Invalid Life

「演歌・オブ・ザ・デッド」公式ブログ
(C)りょんりょん 2004-2007

カレー三昧 悲しみのDD HOUSE 編

2004年10月29日 02時02分51秒 | 食べ物
DD HOUSEってこんなに寂れてるのかと、またもや鬱になる今日この頃。
なんかさ~、行くとこ行くとこが寂れてるし。
も、もしかして、私が疫病神なのか。

今回は梅田のDD HOUSE前というか、阪急のガード下の「K2」というカレー屋さんに行って来ました。隣もカレー屋兼喫茶店で、そこも一回行ってみんとあかんなぁ。

K2
梅田DD HOUSE前の阪急ガード下
カツカレー 580円
最初口に運んだ時、以前食した「ガラム」&「フレンド」系統だったのであかんと思ったけど、二口目から気にならなくなった。
サラっとしたルーでホテルに出てきそうな味。
これも特徴がないんやけど、それを特徴にしている感じ。う~ん、NHK大河ドラマ「新選組!」の山崎さんみたいな感じなんですよ。特徴がなくわからへんけど、奴は出来るみたいな。
客観的にはそう高いレベルではないかもしれないけど、カレーを知らない人(おれへんやろうけどね)にカレーってどんなもんか知ってもらうには最適なカレーだと思う。
なんか絶賛してるな~。
個人的には結構気に入りました。通いそう。
ルーは御飯の量に比べると少なめで、途中で足りなくなると思う。
値段のわりには安いし全体量も多い。見た目は多そうにないけど。
今回は写真有です。
63点

点数にするとそんなに高くないのは、気に入ったのはごく個人的なものだからっていうのがわかるからです。

カレーでは久々のヒットかな。期待してなかったのもよかったかも。たまたま思い出して、近くにおったんで行っただけやしね。うん、余は満足じゃよ。

綺亞羅

2004年10月28日 02時53分39秒 | 映画・DVD・テレビ番組
「ウルトラQ drak fantacy」のDVD4巻を買ってきました。
お目当ては遠藤久美子様ではなくて、タイトルにも書きました、「綺亞羅」という話をまた見たかったからなんです。

この番組を見始めたのは、昔のウルトラQが好きだったのと、いや違うな、遠藤久美子様が出るからです、はい、正直になります、エンクミ目当てでした。すみません(何故謝るっつーか、誰に謝ってるねん)。

エンクミは主人公グループなんやけど、この主人公グループが全話中半分位出てないっちゅーのも凄い試みとは思うけど、エンクミ目当てで見ていた私には辛かった。

一話完結スタイルですが、当たり外れが多く、いや、ここでも正直になります、外れが多すぎて、大阪では土曜日(つ~か日曜日)深夜の放送だったんですが、ビデオもない私にとっては見るという行為に至ることも含めて辛いものが多かった。

事前にエンクミが出るかどうか調べればええやんかってなるんですけど、一応ウルトラQというブランドへの期待もあったんです。

この話は別だった。それは私の音楽好きなのも影響していました。
話の内容は何処にでもあるようなものです。寓話です。
私も昔似たような感じのものを作ったことがあります(出来自体は段違いですけど)。
そして、劇中の空気に痺れ、ウッドベースの響きにも痺れた。

劇中の空気は、日本でようで日本でない、70年代のテレビドラマのような、空気は乾いているけどフィルムは湿っているという映像も相俟って、妙に生活感がないのに、自分もそこに住んでいるかのような錯覚に陥らせる。そんな空気を吸わせてくれる。

私はギター奏者が大好きで、ギター(ソロ)中心に聴いていますが、ベース奏者も大好きで、ポール・マッカートニーやジャコ・パストリアス、ミック・カーン、マイケル・マンニングらもよく聴いていました。

ベースはフレットレスのトーンやフレーズが好きで、この話が放映されたちょい前の時期に、ちょっとベース奏者中心のものでいいのはないかなぁと探していたんです。

また、以前テレビで何度か見たピアノトリオという形式の演奏が格好良くて、特にウッドベースサウンドが頭の片隅に残っていたのも、この話に惹かれた理由でしょう。

これで私は背中を押されました。この話によってジョージ・ムラーツやレイ・ブラウン、バスター・ウィリアムス、ペデルセンらの素晴らしいベース奏者を知ることが出来ました。秀樹感激(ふる~)ですよ。

