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新選組史跡踏査
京屋跡
八軒屋にあった船宿・京屋(忠兵衛)は、新選組の大坂での定宿であった。司馬遼太郎の小説「竜馬がゆく」では、薩長同盟のために京へ行こうとしていた坂本竜馬が隣の堺屋から出てくるところを、京屋の2階から新選組八番組長藤堂平助が目撃する、という場面が描かれている。
発見難易度 -----
我々が持っていた新選組の資料では、京屋の跡地とされる場所がマチマチだったため、特定することができませんでした。八軒屋浜船着場のそばにあったということで、取りあえず、京阪「天満橋駅」を写真に収めたのですが、近年、大阪市立中央図書館に残る「安政三年の水帳」と明治44年の地籍簿から、京屋の跡地は「天満橋京町」付近であることが判明したそうです。写真の「天満橋駅」前の「土佐堀通り」を少々西(写真の左)に進んだところ、現在はチーズ屋さんがある辺りが京屋の敷地だということです。2009年には、チーズ屋さんの玄関横に「京屋忠兵衛跡」の銘板が設置されました。
実は、我々もそこを通っていたのですが、チーズに気を取られ、銘板に気づきませんでした‥。ショック!
ちなみに、大河ドラマでも、新選組は京屋に宿泊していましたね。
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