Invalid Life

「演歌・オブ・ザ・デッド」公式ブログ
(C)りょんりょん 2004-2007

ゾンビ村 終わりなき逃亡

2007年07月30日 21時22分33秒 | 映画・DVD・テレビ番組
日本製のゾンビ映画。所謂思い出作り系の映画です。ってかさ、これ作った奴、ロメロ監督とか大好きやと思うけど、一体何を学んだんだよ。ったくよぉ。あ、大抵のゾンビ映画はこんな感じか。わっはっは。

低予算のわりには頑張ってるとは思うけど、それが決して作品の出来に直結しないのは、やはり才能という経路を通ってないからなんでしょうね。

作ってる人って物凄く楽しいと思うんですよ。いやね、それはそれでいいんですよ。でもね、観客も楽しませて欲しいよなぁっていうのが、偽らざる本音ですよ。

ゾンビ好きなスタッフっていうか制作者の思いをトレースしただけなんですよね。学生映画ならそれはアリですが、一応商業映画(ですよね?)でそれをやっちゃうってのはどうなんかなと。

なんか文句言いながらこういう映画ばっかりチョイスする僕もおかしいんですけどね。文句ばっかり言うなら見るなよって言われると、そうなんですけどね。いやね、個人的には好きなんですよ。でも、ゾンビとかを題材にしてこういう映画ばっかり撮っていると、結局観客離れを最終的には起してしまって、ゾンビ映画とかの肩身が狭くなってくるんかなぁって考えると、許せなくなるっていうかね。

色々な制約があるんやと思う。でもね、そこをなんとかするのがプロっていうもんでしょう、って厳しいけど言いたくなります。

この映画にしても変に町とかに繰り出さなくても、変にサバイバルゲーム風なメイクをしなくても、変に録音助手にバブ(DAY OF THE DEAD)の面影を投影しなくても、パクリでもいいんで別荘地に立て篭ってっていう話で良かったんでないかい?

別荘地を壊したらあかんから、そういう撮影は出来なかったかもしれないけどさ。

ハードルを高くし過ぎる必要はないけど、同様に低くし過ぎる必要もないわけだし。ただ、一定の水準っていうはあるとは思うし、そこに向けて作るっていうのは、必要最低限のことだと思う。プロならね。

雰囲気系に逃げて欲しくもない。雰囲気は大事だけど、駆け込み寺とちゃうねんからね。無意味に駆け込むなよって言いたい。ってか、そう書いちゃってるけどさ。

役者は演技力が不十分。スタッフも兼任。そこから変えていこうよ。スタッフ兼任っていうのは予算上仕方がないことかもしれないけどさ。役者にしても、もっと演技力がある人はいるでしょう。主役だけ美人でっていうのはいいけどさ。後は演技力ある人で固めないとどうするのさ。

あ、主役の人(上良早紀さん)は僕好みなんで、そこだけは百点満点ですよ。うん。

焼きそば三昧 なんばパークス

2007年07月28日 08時08分32秒 | 食べ物
なんばパークスにある「ご当地フードパーク コバランチ」にまたもや行ってきました。

今回は、「大阪鉄板焼 豊房(とよふさ)」で焼きそばを食べましたよ。

画像のはすじ焼きそば(っていう名前やったと思います)の大盛りです。700円くらいやったかな。最近、また大盛りを頼むようになってきました。

味は、う~ん、ちょっと僕が食べた時は、ネバってしてたかな。もうちょっとカラってしてたほうが好みなんですよね。それから、ちょっち辛かったかなぁ。

牛すじ肉は美味しかったです。焼きそばが邪魔やって思うくらいに。もっと焼きそばとしての形を追求して欲しいですね。牛すじ肉ばっかしを追求するんじゃなくて。

あ、辛口、毒舌になってしもうてる。

そんなことよりも、前もね、気になったんですが、このコバランチ、僕が行った時は平日の丁度晩御飯時なんですが、殆ど人がいないんですよ。寂れてます。まぁ、なんばパークス自体が寂れてるっちゃーそうなんですけどね。

パークスってなんか局地的にしか人がいないような。料理教室とか、エアロビ?のとことか、後何件かの食べ物屋さんとか。

大丈夫なのか、コバランチ。大丈夫なのか、なんばパークス。

ダークブレイド

2007年07月27日 01時54分46秒 | 映画・DVD・テレビ番組
やってくれるな、アルバトロス。またパッケージに騙されましたよ。パッケージに書いてる女性は出て来ません。主役グループは銃も持ってないし、劇中では。パッケージに書かれているような○○じゃないしね、劇中の女性陣は。