もしおもんなかったらさ、恐らくウッドベースの良さを知らないままだったかもしれない。大袈裟じゃなくてね。

仕事が余りないベース奏者の主人公。しかもベースの腕も落ちてきている。ある日の客演演奏中に少女を見掛ける。主人公の帰宅途中、運転する車の前に突然その少女が現れる。

このうらぶれた設定のベース奏者を野村宏伸氏が熱演しています。彼は「メインテーマ」という映画でも音楽家の役をやっていましたが、音楽家の役は得意なところなんでしょうか。夢と希望を捨てられないけど、現実も痛いほど思い知らされているという役どころを自然に演じていると思います。

主人公のベース奏者は現在はレコード会社勤務の昔のバンド仲間から仕事の依頼をするが、その時に主人公が憧れていた音楽家の幻のレコードを見せられる。

昔の仲間役のデビット伊東氏の演技もいいです。夢や希望を捨てた代わりに現実を生きているという感じが主人公のベース奏者と対照的ですが、根本は一緒だったという細かな作りこみもあって、嫌な奴という印象をギリギリの所で抑えています。

これは映画で作り直して欲しいなぁ。設定や配役はこのままでいいし。もっと演奏シーンとか入れて、もうちょっと主人公達の描写を細かくして。いい音楽を描く映画になると思うねんけどなぁ。

30分でウルトラQという枠の中ではこれが精一杯だと思うのですが、このままだと主人公の行動が唐突に感じる人も多いと思うし。まぁ、これはこれで色々想像出来て楽しいんですけどね。

カレー三昧 阪急蛍池に参上

2004年10月27日 01時23分13秒 | 食べ物
今回は足を伸ばして蛍池に行ってきました。
この駅を私用で下車したんは初めてかも。
モノレールも出来てるけど、伊丹空港の利用が少なくなっているからなんか、平日の昼間やったからかもしれんけど、人がいなくて寂しくて、豪華な駅舎とルシオーレっていう駅ビルみたいなんが横にあるんやけど、それが余計に盛者必衰のように思えた。また関西空港が出来てから作られたバス会社のバスが駅前ロータリーにひっそりと一台だけ止まっていたのも、そういう感想を抱かせたのでしょう。

寂れてボロボロっていうんではないけど。ゴーストタウンっぽい雰囲気に包まれていたのは、街としては致命的だと思う。

ネットで調べた住所を元に散策。賑やかな方とは反対側っていうのと、紹介されていたサイトに乗っていた写真から先ずは国道側を攻めてみる。

調べていた住所らしき所から結構離れても店を発見出来ず。
嘘、潰れたんか。不安が心を支配します。遠出(って距離でもないけど)して来たのになぁ。

私は店に電話して聞くとが大嫌いです。理由は店に迷惑が掛かるかもというのと、自分で発見出来ないのが滅茶苦茶悔しいのとです。複雑な所でも自分で見つけて行くのが凄い快感なんすよ。

恐らく今回行こうとしていた店が梅田とかミナミにあれば、既に諦めていただろう。そう私はもう40分近くも駅の周辺を歩いていたのだ。涼しくなってきたこの時期に、何を私を汗を書いてカレーを求めているのだろう。

だが私のプライドをまだ見ぬカレーの情景が打ち砕いた。携帯電話って便利ですね。何処からでも掛けられるし。

教えて貰った場所は、駅横のルシオーレっていう駅ビルみたいなところだった。引っ越していたのね。もうちょっとちゃんと調べたら、よく参考にさせて頂いている「道の部屋」さんで移転のことが書いてあった。人生適当の仇がこんなところで……。ぐすん。


気を取り直してルシオーレっていうところに向かう。出る方向が逆だった。反対側にはカレーの昇りまであるやんか。ダブルショック。思い込みはいけんですな。

ガラム
阪急宝塚線 蛍池駅 下車1分かからず
蛍池ルシオーレ南館3分 改札出口から直ぐ
カツカレー 700円だったかな?

コクがあるけど、特徴が余りないというか、突出したものがないように思う。
平均点を狙いすぎって感じかな。
辛くはないが甘くもない。サラサラと抵抗なく食べられるのはいいけど、記憶に残らないって感じがする。
ルーの量は御飯に比べて多いが、全体としての量は少なめ。
ここも御飯がやわかったけど、今の主流なんかな。もうちっと固めがいいかなぁ。
ここの味、どこかで食べたような気がしてたんやけど、そうや、あの阪神杭瀬の「フレンド」っていう店に似てる。ここの方が数段上やけど。
私はどうやらこの系統は苦手のようだ。どういう系やねんっていう突っ込みはやめて、一度この店で食してみて下され。
人気がある店なので、私の味覚音痴が炸裂しただけだと思うので。
36点

