昨年のYOKO組★御蔵島イルカツアーより
緊急のお知らせを。
毎年恒例のYOKO組イルカツアーが今年も9月に行われ、現在あと2名のみ参加可能な状況です。
YOKOさんからのお知らせ内容は下記の通りになります。
日程は9/20(日)夜竹芝発ー23(水)夜竹芝着。
DBHチームからいかが?と声をかけて頂いたので、参加希望の方は直ぐに連絡下さい。
ここ数年で4-5回開催している「御蔵島でイルカと泳ぐツアー」は、私の企画で最もYOKO色が強い、究極のネイチャーツアーです。
行き帰りとも船で雑魚寝、現地ではすべて私の自炊で、確かネットもあまり通じずスマホなどを見ている時間はありません…(笑)。
海を見ながら眠くなるまでダラダラ好きに飲み続ける、数十年前の昭和スタイルのこの旅は、今どき貴重で私の一押しツアーです。
今年も9月の連休に予定しているので、興味のある方は是非どうぞ!!
御蔵島に行く人は普通滞在中1回か2回(1回は半日2時間)ドルフィンスイムを申し込みますが、YOKO組は現地2泊の間に何と5回!!そんなに行かなくても・・・と思いますか?
5回入るとどんな初心者でも何となくイルカのことが分かって、5回の間にはイルカに近付くことができます。
1-2回ではよっぽどの運がない限りムリ。
パラオな私がなぜこのような伊豆諸島ツアーを好んで何度も企画するのか、、、
大学の時わたしはダイビングサークルに所属、夏の八丈島合宿というのが毎年恒例だったので、この伊豆七島への体育会系船旅が染みついているのでしょう。
ちなみにその頃サークルの週末のダイビング練習(!)は江の島、真鶴に日帰りで、半日はスキンダイビングの練習だった、というのも、秋の日帰り伊豆ダイビングが好きな理由です。
(1)昨年のイルカツアー
海の日の連休、7月18~21日(船中1泊現地2泊)で企画したところ、発表翌日に定員8名が集まってしまいました。
それでは、と9月12~15日の連休でも別の8名で開催。
ちなみに連休の御蔵島は、人気殺到でお正月のパラオくらい予約困難なプラチナチケットです。これに定価で行けるのはラッキー。
ただしこの頃は台風が来る確率が高く、3~4割の確率で中止もありえます。
(2)東海汽船の船旅
22:30、新橋から徒歩15分の竹芝桟橋から出航。船は1時間くらいで東京の夜景を通過して外洋へでていきます。
そして朝6時には真っ青な、何もない素朴な御蔵島に到着。
帰りは昼の12:30に御蔵島出航。みんな甲板にゴザをひいて車座になってゴロゴロすごしていて、潮風に当たりながら酒を飲んだりトランプをしたりギターを弾いて歌っている人も!携帯も通じずテレビもパソコンもなく、今どき日本でこんな光景が存在するのか・・・。
眠くなれば船内の自分の寝床で昼寝を堪能でき、ゆるーい雰囲気。船は三宅島、大島と寄港していき、各島を眺めるのもまた楽しい。
夕暮れ時に横須賀沖を通過し、最後はきらびやかな東京湾に20:30に到着します。この移ろいゆく、のんびりした船旅のリズムがたまりません。
(3)御蔵島
島には150-200頭のミナミハンドウイルカが住み着いています。島をボートで1周すると2-30分。いつも島のどこかにイルカがいて、見れる場所の水深は大体2-10mくらいとちょうどいい。9時に港を出ると11時までイルカをボートで追い、スノーケリングで何度も海に飛び込みます。たくさん見れるときも、なかなか会えないときもあります。
7月は水温がまだ21度くらい。9月は水温が1年で一番高く26度くらいになり、水着で泳げます。今回、7月は赤ちゃんイルカが多くて愛らしいショットが撮れました。9月は人間を気にせずはしゃぐ大きなオスの群れが多かったです。参加者はイルカ初めての人がほとんどですが、何度もやっているとどんなのろい(!)人でも見れるようになり根性も(!!)つきます。意外と、スノーケリングが苦手な人のことをイルカがおもしろがって観察に来て、上手な人より近くで見れたりもします。
(4)イルカについて
