が入ること、WOWOW生中継&ライブビューイングもあるので限られるMC時間にスタッフが何度か合図に。
ここからは横浜ソングコーナーが始まり、密かに期待していた涙のアベニューが始まって涙ボロボロでした。
この曲は以前桑田さんがサザンで一番好きな曲と語った事があるので、自分の中でも思いれが凄く強い曲。
じっくりと大事に唄ってる感じがして堪りません、横浜を舞台に唄われた名曲が横アリで輝きを放ち披露されます。
更にここで思い出のスターダストを演ってくれてダブルパンチ、連続しての涙ちょちょ切れ状態で感激だぁ。
間奏の女性コーラスさんのソロが実に素晴らしい、毎回演って欲しいほど好きな曲なのでホント嬉しかったぁ。
しかもここで次にシャララが来るとは完全に反則です、こんな3連発を持って来てくれるとは流石サザンだ!!!
途中にレゲエっぽくなる展開を入れるあたりが憎いぞ、サザン冬のナンバーを代表する名曲でよりホットに。

横浜ソングコーナーのラストはLOVE AFFAIR、ピカイチの華やかさを持つ曲なので一気に畳掛けられます。
ステージバックのスクリーンが万遍なく使われて美しい、しかもバックステージの女性ゲストが桑田さんの元へ。
なんて素敵な演出なのでしょう、手を取り抱きしめられたりまるで横浜デートが再現されてるかのよう。
曲が終わると「紅白が入るよ~」「20秒前~」と桑田さん、超盛り上った会場内が凄い事になりました。
そんな状態なのに更に煽ってくれる桑田さん、「盛り上ってるフリしてください~」なんてシャウトも。
そして遂に紅白の放送がIN、進行役の中居君がスクリーンに映って会話する桑田さんだけど聞こえない程。
とにかく凄い盛り上りの中に曲が始まると、なんと東京ビクトリーでなくピースとハイライトでは!!
サザン31年振りの紅白は出演はWOWOW生中継枠からという前代未聞の試み、こんな事は今後もないでしょう。
しかも1曲でなく次の東京VICTORYもだぁ!!怒涛の2連発となって横浜アリーナが完全一体化して素晴らしい。
こんな凄まじいパワーを放つサザンの大晦日ライヴに来れてラッキー、紅白出てくれて嬉しかったぁ!!

紅白中継が終わると、ここから後半怒涛の攻撃型サザンが爆裂スタートです。
「はっきり言って時間調整のコーナー」と題しながらも、まずは爆笑アイランドでのめり込ませてくれます。
進化を止めない桑田さんキレキレの歌詞が勢いを止めずグサッと、毎回この曲は凄い存在感だ。
続いて愛と欲望の日々が始まり、花魁姿の肌蹴て&淫らなダンサーが20人ほど現れて見応えあり。
横綱相撲的なサザンのステージが輝きを放ち眩しい、歌詞もこちらに完璧に届き桑田さんパワー恐るべし。
「さぁ次は何が来るのか?」そんな期待感がはち切れそうな中、久々にイエローマンが飛び出します。
この曲も独自の世界があるので一気に別世界へ、完全に会場内はボルテージアップして熱気ムンムン。
これでかと続くは怪物君の空が炸裂、これまた大好きな曲なので子も曲もしっかり味わいながら感動のひと時。
ライティングも美しくサビに入る時の色合いがお見事、徐々に大晦日もあと少しとなっている時間帯のはず。
敢えて時計を見ずに次の曲が炸裂の時に、うぉぉ待っていました~ BOHBO No.5のイントロだぁ!
セクシーダンサー全開でエロティック、エキサイティングなステージを披露してくれ大興奮な一幕です。
圧巻だったのはここから次の曲への流れ、ガーンと締めずに流れる様にボディスペシャル大炸裂だっ!!!!!
昨年夏の野外ライヴでは外されただけに、久々に演ってくれたボディスペシャルに涙ちょちょ切れ。
途中で完全に演奏がストップされる最新バージョン、もうこれ以上ない工夫を施した感じで良いぞぉ。
後半には花火がバゴーンと爆音点火、この曲こそ一番演って欲しかったので真のサザン復活劇と言えます。
ここで公言されいてたカウントダウンの勝手にシンドバッドがスタート、桑田さんの叫びが会場内にグイグイと。
キャノン砲がキラキラ舞い頭上に降って来て素敵、真冬とは思えない暑さで完全にセンター席は夏の野外状態。
セクシーダンサー達も全員入り乱れてのサンバダンス、曲が終わると新年まで20秒前でカウントダウン開始!
13000人+サザンオールスターズ全員で「おめでとう!!」の大コールへ、なんて劇的シーンなのでしょう。
完全燃焼となりここで桑田さん「着替えて来るから待っててね」と、アンコール前に下がることに。