そうそう、駅横のルシオーレも阪神杭瀬駅の駅の街に雰囲気が似てるなって思い出しました。杭瀬も蛍池も私にとっては鬼門なんかな~。

ラストクリスマス そのさん

2004年10月26日 06時31分37秒 | 映画・DVD・テレビ番組
なんかだんだんと織田ドラマ臭くなってきたなぁと感じた第三回目です。
視聴率も好調なようで、いい滑り出しを迎えたんではないでしょうか。

今回もテンポよく進みますが、矢田さんの話があまり悲しくなく、このドラマのコメディタッチっぽい雰囲気を壊さずに、しかし矢田さんのキャラクターの根底を視聴者に伝えるのに成功させるという難易度が高いことをさりげなくやっちゃってるのは凄いと思いましたね。

来週の予告では倒れるみたいですけど、矢田さんに明確に死の影をつけるんでしょうか。それがこのドラマの色に染めてやるのか、それともこのドラマの方向が変わっていくのか。楽しみですよ~。

第一回目は昔のトレンディドラマとかのバブル期に流行った形式プラス何故か現在の織田演技を導入。
第二回目はテンポよく進む、ジェットコースタームービーっぽく畳み掛けるシチュエーションラブコメディ。
第三回目は従来の織田ドラマっぽく展開。でも織田裕二が中心じゃなく狂言回しっぽい立場に置くという試みで行う。

ラスクリってこんなに色々な表情を見せてくれるドラマになるとは思わなかった。これは新たなドラマ(織田ドラマに限らず)の基本形になるかもしれんなぁ。

今回って初回のあの豪華さっていうかキラキラ感(古いけどね)がないんやけど、それはワザとだと思うけど、初回の印象を視聴者が持ってることを前提とさせてるんで、勝手に視聴者がキラキラ感っていうフィルターを通して見るように仕向けてるんよね。

今回初めて見る人にもそれとなく人物の相関関係を説明してたりしてさ、そんで織田ドラマ風に持っているんで、キラキラ感はないけど従来の織田ドラマファンにも受けがいいようにと、こういう細かいところにも目配せ出来るのは最初から計算に入れてるんやと思う。

今までの織田ドラマって次回どうなんねんやろっていう期待が大きく、連続性があった。ラスクリは次回は楽しみではあるんやけど、連続性がないんよね。一話完結スタイルっていうんかな。大きなストーリーはあるんやけど、それが連続性を伴っていないと感じるんよね。

一回一回ちゃんと落としてるっていうほうがわかりやすいかな。ドラマ自体が一つの顔を持っているんじゃなくて、色々な顔を覗かせるんで、そう思っちゃうんかもしれんけど。

最近では「踊る大捜査線」が一話完結スタイルを取っていたけど、あれは犯罪っていう要素があったから出来たことやと思うんやけど。踊るの大きなストーリーはあの二人の成り上がりだと思うけど、ラスクリもこの様式を基本に使ってるんかなぁと。同じフジテレビだし。

「お金がない」や「恋はあせらず」も最初は毎回落ち有で同じような始まりだったけど、途中から連続性を持たせたし、最初から雰囲気が織田ドラマだったしね。何か起こると感じさせる展開であったと思う。「恋はあせらず」は失敗作だと思うけどね。「真昼の月」や「真夜中の雨」、「ロケットボーイ」、「正義は勝つ」は連続性を最初から持たせていたもんね。

書いていて思い出しましたよ。「振り返れば奴がいる」が一番展開は似てるかもしれない。あれも手術を軸に毎回落としてたし。連続性はあったけど。振奴の連続性のテーマは主役二人の対決で、踊るのように漠然とそして時間が掛かるというテーマじゃなかったし。

「踊る大捜査線」と「振り返れば奴がいる」を足して、トレンディドラマの設定を借りて展開させてるのがラスクリなんかもしれないなぁ。元々フジテレビだしね(笑)。

ち、違う。一番似てるのは「渡る世間は鬼ばかり」だよ。そうだよ、きっと。

(注)記憶を元に適当に書いているので間違いがあるかも知れませんが、そういう時は見て見ぬ振りをして通り抜けて下さい。

広末涼子って歌が巧かったと思う今日この頃

2004年10月23日 04時31分45秒 | 人生適当語録
いやね、今日久々に広末涼子のアルバムを聴いたんですわ。
ええ、何故かシングルもアルバムも持っているんですよ。
でもね、広末涼子のファンだったことはないはずなんですよね。
だって同時期デビューの遠藤久美子のファンだったんですから、ずっと、今も。ファンクラブにも入ってるし。