え~、ネタバレしてるけど、だからなんやねんっていう映画なんで宜しく哀愁ですよ。

ストーリーは、なんかパッケージによると近未来らしいのですが、なんか地区がゾーンっていう名称で分けられていて、そこをギャングが(何故ギャング?)統括しています。モーゼっていう市長に立候補している人が、各ゾーンを統合しようとして、主人公一派と争うことになると。で、お約束で主人公一派には裏切り者がいる、と。

まぁ、よくあるパターンっちゃ~パターンですよね。裏切り者が誰かに似ているよなぁってずっと思ってたんですが、「ターミネーター3」でジョン・コナー役をやった人に似てます。役者名が違ったので別人のようですが。ラスボスは、007のコメディじゃない方のカジノロワイヤルに出て来るボンド役の人に似ているような。

それに、出て来る主要メンバーの女性陣なんですが、なんか他の映画でも見た事あるような人なんですよね、全員。だから、どうしたって言われると、それしか感想がないんですよっていう答になっちゃいますけどね。

アクションを売りにしているんですが、キレがないというとか、映像としてどう映っているのかっていう確認がないっていうか。痛さや重さ、そういうものを感じ取れないんですよね、バトルの場面とかで。

話もなんかゾーンっていう舞台設定がわからへんし。主要メンバーの女性の一人が潜入刑事っていう設定なんですが、主人公一派は正義の為にゾーンを見回っているっていう説明なのに、刑事を毛嫌いするのも意味不明。てか、世界背景がわからなさすぎ。説明しなさすぎ。脳内で各自で纏めろってか。

あ、最初になんか説明は文字で出ていたけど、それでも説明不足っていうか、お好み焼きの材料を聞いてるのに、焼き方だけを必死に教えようとしているって感じです。あ、この例えの方が意味不明じゃん。

最後もね、なんやねんっていう終わり方やし。そこまで出来るんやったら、ビビる必要ないし、最初から全面戦争しかけろよって思うし。あ、主人公はそのつもりやったんか。

結局、何がしたかったのかよくわからない映画でした。チャンチャン。

サウジアラビア戦

2007年07月26日 00時53分40秒 | 人生適当語録
負けちゃいましたね。二度も同点に追いついたところは興奮したんですが。

う~ん、今回は総合的にも相手チームが上だったとは思うのですが、勝てないっていうところまでではないだけに、なんかショックもでかいですね。

敗因としては、シュートの意識のなさ=点を取る気がない、相手のアグレッシブさに対して受け身になりすぎた、ボールウォッチャーになっていた、集中をすぐに切らす、フリーズしている選手がいた、ってところでしょうか。

ボールウォッチャーって、サウジアラビアの選手がそうなるって、誰かが言ってませんでしたっけ?なるのは日本の選手でした。ちゃんちゃん。って、おい。

ほんでね、技術的に出来もしない密接したゴール前でのパスワークとか、なんで負けてる場面でもやろうとするんやろう?

もう相手に当たってもいいから、シュートを撃ってみようよって、何度もテレビに向かって叫んでましたよ。危ない人確定ですよ。

それから、駒野選手が結構フリーズしていたように思えます。結構思考が止まってましたよね?

鈴木選手も全般的には良い動きだったと思うのですが、攻め上げるのはいいんですが、そこから先は自信がない(アイデアがない)っていうが如実にプレイに出てしまってましたね。

でも、今回の負けが次に繋がるのならまだいいんですが、これまで見てきた経験で言うと、絶対に次に繋がりません。まぁ、メンバーやスタッフがずっと同じわけではないんで、仕方がない部分はありますが、それにしても今日みたいな負け方って何度味わったら気が済むんやろうって思います。

リトルグレイの宇宙人プレイもわけわかめです。良く動くのはわかるけど、それが役立ってるのかって言われると、役立ってないよなぁって。本人だけではなくて、チームメンバーの意識の部分(使おうとする部分、使われようとする部分)も問題なんでしょうが。

オシム監督はスタープレイヤー中心にはチームを作らないとは思うのですが、選手の意識の中で、どうしても中村俊輔選手を中心に、無意識にそうしちゃおうとしてたんじゃないでしょうか。で、俊輔選手の調子自体が良いわけではなかったと思うので、それに結局は引きずられてしまったようにも見えました。

