2014/09/28
【日時】2014年09月28日(日)
【会場】CLUB CITTA’
【座席】スタンディング整理番号FC316
【開演】17:40
【終演】20:00
【観衆】1300人
9/23日帰り大瀬崎ツアーの帰り道、YOKOさんの車で聴いたアルバム『No Damage2』。
川崎ライヴがあるのは知っていたけど、これを聴いたら俄然行きたくなりオークションで5600円チケットGET。
チケットが届いたのが土曜日の11時、まさに緊急発進でのライヴ参加となりました。
コヨーテバンドでのツアーオープニング、オールスタンディングなチッタなので期待が高まります。
クラブチッタに来るのは一体いつ振りの事やら。
以前はKAI FIVEを観に来たりバービーボーイズも、でもその頃の場所とは少し移動していました。
周辺は綺麗な街並みへと変貌を遂げ、川崎ってイメージが全くなくすっかりお洒落な空間に。
整理番号入場を、1番1番丁寧に読み上げ入場させるKMミュージックのスタッフ。
AよりFCの方が先に入場なので早めに会場内へ、FCが400程ありそのあとにAになったようです。
ホールへ入ると前方と中間の手すりゾーンはギッシリ状態に。
YOKOさんが入場してから、一緒に手すり前の場内ど真ん中付近をキープです。
地面に2人で座って待つこと20分ほど、10分押しでライヴがスタートしました。
新譜の出ていないコヨーテバンドでのツアー初日なので、何から始まるのか全く予測不能。
SEが流れ演出なしでメンバー登場、ドラムから始まるとYOKOさんが「ナポレオンフィッシュでは!?」と。
おぉ、その通りドンピシャ!元春が入って来てラフな感じで大好きな曲でのオープニングです。
まさか「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」から始まるとは、YOKOさんと一緒なので嬉しさ倍増。
きっとYOKOさんがパラオに復帰して一緒に海に出たら、きっとこの曲が頭の中を流れる事でしょう。
そして2曲目に「ヤングブラッズ」が、かなりこれも好きなナンバーなのでイントロで鳥肌が。
まだ前半だけに静かに唄う元春だけど、ファンは嬉しさが表に出て盛り上がりは抑え切れません。
「今夜はコヨーテバンドでの曲を演ります」とMCで元春が宣言して、序盤は名曲がいくつも披露。
どれもこれも素晴らしく、チッタならではの空間にそれぞれの曲が溶け込んで胸に突き刺さります。
現在コヨーテバンドでのレコーディング中を発表して、中盤には来年ドロップされる新譜から2曲を。
「15歳の時に作った」と冗談なのか本当なのか語った「君がいなくちゃ」、何かのCMソングの雰囲気が。
更に次に唄われた「優しい闇」がメチャイイ、アップテンポで今でも攻めてくれる元春ナンバーでは。
そして次のナンバーがこの夜一番楽しめること、「ボヘミアン・グレイブヤード」が凄く良かった!
重たい詩を軽く唄えてしまう元春ポップ、ブルーベリーパイやチェリーパイが食べたくなるぞ。
早くも本編も佳境へと、壮大に唄い始めた「約束の橋」で会場内は大盛り上がりでヒートアップ。
ラストはあのピアノソロの音色、おぉぉここで「悲しきレディオ」を演ってくれました!!
これにはかなり弾けましたね、これぞいつまで経っても完全燃焼出来る色あせないナンバーだ。
それどころか輝きを増し続けて、後半の展開も更なる進化を魅せてくれ刺激十分で素晴らしい。
10分超えコースのボリューム、ステージサイドへ滑り込む元春!これが見たかったので嬉しい!!
グレードの高いアンコールから、ハーモニカを持って意表を付かれての「サムデイ」がスタート。
場内大合唱のとても良い感じ、すっかり年齢層が高くなったオーディエンスが若返ります。
この盛り上がりのまま元春がギターを持ち、徐々に徐々にと「アンジェリーナ」を炸裂させます。
これぞ元春ライヴの真骨頂、その場その場の流れを大切にして白熱のシーンがドカーンと。
場所がホールど真ん中なので全てのパワーが集中して凄い、この夜のアンジェリーナは完璧でした。
かなり満足感だったけど、ここでメンバーを集めて大拍手に応えてくれミーティングをする元春。
どうやら曲が決まったよう、「僕は下町出身だけど。。」から「ダウンタウンボーイ」を。
まさかまさかのラストソング、懐かしのナンバーだけどこれまた全く色褪せずむしろ輝きを。
新旧を上手く混ぜ込んたチッタという会場に相応しいライヴ、これが初日とは思えない質の高さ。
「僕らはこれから色んな町へと出かけます」と元春、いやー、もう一か所観に行きたいツアーだ。
【セットリスト】
【バンドメンバー】
佐野元春:Vo. & G
小松シゲル:Dr
深沼元昭:G
藤田顕:G
高桑圭:B
渡辺シュンスケ:Key
ライブ後は500円のワンドリンク付きでハイネケンを。
そのまま会場近くのENOVINOという、とてもお洒落で広々したワインレストランへ。
ここのローストポークが絶品では、小イカのソテーもピザ風ガレッタも上々では。
YOKOさんと元春ライヴを観れて語り合えるなんて、全ては大瀬崎ツアーから生まれたもの。
ライヴからダイブまで、色んな話をしながら美味しい料理を頂け最高の夜になりました。