広末涼子が出て来た時代って(そんなに前でもないんやけど)アイドル不作というか、昔のようなアイドルがいなくてさ、広末涼子が一斉にアイドルへの世間の欲求を背負ってしまったんやと思う。

最初から売れていたわけではなくて、じわじわとオタク層やアングラ層から世間一般に広がっていったと思う。その広がり方は丁度インターネットが一般層に広がるのと同時期だったかな。口コミというよりもネットコミで、最初は顔と名前が一致しなかったんやけど、広末涼子という名前はずっと記憶に残った。後でクレアラシルの女の子だということがわかった。

周囲だけかもしれないけど、遠藤久美子と広末涼子をごっちゃにしてる人もいた。

まぁ、広末涼子には何かがあった。少なくとも大学入る頃までは。それが魅力なのか、オーラなのか、なんなのかはわからない。大学入学の後位にきれいさっぱりとそれが消えてしまったのも凄いことなのかもしれない。

彼女の出ているドラマを全部見たことはないし、写真集とかの類も買ったことはないんやけど、何故かCDだけはあるんよね。それは実は広末涼子の歌手としての才能に注目してたからなんやけど。あの当時は怖くて言えなかったんよ。所詮世間ではアイドル活動の一環でしかなかったからさ。

確かに音程は安定しているとは言えない。声量もないさ。マライア・キャリーみたいにガラスを割ることは出来ないさ。中森明菜みたいに情念を込めてもいないさ。でもさ、結構広末涼子ってカラフルな歌い方をしてるんよ。曲によって様々な表情を見せている。多分、自然に出来ていたんだと思う。

曲も色々な方に提供されているんやけど、それぞれ風景があって、広末涼子が自然にその中で生きているように感じるのよ。

それは広末涼子だけの力ではなくてお膳立てしているプロデューサーの力に拠る所が多いとは思うけど、それに負けていないというか、単なるお飾りになってないのは、広末涼子も意識してやったんではなくて、自然に自分のものとしていった結果なんやろう。

こんなことは広末涼子全盛時には言えなかったけど、もしさ、広末涼子が自分で曲も書いて、アイドルとしてデビューしてなかったら、もっと歌手として評価されたんとちゃうかなと考えると、ちょっと勿体ないよなぁって気がする。

だって今の日本の歌手って言われている人達もさ、一昔前のアイドル歌手とそんなに実態は変わらないと思うよ。

産後、体重が戻らなくて四苦八苦してるらしいけどさ、歌手として戻ってきたらええやんって思う。外見なんてそんなに重要じゃないっしょ、歌手なら。アイドル歌手として戻ってきたらあかんけど。


現在の勝手にランキング(ただの好みですな)
チャンピオン  ヴィッキー・チャオ(つーか、チャオ・ウェイ)
1位       遠藤久美子
2位       芳賀優里亜
3位       市川由衣

すんまへん、つ~か最近のアイドル事情は全く知りません。

歴代チャンピオン
初代  松坂慶子(子供の頃の憧れなりよ)
2代目 南野陽子(今も綺麗やけどスケバンも2代目だったあるね)
3代目 遠藤久美子(在籍期間が一番長かったあるよ)
4代目 ヴィッキー・チャオ

ああ、こんな時間になにアホなこと書いてるんやろ。

イチロー選手

2004年10月22日 11時25分45秒 | 人生適当語録
先日NHKの特番でのMLBのイチロー選手の特集を見た。
それまで私はイチロー選手のことは、どちらかと言えば嫌いだった。
優等生過ぎるというか、完璧過ぎるというか、生理的に受け付けないタイプと言ったほうが的確かもしれない。

彼の打ち立ててきた記録は素晴らしいし、凄い野球選手だとは思っていた。ただ、生理的に受け付けなかっただけだ。

今も好きかと言われれば、そうではない。生理的に受け付けないタイプというのはそう簡単に変わるものではない。好き嫌いとは別の次元での選別なのである。

番組内でイチロー選手が「どんなヒットでもどこに打てばヒットになるかわかっていて打っている。詰まらせた方がヒットになるのなら詰まらせる」(という主旨だった)との発言には驚いた。そこまで計算していたとは。彼は自身の持てる能力全てを計算に入れて野球をしているのだと感じた。そしてその計算が見事に当たっていることも立証している。

ここまでは私の今までの認識を変えるものではなく更に強化するようなものであったが、その後の発言の中でイチロー選手は実は結構ネガティブに物事を考える人なのかと感じた部分があり、それは私の今までの無意識化への決め付けである<彼は絶対の自信の中でやっているだろう>というものを揺らがせるものとなった。