俊輔選手とリトルグレイを交代させた方が良かったようにも思えます。また、リアルガチャピンはどうも代表では消極的っていうか、簡単に言えばあかんよね。ガンバではいいのになぁ。

まぁ、負けたもんはもうしゃーないので、この負けを忘れないようにして、次以降に繋げて欲しいです。

三位になって次のアジアカップ出場を決めるっていうのも大事ですが、やっぱ優勝しないと意味がないと思うので、このサウジアラビア戦で今回のアジアカップは終わったと思います。

地球最後の男 オメガマン

2007年07月24日 22時06分02秒 | 映画・DVD・テレビ番組
THE OMEGA MAN

リチャード・マシスン原作、「I am Legend」のチャールトン・ヘストン主演でのリメイク版です。この前、ヴィンセント・プライス主演の「地球最後の男(THE LAST MAN ON EARTH)」を見たんですが、無性にこのリメイク版も見たくなってしまって買っちゃいましたよ。こちらも980円(定価ですよ)で売ってました。うっしっし。

今度、ウィル・スミス版も公開されるわけですが、予告編を見ると役名はネビルと呼ばれているようです。原作やヴィンセント・プライス版の役名はモーガンで、チャールトン・ヘストン版の役名はネビルなんで、ヘストン版を元にしているんでしょうか。予告編からはそんな印象を受けました。

で、このヘストン版ですが、以下例によって例の如く、最後の一人になるまで、ネタバレしますので、最後の一人にはなりたくないっていう方は、ここから下は読まないでね。

最初の場面で、ヘストンが朝の町に車を走らせているんですが、そこで恐らく映画とは関係ない人間が映っちゃうんですよね(普通に後ろで歩いてるし)。入り込んでるんですよね(二カ所もね)。これでね、なんかごっつ映画に入り難いっていう環境になっちゃうんですよね。だって、ヘストン君以外誰も人間はいないよっていう映画ですよ?

その後、得たいの知れない物体(元人間)をヘストン君が見つけて、元ライフル協会会長(もう元だよね?)らしく銃をぶっ放すんですが、その前に人いたやんっていう突っ込みをどうしてもしてしまうんですよ。

ええ、最初の場面、雰囲気はごっつええんですよ。早朝の人のいない時間に撮影したと思うんですよ。で、それならすぐにわかるような、なんであんな単純なミスをほっておいたんやろう。CGで消せばいいのに。あ、ないのかこの時代は。

話的にはこちらの方がアクションもあって好きなんですけどね。それにプライス版ではあまり感じられなかった孤独感が、ヘストン君からは感じられました。まぁ、ここは個人の感覚なんで、プライス版がどうこうっていう話ではないんですけどね。

ただ、孤独感はあったんですが、悲哀感があったのかっていうと、敵側をカルト教団みたいな感じにしちゃって、只の孤独な戦士の戦いっていう図式になったことによって、消されてしまっているのが残念ですね。悲哀感に関してはプライス版が上っていうよりも、ヘストン版はそんなものは描こうとはしてなかったっていうのが正解だとは思うのですが。

パッケージに「自ら見せるキリスト的自己犠牲」なんて書かれてありますが、ヘストン君って劇中でそんなことした?

確かにまだ人間の状態を保っている人達に対して血清を作ろうとしてたけど(それも結果的には自分の為っていうか仲間を増やしたかったっていうだけだし)、敵っていうか化け物になっちゃった人達には最後まで敵対っていうか信用しようともしてなかったじゃんか。まぁ、信用しなかったっていうのが劇中では正しいっていう描写にはなってるけど。

てかさ、プライス版もヘストン版もさ、もっと血清っていうかワクチンの作り方に早く気付けよっていうのが、見ている人全員の総意だったりして。

人間から発病して化け物(って言っていいのかわかりませんが)になる過程は凄くよかったですね、描写が。

映画としては良く出来ていると思うし、当時としてはお金の掛かっている部類の映画やと思うし、見ても人生の一部の時間を無駄にすることはないとは思うけど、無理に見る必要があるのかって聞かれると困るっていう映画ですね。