アンコールもオープニング同様にステージ後方ど真ん中から現れ、天国オンザビーチをエロエロに披露。
羊バニービキニ姿ダンサーとのコント風の流れが見事、桑田さんが目指すパフォーマンスが完成されています。
ロックンロールスーパーマンではお約束とばかりに風船が降りて来て超カラフル、華やかで素敵な空間がお見事。
左右に両手を動かすサビ部分で13000人は完全一体化、サザンワールドが出来上がって幸せいっぱいな気分に。
アンコールはまだ続き次に栄光の男が唄われて強烈に突き刺さります、長嶋茂雄を唄ったナンバーが実にイイ。
昨年夏のライヴでも歌われたこの曲、リハビリと戦う長嶋茂雄はもちろん同じ年の自分の母の事を思い出します。
最後の最後は「皆さんに生かしてもらっています」と桑田さん、静かにOh! クラウディアが始まりました。
ビックスターから始まったライブなので、この曲がラストだとしっくり来るのファンは多いはずで気持ち良し。
いつも通りに唄ってくれてフィニッシュに、全員前に出て挨拶が終わるとNEWアルバム発売告知からツアー発表も。
うわぁぁぁ、東京ドーム3日間があれば最後は沖縄2daysでは~~、これは絶対に行かねばなりません!!
「死ぬなよー!」と叫んでくれて桑田さんはステージ真ん中後方へ、3時間10分34曲の凄いライヴをありがとう!!!!!

【セットリスト】
1. Big Star Blues (ビッグスターの悲劇)
2. フリフリ '65
3. 希望の轍
4. 気分しだいで責めないで
5. 匂艶 THE NIGHT CLUB
6. メロディ (Melody)
7. 逢いたくなった時に君はここにいない
8. あっという間の夢のTONIGHT
9. JAPANEGGAE (ジャパネゲエ)
10. 死体置場でロマンスを
11. Computer Children
12. 鎌倉物語
13. BLUE HEAVEN
14. LONELY WOMAN
15. SAUDADE ~真冬の蜃気楼~
16. ごめんよ僕が馬鹿だった
17. ラブユー褒章
18. 涙のアベニュー
19. 思い出のスター・ダスト
20. シャ・ラ・ラ
21. LOVE AFFAIR ~秘密のデート~
22. ピースとハイライト
23. 東京VICTORY
24. 爆笑アイランド
25. 愛と欲望の日々
26. イエローマン ~星の王子様~
27. 怪物君の空
28. BOHBO No.5
29. ボディ・スペシャル II(BODY SPECIAL)
30. 勝手にシンドバッド
ENCORE
1. 天国オン・ザ・ビーチ
2. ロックンロール・スーパーマン ~Rock’n Roll Superman~
3. 栄光の男
4. Oh! クラウディア

【バンドメンバー】
桑田佳祐(Vo/G)
原由子(Key/Vo)
関口和之(Ba/Vo)
松田弘(Dr/Vo)
野沢秀行(Percussion)
斎藤誠(G)
片山敦夫(Key)
TIGER(Cho)
山本拓夫(Sax/Flute)
吉田治(Sax)
菅波雅彦(Tp)
佐藤嘉風(Cho)



会場を出る際に、リスト式自動ライトを返却すると朝日新聞SAS特別号がプレゼント。
なんて立派な広告なのでしょう、元旦に朝日新聞取ってる場合は配布されたようですね。
うぅぅ、それにしてもNEWアルバム&ツアーが楽しみだっ!!


菊名駅までの帰り道、八杉神社という所へスイカと初詣に行きました。
甘酒を頂いて飲んだら体がポカポカに、菊名駅から25:26発の東横線で渋谷へ出て26時半の帰宅です。
サザンのライブ行ったんですね!
うらやましいです
私は、紅白でサザンの歌聞きました。
もうそれだけでも感激!!!!!
今年もよろしくお願いします!
今年はドームツアーもあるし沖縄ライヴもあるので絶対に行きましょう!!
これから紅白録画を楽しみます。