イチロー選手は強い。が、それは自信からくる強さではなく、自分の心の弱さを受け入れて、それにどう対処していこうかとする気持ちが、彼にとっての強さを作っているのだと知らされた。彼にも迷う部分があったということや絶えずプレッシャーを感じているようにはとても思えなかった。

どうしても人は自分の弱さという部分を隠したがる傾向にあると思う。意識するしないにかかわらずに。本当に強い人というのは、全てを先ずは受け入れることから始めるのだろう。弱点や得意なもの、やりたいことややりたくないこと等。人によっては簡単に出来るだろうが、大抵の人にとっては難しい行為だろう。自分を客観的に見るのは苦痛を伴う場合もある。しかし、やろうという意識を持つのが大事だと思えた。

私はイチロー選手は天才だが努力もするタイプだと見ていたが、完全な努力するタイプだという認識に変わった。どちらにしても彼が素晴らしく、且つ凄い野球選手だという事実は疑う余地は当然ない。



と書いてきたんやけど、なんかごっつ偉そうなこと書いてまんなぁ。でもさ、イチロー選手は野球を理論で語ることが出来ると思うけど、新庄選手は感覚でしか訴えることが出来ないと思う。二人は恐らく野球が好きという共通点だけで話はあまり合わないかもしれないけど、どっちが偉いとか優れているとかではなくて、どちらも内包出来るというのは野球の売りにしていい魅力だと思う。

そして野球を知らない層にそういう部分をもっと訴求していくべきではないかとも思う。もう誰もが野球を知っているという前提は捨てたほうがいいし、誰もが野球を好きなわけではないという認識も持つべきだ。

クリスティーン

2004年10月21日 13時22分52秒 | 映画・DVD・テレビ番組
この映画久々に見た。もっと昔やと思ったけど20年程前やったんか。
話はもちっとゴシックホラーっぽい展開やったような記憶があんねんけどちゃうかった。記憶の中のものは勝手に他の映画とかを繋ぎ合わせたものになってたみたい。

このフィルムの質感っていうのかな、懐かしいし、好きなんよねぇ。質量っていうんかな、それもフィルムの中に溶け込んでいるみたいでね。

この映画、シンプルな展開だし盛り上がり所もなくて、なんか淡々と進むのがじわじわと恐怖感を、煽りません。そう、恐怖感がないんよね。主人公の一人(主人公は二人おります、この映画)が車によってDQNにされていくとこも急であれれだし、車が人を襲うのもやけにあっさりしてるなぁっていう印象でしたね。

車が壊されても自己復元する場面はよかった。時折人間の顔に見立てた描写もあって恐怖感を、煽りません。ここも淡々と復元するんよね~。監督はカーペンターなんやけどなぁ。淡々とした中に恐怖感を入れるのは得意なはずやのになぁ。

クリスティーンが壊されました。
自己復元しました。
人が殺されました。
主人公の一人がクリスティーンと戦いました。
っていう感じで箇条書きにされた場面を見せられているだけで、映画を見ているっていう気分に浸れないのが原因なのかな。

でもね、おもんなかったとは感じなかった。おもろいとも思わなかったけどなんか惜しいなぁって。もっと脚本を練ってアクションというか車との対決を前面に出してリメイクしたおもろなるかも。

主人公をクリスティーンに翻弄される役と、それを見て助けようとしてクリスティーンと戦う役の二つにわける必要もないと思うしねぇ。どっちに感情移入させたいねんって。だから最終決戦もイマイチ盛り上がらんのよ。

車と人間の女性、どっちを取るか。で安っぽい設定が一つ追加されて、最後の対決への絡みとすれば、少しでも厚みがでたと思うし。

原作はスティーブン・キングで原作通りなのかもしれんけど(原作は未読です)、映画と小説は別なんやし、そこはズバッと解決じゃなくて、変えちゃってよかったような。スティーブン・キングは数ある自分の小説の映画化でこれが一番マトモだったと発言したらしいけど。

まぁリメイクがあかんかっても続編を作ることにして、生き残ったもう一人の主人公と女性との間に子供が出来るんやけど、壊されたと思ってた車が復活して家族を襲い出す。実は車も子供が出来ていて(←おかしいやろ)、子供同士が最後は対決する。監督はジェームス・キャメロンで、キャッチフレーズは「今度は戦争だ」ってあれ?

