蜆橋跡

文久3(1863)6月3日、芹沢鴨ら8名が、蜆橋上でいさかいとなった大坂相撲力士を殴打する。この後、住吉楼前での大乱闘事件に発展した(「大坂角力事件」)。この事件のきっかけは、どうやら道を譲る譲らぬといったささいなことだったらしい。 

発見難易度 ★★☆☆☆
銀行の角が秘かに跡碑になっています。
なお、この事件の際には、芹沢一派と共に、沖田総司も一緒にいたようです。大河ドラマでも「どっこい事件(第21回)」として描かれていました。
大河ドラマ「新選組!」は、これまでの「新選組」のドラマからすれば、「新選組になるまでが長い」と評されることもあるようですが、ワタクシは、新選組、そして各隊士の成長を描いたドラマとして、それも非常に面白かったと思います。
大河では、この回のちょっと前から、芹沢鴨との関わりを通じて、「反抗期」ともいうべき総司の姿が描かれています。そして、芹沢鴨は後に総司に斬られることになるのですが、その展開は予想できたとは言え、総司の心の成長を上手に描いた三谷脚本は、やっぱり面白いなと思いました。
ちなみに、こうした前半部分を丁寧に描いたからこそ、後半、視聴者が大いに感情移入できる作品になったのだと思います。ということで、大河「新選組!」は途中(特に京都に行かずにグダグダしているあたり)で見るのをやめず、全部見ましょう(笑)
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コメント
 
 
 
Unknown (こあき)
2011-10-16 11:27:48
東北&大阪、お勉強させていただいております。
アップありがとうございます。


また何度目かのDVD鑑賞を始めたところです。
見返すたびに本放送の時には「まだ江戸かよー、いつになったら京都に行くんだよー!」だったのが嘘のように試衛館時代のあれこれが面白くてなりません。
そして、ここを見ずして、あのラストはない!!(笑)
ということで、ちゃ~んと全部見ていますよ~。(笑)

ああ「組!!!」が待ち遠しい・・・。(まだ言うか。)
 
 
 
>こあき様 (ぴよぴよ侍)
2011-10-18 00:51:58
コメントどうもありがとうございます。
私も実は放送時は前半部分のスローペースぶりに脱落しそうになったのですが、(第7回「祝四代目襲名」の派手な野試合がなかったら多分見るのをやめていた…>笑)あの丁寧な描写があったからこその後半ですよね!
途中でやめないで本当によかったです。
最終回までひと通り見た後に第1回から見直すと、江戸の頃がとても無邪気で平和で、その後を知っているだけに初見の時とはまた違いますよね。もちろん、新たな発見もあったりしてやはり何度見ても面白い!
 
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