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10月の大島ツアーレポスタート!

甲斐バンド 40th Annversary tour 2014/高崎公演

2014-08-04 21:18:03 | LIVE LIVE LIVE!

2014/08/03


               【日時】2014年08月03日(日)
               【会場】高崎文化会館大ホール
               【座席】1階12列24番
               【開演】18:10
               【終演】20:35 
               【観衆】750人


戸田と関内の2か所で観た、今回の40周年ツアー。
文句なしのセットリストと圧倒的なバンドパワー、もうこれは何度も行きたくなります。
しかしもう近場だと残るは高崎のみ、それならば行くしかありません。
だけどチケットはSOLD OUT、残念ながらオークションにも全く出ない状態で。
それならばとダメもとで高崎文化会館に問い合わせしてみたら、なんと「4枚だけある」と。
振込キープという形を取って頂き、M美さん&Mちゃんと3人で急遽行って来ました!






高崎への道のりは、14:25板橋を出て14:36赤羽から湘南新宿ライン特別快速へ。
大宮で2人と合流して、お喋りしながら順調に16時過ぎには高崎へ到着です。
高崎駅は想像より立派で大宮みたい、駅前のタリーズにてブラッドオレンジJでクールダウン。





駅前から会館まではバスで行くことに、16:55発に乗車し10分ほどで到着で料金は150円。
バス停からは会場は歩いて直ぐ、眩しい西日を浴びながら17:10に無事着きました。







そして館内の当日券受付へ、すると超ラッキーな出来事が!
座席は後ろから2列目で20列目のはずが、なんと12列目の中央にしてくれていたのです!!
これには3人で大喜び、一気にテンション超アップとなって会場内へと。






キャパはわずか700人の小さなホールだけに、中へ入るまでワクワク気分。







思っていたより立派なホールで、ロビーが広々していて雰囲気良し。
CD販売も熱心で手書きの広告が素晴らしい、地方会場ならではの感じがイイぞ。





ライブはいつもの様に10分少々押しでSEがかかりスタート。
高崎のファンはとても熱く、SE前から「甲斐~っ!!」と叫び手拍子も。
テイストオブハニーの段階でほぼスタンディングへ、メンバーが登場すると興奮の坩堝へ。
英二さんのギターリフからのブライトンロック、この会場メチャ音が良いぞ。
甲斐さんのボーカルが絶好調で炸裂感十分、観客の歌声に負けないパワーがあります。
高崎の手拍子が一拍置かずスピーディー、まるで大阪地区の様で気持ち良し。
曲順は全て一緒だけど、これぞワンナイトスタンドとばかりにメンバー全員が全力投球だ。
妥協なくガンガン唄い切る甲斐さん、松藤さんも一郎も白熱の演奏を魅せてくれます。
とにかく座席がホール内ど真ん中なのでステージが美しい、なんて見易い席なのでしょう。
戸田とほぼ同じ場所だけど、あれからバンドは更に進化していて全てが圧倒的でお見事。
どの曲も一緒に歌わずにいられない今回の極上セトリ、最初の3曲で早くも最高潮へと。
原曲に忠実な演奏の「GOLD」で、マック清水が叩く太鼓の音がズシズシと良い感じ。
そして今回もまた「ビューティフルエネルギー」で涙が、どうしていつもここなんだ?
お楽しみの新曲コーナー、全く予想が付かなかったけど「Blood in the Street」では。
戸田で聞いた時よりしっくり来ます、最後のシャウトが今の甲斐バンドらしく素晴らしい。
自分の中での前半ハイライトはここ、新曲からの「メモリーグラス」はしびれます。
「バス通り」前のMC、「この曲は実は非常に演奏が難しい、俺は唄うの楽だけど」と。
演奏が始まるといきなり止める甲斐さん、どうやら英二さんの出だしが良くなかった様子。
久々のやり直しも見れ「安奈」の所で着席指令、高崎ファンの行儀が良く和やかな展開に。
ここからが40周年ツアーの見せ場、「ヒデオマツフジが唄ってくれる、グルーピーを」と。
今回も座ってる客席に向かって立てのポーズ、再び総立ちとなって名曲が放たれます。
凄く良い曲で今回のツアーも中でもトップクラス、心地良く受け止められ尚且つ超新鮮。
後半戦に突入すると名曲のオンパレード、これぞ甲斐バンドクラシックと言えるでしょう。
「この夜」でじっくり聞かせて「地下室」でグイッと、この夜の「氷のくちるび」は完璧。
何度でも言いたいけど、とにかく音響が素晴らしく聴き易くガンガンと音が入って来ます。
超大合唱となった「ポップコーン」、一気に涙込み上げてしまい堪えながらの拳上げに。
甲斐さんは動きもボーカルも絶好調、「翼」からの「アウトロー」がパーフェクトでは。
「やりきれないさ~」の上げ具合の方、4回中3回高く唄い放ってくれたので納得です。
ラストも超大合唱の「風の中の」、BEATNIKツアーには生まれてなかった名曲が堂々と。
アンコールも超ベテラン甲斐バンドは弾け、「HERO」ではマイクスタンドサイドキック!
「観覧車」では帽子をかぶってサングラスを外し、感想ではグルグルと華やかにダンス。
新たなるステージングの「破れたハート」を挟んで、ダブルアンコールの時間に突入。
最後のメッセージは「変化を恐れずにやって来た、栄光と挫折の連続だった40十年」と。
ラストは凄い「100万$」を演ってくれ感無量、過去最高の出来栄えと言える程の内容だ。
ここ数年まさに「こんな甲斐バンドが観たかった」というステージを披露してくれます。
そして今回の40周年ツアーはより磨きがかかり、文句の付けどころがない状態へと。
だからこそ言います、甲斐さん、ここまで来たら50周年まで演って下さい!!


【セットリスト】

01 ブライトン・ロック
02 ランデブー
03 港からやってきた女
04 らせん階段
05 そばかすの天使
06 GOLD
07 ビューティフル・エネルギー
08 Blood in the Street★新曲
09 メモリー・グラス
10 バス通り
11 裏切りの街角
12 安奈
13 グルーピー
14 この夜にさよなら
15 地下室のメロディー
16 氷のくちびる
17 ポップコーンをほおばって
18 翼あるもの
19 漂泊者(アウトロー)
20 風の中の火のように

21 HERO
22 観覧車′82
23 破れたハートを売り物に

24 100万ドルナイト






【バンドメンバー】

甲斐よしひろ/ボーカル&ギター
松藤英男/ドラムス・ギター&ボーカル
田中一郎/ギター
岡沢茂/ベース
前野知常/キーボード
佐藤英二/ギタ-
佐藤強一/ドラムス
マック清水/パーカッション





ライヴ後は会場近くのバス停からすんなり乗って、高崎駅21:05発の湘南新宿ライン特別快速へ。
3人でライヴの感想を話したり、今までの甲斐バンド軌跡を語っていたらあっという間に大宮到着。
ここでM美さんが乗換えて赤羽に22:36着、自宅には23時前に着いたので高崎は意外と便利かも。
「迷ったら行く」を信念に、ホント行って大正解だった高崎小旅行ライヴでした。