今回改めて見終わって、原作(読んでないけど多分)やプライス版が好きだった人には、このヘストン版は受け入れられないのかなぁと思いました。プライス版は原作を忠実に映画化しようとしたんやと思いますが、ヘストン版は設定や世界観だけを頂戴しましたっていうノリですからね。それが悪いわけではないんですが、それによって主題っていうか、生き残った人が化け物として世界に受け入れられていたっていう部分がなくなってますからね。実はマイノリティ(っていうか唯一無二な存在=怪物)なのは主人公だったっていうね。

時間があれば、原作読んで、プライス版見て、ヘストン版見て、スミス版の予告編を見るっていうことでひとつ宜しく。あ、アメリカではテレビドラマ版もあったようです。なんかそっちも見てみたいなぁ。

ガリシアの獣

2007年07月23日 01時44分42秒 | 映画・DVD・テレビ番組
ROMASANTA THE WEREWOLF

監督:Paco Plaza
脚本:Elena Serra、Alberto Marini
原作:Alfredo Conde
出演:Gary Piquer(捜査官)、David Gant(教授)、Elsa Pataky(騙された女性)、John Sharian(元相棒)、Julian Sands(本人)他
2004年スペイン映画

映画の雰囲気はごっついいです。映像も好みでした。綺麗やなぁっていう感じです。僕が思うヨーロッパっていう感じをビンビン感じとることが出来ました。

そして、ここから先はネタバレ満載です。もうそれは勘弁してよっていうくらいネタバレ満載なので、注意して下さい。

いやね、映像は好みでしたよ、確かに。でもね、僕が借りた目的っていうのは、狼男との対決を見たかったわけで、あの~、こういうシリアスな、サスペンチックなノリの映画を見たかったわけではないんですよね。

狼から人間に変身するシーンとかあるんですけどね。ごっつ完成度高いし。だから余計に悔しく(←おかしいぞ)思うんですよ。

この映画を一応客観的に、なんとか客観的になって感想を述べてみると(感想っていうことは客観的じゃないじゃん)、幻想的にしたかったのか、現実的にしたかったのかっていう判断の迷いが最後まで出ていて、それが見ている人を悪い意味で惑わすっていうか混乱させてんじゃないのかなって思いました。丁寧に作られているし、恐らく現実の中の幻想的な要素、そういう感じで描写したかったんじゃないのかなぁとは思うのですが、それが演出っていうよりも、劇中世界の進行の中の制約によって出すことが出来なかったのかなと。

実は、これはスペインで実際にあった「アリャリスの狼男」事件を映画化したということで、実話なんかよ、じゃ、狼男なんて出るわけないよなってなるんですけどね。

現実には、劇中の最後の記述によると、ロマサンタっていう行商人は獄中で謎の死を遂げたそうです。映画では、バーバラという、ロマサンタが唯一愛した女性(らしい)に殺されます。映画としてはこれを真相としますという終わり方なわけですが。

いやね、最後ははっちゃけてさ、ロマサンタがマジで狼男になっちゃって、皆と対決でも良かったと思うよ。その方が謎って感じじゃん。マジで狼男がいたよなんて事件調書に書けないだろうし。

映画の終わり方やったら、あくまでも捜査官が犯罪(気持ちはわかるけど)を見逃してるだけで、それでええんかよっていう感じになっちゃってるし。

それに裁判官のあほっぷりも余計に酷く感じちゃうしね。一応、今まで劇中では事実としての描写(だよね?)を見せられてますからね。

何度も言いますが、僕はこういうマジもんじゃなくて、チープでも狼男が出て来て戦う映画が見たかったんだよ。いつもバカにしてる映画が見たかったんだよ、文句言いながら。

この映画の出来はマジでいいですよ。普通に、おかしくなった人間の狂気を描いた映画ですので、そういう系統が好きな方にはお勧めします。

しかし、「ハウリング」とか「アンダーワールド」とか、そういう系統の映画が見たいっていう人はスルーして下さい。全く系統が違います。

主題歌?サブタイトル?

2007年07月22日 18時01分44秒 | 演歌・オブ・ザ・デッド
主題歌或いはサブのタイトルを考えたので、書いてみます。

mk5と略します。本当のmk5は、『maji で koi する 5秒前』なわけですが。

『muri に koi する 50前』
なんか恋愛要素とか入れやなあかんのかな。ゾンビと演歌歌手の秘められた恋。ずっと秘めてて欲しいよね。

『mucha に kill する 50人』
あ、ゾンビって50人程度しか出ないのか。これじゃ思い出作り系の映画になっちゃうよ。

『muki に kushi ざす 5分間』
吸血鬼になるんとちゃうし、拷問映画系でもないしね。

『mura に komo った 5年間』
いや、村っつ~か田舎町が舞台やけど、5年間もおらへんって。

『mika に kaoru に 5ろーちゃん』
いや、何で人名になんねん。しかもごろーちゃんって、主要キャラで男はおらんし。

静岡?静丘?