また続編で何故クリスティーンという車が出来たのかを、重厚なラブロマンスで見せる。前回とガラっと変わって、静かな展開にする。クリスティーンが作られたのは1950年代やからノルタルジックでいいかも。

おぉ、クリスティーン・トリロジーの完成ですやん。
それはエイリアンやろっていう突っ込みはなしの方向で。

焼きそばの壁

2004年10月20日 02時34分35秒 | 食べ物
大福
大阪駅前第二ビル地下2階
普通 500円  大盛 600円  超大盛 700円

焼きそばで有名な店ということで、焼きそばハンターとしては(いつからなってん)是非ともお手合わせ願いたいと思い行ってきました。近所にこんなに有名な店があったとは、無知を恥じないといけません。うぅ。

入ってびっくりしましたよ。最初に目に飛び込んできた風景を信じることが出来ませんでした。
タイトルにも書いたようにそこには焼きそばの壁がありました。
しかもその壁の中に目玉焼きが埋もれているというおまけ付き。

いつもの癖で大盛を注文したんですが、丁度他のお客さんの大盛があり、店員さんがそれを指してこの量だけどいいですかと聞かれました。高さ5cmはあろうかというくらい盛り上がってましたが、なんとかいけると踏んだのでそのまま大盛にしました。

麺はずっと鉄板の上に乗っているせいなのかちょっとふにゃけていて、しかも壁と表現してしまうくらいに積まれているので、ソースも絡みきっていない(実際麺の色そのままの部分が多々有)。焼きそばというよりもカップ麺の焼きそばみたいに、後でソースを絡めるっていう感じです。ソースは甘口と辛口があり、私は性格も人生設計も何もかも甘いのでそのまま甘口にしました。

食べるというよりもそばを食べて穴を掘っていくというノリでした。気をつけて掘っていかないとボロボロとこぼれるんですよ。もう子供が食べてるみたいな状況です。天辺には目玉焼きが乗っているので上から攻めることも許されないので横から丁寧に箸を進めないといけません。モスバーガーのように食べる段階のことを考えてないやろ~。

なんとか大盛を食べきったんですけど、量が多いというよりは味に飽きて最後はちょっと食べるのが辛かったです。普通サイズで十分だと思います。不味くはないんやけど美味いわけでもないという不思議な感覚に陥ることが出来ます。

行ったのはお昼時だったので、違う時間に行けば壁はなくて注文があった段階で焼いてくれるのかもしれません。(ソース)焼きそばはソースを絡めてちょっと焼いて(炒めて)くれんとあかんでしょう。麺にソースを掛けて食べるっていうのは焼きそばではないような気がします。
50点(不味くはないけど)

ラストクリスマス そのに

2004年10月19日 13時55分42秒 | 映画・DVD・テレビ番組
今回は見ようかどうしようか迷っていました。織田裕二出演ドラマじゃなかったら恐らく見なかったと思う。それほど前回のノリが古臭くて織田裕二という役者には合ってないなぁって。

いんや~、今回はすっげー面白かったっすよ。基本は昔のドラマなんやけど、その中で合わへんと思ってた織田裕二という役者の存在感っていうか、この役は織田裕二でないとあかんなっていうのが凄い出てた。前回はワザと抑えていたのか、私が気付かなかっただけなんか。

従来の織田演技だと悪い意味で浮いちゃうと思うんやけど、絶妙な線で浮かずに、しかも溶け込んでいないのに、違和感がないんよね。そこは流石役者やね。テンポ良く進む話にも助けられてる部分もあるけどね。

公式サイトを見ると織田裕二氏の方からプロデューサーにアプローチしたようですね。最初は「東京ラブストーリー」というか、カンチへのリベンジなのか、カンチを終わらせたいのかなと思ったんです。織田裕二氏としては、カンチという役を終結させたいのではなくて、新たに「東京ラブストーリー」にこれまでの(そしてこれからの)織田裕二という役者を当てはめて別の方向性を示したいんだなって。

まあ今更「東京ラブストーリー」に拘る必要なんてないしね。って拘ってるのは私だけか。

前回の登場人物紹介的な部分がじわじわと効いてましたね。登場人物の性格付けが視聴者にも上手くいってて、チョイ役でもこの人はこういう人だからという共通認識が受け手と送り手の間で成立しているので、より話のテンポに巻き込まれていくという、考えてるなぁっていう作りをしていると思う。こういうのをやるのって、「新選組!」のように最初を丁寧に描くということとかをしないと難しいんですけどね。だから最後のりょうの旦那(?)の登場が活きてくるんだと思うんですよ。