赤ちゃんイルカは色が白くて小さく、お母さんと数年一緒に泳ぎながら暮らします。7月には生まれて10日目くらいの赤ちゃんも見れました。
イルカは眠りながら泳いだりします。目をつぶって泳いでいるのですが、反対側(片目)は開いているらしい。
オスの群れ、というのは男子だけで集まってギャーギャーとつるんで遊んでいて、しっちゃかめっちゃかに盛り上がっていて、人間が入ってもお構いなしです。
素潜りが得意だと、いろんな角度からイルカを撮ることができます。でもうまく潜れなくても、静かに浮かんでの目の前に来るイルカの写真を撮るのもおすすめ。水面が凪だと、鏡のような水面を通して太陽のきらめきがイルカの肌に反射してとてもきれいです。
(5)何度も御蔵島に行く理由
私が写真を撮りたいからです(笑)!そして自然以外に何もない気持ちのいいところだから、、、近年こんな場所はもうあまりないのでは。
毎回チャーターしている竜神丸の広瀬旭治船長(66歳)が操船を続ける限り行きたいなあと思います。旭治船長は私と同じく妥協せず責めのガイディングで爽快!!またパラオ人のように豪快で、目のくらみそうな海の幸を、毎回クーラーいっぱい差し入れてくれます。滞在中の食材をすべて持参している私は、イレギュラーで何がもらえるのかとてもドキドキなのですが、驚きの差し入れを毎日持ってきてくれ本当に太っ腹だなあと感激です。これ売ったら数万円では、、、船長のイルカのもうけが無いのでは、、というくらいの大サービスです。
(6)7月の海の幸
この7月は「海が荒れていて魚が釣れなかったよ」と言って代わりに伊勢海老やセミエビ1人1匹!!伊勢海老だけでお腹がいっぱいになるような量です、帰りの船でまで食べました。すごいなあ・・・。エビの殻で味噌汁も作りました。
高級魚のタカベ(伊豆のグルクン系)は食べ放題、ホイルを使ったタカベのおいしい塩焼き方法を船長が伝授してくれました。油ののったタカベ、確かうちのそばのスーパーで1匹500円くらいで売っていました。船長の畑から朝撮りのナスやキュウリやピーマンもどっさり。。。釣れなかった割には高級魚「アカハタ」も届いて〆の煮つけ、みんな丼ごはんに煮つけを汁ごとかけて堪能です。
(7)9月の海の幸
9月はイセエビではなくて、シッタカ(巻貝)とカメノテ(フジツボの仲間?)をスーパーの袋に3杯も。。。これがエビより美味しいのです。伊豆で買ったらシッタカは一掴み1000円くらいします。
カメノテの見た目は怖すぎ。どうやって食べるの・・・・?塩ゆでしてくれて、銀杏みたいに手でぷちっと割って中味を食べます、酒のつまみに最適。こんな怖いの食べれて嬉しいなあ~。
伊豆七島でも捕れる場所は限られていて、泳ぎながら手で捕るのでこれだけ集めるのに何日かかるのか。それを8人が数日間食べ続ける量をくれる船長!
毎度タカベ1人1匹は当たり前。加えて今回は1-2㎏の金目鯛を3匹。。。参加者の杉山夫妻が大活躍でイタリアンの「金目鯛とカメノテのアクアパッツア」を即興で作ってくれました。金目鯛が多すぎるということで前菜に金目鯛のしゃぶしゃぶも。
(8)YOKO組の面々
参加者はみなパラオのリピーターで、楽しい人ばかり。青森県八戸出身のハチさん、岩手県釜石出身のジョージさん、などは生まれながらに美味しい魚を知り尽くしている男たち。
まいこさんはおじいちゃんのうちが富山県氷見(氷見のブリ?)!山崎さんはおじいちゃんのうちが静岡県清水(カツオと生シラスが・・・・)でしたっけ?越さんは江の島の顔で湘南アワビ採りのセミプロ。こんな魚の味のわかる面々と相談しながら料理する、御蔵島ライフはたまりません。
(9)今年もツアー開催
今年は9月の連休が1回しかないので宿の予約が取れないかなあと思いましたが、旭治船長がばしっと押えてくれました。
9月20日(日)22:30東京発、現地2泊で23日(水)20:45東京着で、また御蔵島ツアーを開催します。
会社員の人も有給を取らずに行ける、1年で一番人気の日程。滞在中5回のドルフィンスイムこみで約7万円、去年と全く同じ内容です。
先着7名で受け付けますので、希望の方は早めにメールください。