2007年07月21日 10時50分02秒 | 映画・DVD・テレビ番組
「サイレントヒル」をやっとこさ見ましたよ。コナミから出ている国産ゲーム(だよね?)の映画化なんですが、ゲームはやったことはないんですよねぇ。バイオハザードもやったことないけど。

なんかゲームの映画化って結構おかしなことになっちゃってるのが多いような気がします。「ブラッドレイン」とか「ハウス・オブ・ザ・デッド」とか。あ、同じ監督の映画を挙げちゃったよ。果たして、この「サイレントヒル」はどうなんでしょうか。

やっぱお金掛かってるよなぁっていう感じが、画面を通じて、これでもかっていうくらい放射されています。そのお金の使い方をほぼ間違わずに使ったっていう完成度だと思います。

一応ホラー映画だとは思うのですが、恐怖っていうのは、実は人の心から作られるものっていうのを、使い古されたテーマではあるのですが、新しい(っていうのかな)映像技術でやってみましたっていう感じで、それにのれるかどうかで、怖さを感じる度合いが変わってしまうという、非常に観客任せなホラー映画だと思います。

母子愛っていうのがずっと底辺に流れていて、それから逸脱することはないんですが、その描き方だけに注力しちゃっていて、ホラー映画っていうか、ゾンビ系映画っていうか、そういう系統を期待していた向きには相性が悪い、駄作っていう見方をされちゃうよなぁって、見ていてずっと感じてました。

ゲームはどうかわからないのですが、映画自体に関しては、ホラー映画の皮を被ってるだけ(中身は親子愛の映画)って感じで、ロメロの「DAWN OF THE DEAD」と方向性っていうか、表現としては似ているなぁと思いました。「DAWN OF THE DEAD」もゾンビ映画の皮を被った道徳(?)映画ですからね。

ちょっと質感っていうか肌触りが違うのは、「DAWN OF THE DEAD」は皮を被ってはいますが、ゾンビ映画としての側面もきっちりと描こうとしていたのに対して、この「サイレントヒル」はホラー映画としての側面はちょっとうっちゃってるかなってところでしょうか。それは、その分、人間の恐怖を浮き立たせたいっていう意図があってのことだと思います。

個人的にはもうちょっとアクションっていうか闘いが欲しかったところですが、まぁ、それなりに楽しめました。なんか褒めてるのか貶してるのかわかりませんが、見て損はないと思いますよ。

娘役の女優さんは表情を作るのが上手かったですよねぇ。ちゃんと演技してるって感じがして、好感が持てました。

舞台

2007年07月19日 00時24分40秒 | 演歌・オブ・ザ・デッド
田舎町っていうイメージだけがあるんやけど、どこかいい場所があればロケハンしたいなぁと思う今日この頃。

規模的には、一応鉄道の駅があり、スーパーがあり、商店も何店舗かあり、そんな感じなんですが、ってわからないよね、これじゃ。

実際(?)には架空の田舎町になるんやけど、一応頭の中には田舎町の地図っていうか配置図は入れておかないとあかんしね。

それにしてもゾンビ映画じゃないけど、吸血鬼映画で、「フロストバイト」、「ブラッド」っていう作品が間もなく公開されるんですが、なんで東京(地域)だけなんだよ。くそ~。どちらも予告編を見る限りではごっつ期待出来るんですよね。

「ブラッド」は主演がルーシー・リューやから、もうちょっと拡大公開するかなぁって思ってはいるんですけどね。

あぁ、見たい。

迷惑メール

2007年07月18日 00時58分38秒 | 人生適当語録
迷惑メールは一日百通以上来ちゃいます。大抵はメールソフトの仕分けで、ちょっち面倒ではありますが、昔に比べると処分はだいぶ楽になっているので、負担はあまりないのですが、精神的な負担、要するにムカツクっていうやつですが、それはやっぱり減ることはありませんよね。