まだ2回目なので今後どうなるのかは未知数ですけど、期待してもいいかな~って。やっぱし織田ドラマに外れなし?。

エンターテナーか或いはミュージシャンか

2004年10月18日 16時24分06秒 | お・ん・が・く
エルトン・ジョンがマドンナの口パクについて批判したという記事を読んだ。

口パクってそんなに酷いことなんかな。昔、プリンセスプリンセスというバンドがテレビの音楽番組に出演した時に彼女達は生演奏をしたのですが(他の人は口パクだったらしい)、モニタリングとかなんとかで散々な出来映えだったらしくて、これならテレビに出演する時は口パク(ボーカルだけじゃないけど)の方がいいんじゃないかと考えたっていうようなことを雑誌か何かで読んだ記憶があります。

まあ、彼女達の演奏レベルの問題もあったのかもしれませんが(ライブでも実際には演奏しておらずトラを使っていたという話もありました)、何を伝えたいか、何をやりたいか、によって一概に口パクが悪いなんてことは言えないと思う。

マドンナは昔は好きでよく聴いていたが、私がもし彼女のコンサートに行ってそれが口パクであっても怒らないと思う。それはマドンナというエンターテナーを見に行くという気持ちだから。本当にライブで歌って音程が外れていたりとかするほうが嫌だから。

それならコンサートに行かずにDVDやビデオでいいじゃんと言われるかもしれないが、存在を感じることが出来るというのは大事なことだと思う。音楽を聴くだけではなくて、目で見て楽しむ、肌で何かを感じる、そういったことが出来るのがコンサートじゃないかなって。だから、マドンナやブリトニーを見に行ったとして口パクであっても、そこでパフォームしているのであれば、個人的にはもうまんたいなんですよ。

エリック・ジョンソンとかのコンサートに行って、ギターが口パク、いやいや、エアギターかな今風に言えば、になっていれば怒るけどさ。それはエリック・ジョンソンが即興演奏(というかギターソロ)の側面も持っているからであって、彼がそんな側面のない音楽家なら別にエアギターでも口パクでもかまわないと思う。

マライヤ・キャリーや中森明菜が口パクしてたら怒るけど、それは彼女達が歌手であって歌を聴かせるのが主であるから。そこはエリック・ジョンソンのギターソロと同じです。マドンナは歌が主ではなくて、トータルの魅力(というかバランスかな)が主だと思うから、口パクでも許せるんじゃないかなって。

ライブアルバムといわれるものだって、結構の種類で後から音を足したり入れ直したりしているそうで、それってライブとちゃうやんと思うけど、素材がライブなら立派にライブアルバムって言っちゃってるんだから、口パクしてたかってさ、そこに本物がいてパフォーマンスしてりゃえんとちゃうのって思ってしまう。

カレー三昧 阪神杭瀬の巻

2004年10月15日 15時02分29秒 | 食べ物
阪神に乗るのは甲子園に行く時位の私ですが、今回初めて杭瀬で下車しました。
国道2号線を車で走っている時(私は無免許なので友人が運転ですが)に通り過ぎる街でしかありませんでしたが、国道2号線を渡ると長い商店街もあり、昔の下町っぽい風情もあり気に入りました。

駅ビルみたいな形で「駅の街」というテナントビルがあるのですが、店が撤退したまま入っていないところも多々あって、平日の昼間という時間ではありますが閑散とし過ぎでした。その雰囲気(変換出来た)が結構不気味なんですよね。闇がそこにある、っていう感じなんですよ。「あれはヤバイもんだ」byガッツではないんですが。立地条件はいいと思うのになぁ。

商店街は結構長くて広いのですが、何故か店舗型のお好み焼き屋さんが多いんです。3軒位しか離れてなかったりして、こんな狭いところで競争しやんでも、と余計な心配をしてしまいました。

この商店街、人がいる所といない所がはっきりしています。これまた平日の昼間だったのですが、ある箇所には大勢の人で賑わいを見せ、そこから5mも離れていないのに別の箇所はがらーんとした平日の人気のない商店街になっているのです。
大勢の人達は私が見た幻だったのか、なんていう三流SFの主人公になった気分に陥りましたよ。

人はよく二面性を持っている、なんて言われていますが、この杭瀬という街も色々な面を持っているのでしょうか。この商店街は面白いので、商店街ハンター及び評論家の方は是非一度攻めて下さい。

そして本題のカレーです。

勝勝(かつしょう)
阪神電鉄杭瀬駅すぐ 国道2号線沿い
ビーフ&ソーセージカレー 800円
雑誌のぴあで1位を取ったとかで有名らしい店。
あまり味にパンチも切れもなくて平凡だった。御飯が固めでないのもマイナス。ここのルーなら御飯は固めがいいと思うのになぁ。
値段に比べて量も少ない感じで、これといって良い所がなかった。
個人的には何故評価が高いのかがわからない。
何処に出しても文句は言われないだろうが、賛美も与えられない、記憶にも残らない、そんな感じです。
焦点が定まってないのか定めていないのか。どの方向に進もうとしているのか。そんなことを他人事ながら考えて食していました。
店舗は2階なのだが床がぐにゃぐにゃでちょっと怖い。
赤井英和氏推薦の店らしいけど、赤井氏の娘って結構可愛いのね(←関係なっしんぐ)。
35点

フレンド
杭瀬商店街
ホタテフライカレー 680円
どこかで食べたようなカレーの味。カレーとハヤシの中間のようなこの味。店のメニューを見て思い出しました。ジャワカレーだ。ここはルーの販売もしているみたい。
特徴はカレーとハヤシの中間のような味なんでしょうが、旨くはなかった。ルーが生温かったのも原因かも。ここも御飯が柔らかかった。もうちょっと固めでよろぴくだぜ。
方向性はわかるのだが個人的には無関係でいたいと思った。
ホタテフライは旨かったのになぁ。
13点

それからここの店員のおっさんの態度悪過ぎ。っていうかこいつは人によって態度変える奴みたい。愛想よくて怒らないという感じの人なら高飛車な態度を取る。で怒りそうな人なら下手に出る。
私は一見おとなしそうで愛想よい感じらしいので、店員は最初は高飛車な態度だったが、その態度に切れ掛かったのが顔に出ていたのか、最後には普通よりちょっと横柄気味の接客態度になっていた。お客様は神様ではないけど、接客態度が横柄でいいって訳とちゃうやろ。
つ~かさ、ここの店員、店やる気ないやろ。客なんて来ていらんと思ってるやろ。
もう怒る気力もなかった。この店には二度と行かないだろう。
プンプンだぜ、ったくよぉ。

このカテゴリーを作っておきながら……

2004年10月14日 14時05分49秒 | お・ん・が・く
今まで何も書いてなかったでごわすよ。

えっと、最初なので好きな音楽家をつらつらと挙げていきます。

Eric Johnson
Yngwie J. Malmsteen
Eric Clapton
John Sykes
Prince
George Mraz

まだまだ他にもたくさんいますけど、上記の方々は外せないって感じですたい。

よくテレビとかで「もし無人島に持っていくとしたらどのレコード(CD)にしますか」とかの質問がありますが、それを自分に出してみましょう。

一枚だけとしたら、Eric Johnsonの「TONES」ですね。この人はギタープレイヤーなんですが、ギタートンが美しいんです。聴いていると大袈裟ですが天にも昇るような気分になります。

両手剣アサシンやってます。

2004年10月13日 02時01分16秒 | ゲーム(MMORPGとか)
ディアブロ2で両手剣アサシンをやっております。
3年振りに燃えております。

両手剣ソーサレスもやっていたのですが、平行してやっていたアサシンが元々接近戦も出来るキャラであったために早く成長したので、ソーサレス用の装備集めも兼ねて育てていたら、ソーサレスがレベル20でノーマルクエスト2の途中なのに、アサシンはレベル41でノーマルクエスト5のバール手前まできてしまいました。

両手剣を振り回しているとなんかスカッとします。
色物キャラ最高。

(注)色物キャラとは
ディアブロ2というゲームはキャラクター毎に職業が決められておりますが、それに逆らった装備や戦闘方法を選択して茨の道を進むキャラのことです。
例:ソーサレスは魔法攻撃主体のキャラですが、敢えて武器を持たせて突撃近接攻撃キャラにさせる

自分の性格は攻撃的なんやけど、どうもゲームのキャラクターをやる場合は茨の道を進むことが多いなぁ。3年前も両手剣アマゾン、両手剣ソーサレス、両手剣アサシン、両手剣ネクロマンサー、両手剣ドルイドだったし。両手剣を使いたかったらバーバリアンもしくはパラディンなのに。その2キャラはやらず。アマゾン、ソーサレス、アサシンはレベル85位まで育てたし。過去の自分をよくやったよと褒めてやりたいです。

ディアブロ2をやっていると「ベルセルク」という漫画の雰囲気を思い出し、どうしても両手剣を振るいたくなるんですよ。ディアブロ2に「ドラゴン殺し」みたいなんがあれば最高なのになぁ。