総務省が迷惑メール対策を更に進めて、法改正や罰則の強化を図るらしいですが、きちりとやってほしいものです。こういうものの肝は罰則だと思いますが、おもっくそきつくしてもらいたいものです。

罰則があっても、え?この程度っていうものが多いように思えます。もう二度とやる気が起きないくらいの罰則を与えてもいいんじゃないでしょうか。

と、今回は一応真面目に書いてみました。

血のバケツ

2007年07月17日 01時00分51秒 | 映画・DVD・テレビ番組
a bucket of blood

1959年 アメリカ
監督・制作:roger corman
脚本:charles b. griffith
音楽:fred katz
出演:antony carbone(ボギーに似ているカフェ経営者)、dick miller(魔法の粘土使い)、barboura morris(優しいけど実はそれで人を傷付けるタイプ)、julian burton(実は芸術を理解出来てない詩人)、paul horn(サックス吹いてます)、alex hassilev(ギター弾いてます)、myrtle vail?(大家)、john brinkley?(潜入刑事)他

予算5万ドル、撮影日数5日、って書くとなんか王将の宣伝っぽくなりますが、低予算映画には違いないんやけど、予算や日数がなくてもアイデアでこれだけ作れますよっていう教科書みたいな映画やと思います。え?言い過ぎやって?日数は予算の都合でわざと短くしてるんでしょうけれども。

この映画は、「The Little Shop of Horrors」のセットを流用して(逆?)作ったということです。ちなみに「The Little Shop of Horrors」は2日で作ったみたいです。こういうのは、製作・監督のロジャー・コーマンの得意技だそうです。

今回は、WHDジャパン・フォワードから出た780円のDVDを買いました。エプコットというメーカーからも「スパイダー・ベイビー」という映画とのセットで2年前に発売されています。エプコット版の定価は5,000円程度でした。日本橋のディスクピアには置いてましたよ、先週末にはまだ。

画質に関しては、このWHDジャパン・フォワード版はちょっとシャープさに欠けるかなって感じです(極端に悪くはないですが良くもないです)。エプコット版は見た事ないのでどうかわかりません。どっちも持ってる人がいたら見比べてみて下さい。

音質は普通です。聞き難いってことはありませんでした。

まぁ、780円のものに余り大きなものを求めるのもね。こういう映画をDVDで安く出してくれるだけでもヨシとしないとね。

で、いつもの如く、ネタバレを粘土にしてみたので、ネタバレと粘土が嫌いな方は、ここから下は要注意です。封じ込められちゃうかもよ。

頭は空っぽやし小心者で友人もいない(推測)、しかし人からはチヤホヤされたい、そんな二十代後半(推定年齢)のウォルター・ペイズリー君は、今日も芸術家気取り(気取りの人達だよね?)が集うカフェでウェイターのバイトをしています。そこには憧れの女性カーラも居ます。

カフェのオーナーにドヤされながらも、今日も仕事を終えて部屋に寂しく帰るウォルター君は、憧れのカーラの写真をもとに(何で部屋にあんねんな)粘土造形に励もうとしますが、鼻を作ることも出来ない為体です。字幕では彫刻ってなってますけど、映像からは造形のような気がします。まぁ、どっちでもええっちゃええんですけどね。

大家さんの猫(フランク)が行方不明になっているのですが、どういうわけかウォルター君の部屋の壁の間に挟まっていました。ウォルター君は助けようとするのですが、誤ってナイフで刺し殺しちゃいます。どうしようかって思った時、カフェでラップ(ち、違うだろ)っぽく詩を読むブロックっていうおっさんが、粘土で包めなんていうことを言っていたのを少ない脳が記憶しており、その通りにやっちゃいます。詩人のブロック曰く、頭が空っぽなんで影響を受け易いということですが、その通りのようですウォルター君は。

このブロックっていうおっさん、ウォルター君を持ち上げるだけ持ち上げます。「君には幸運を祈らないよ。何故なら幸運よりも才能が秀でているからさ」なんていうくっさい台詞も吐いちゃいます。あ、結構格好良い台詞やなぁ。今度使ってみるべ。

ウォルター君は早速猫の粘土包みをカフェに持っていくのですが、憧れのカーラは大褒めです。おいおい。そして、カフェに飾ることになったのですが、詩人ブロックのボケた紹介もあって、猫の粘土包みは大反響を呼びます。

カフェのオーナーは猫の粘土包みの正体を薄々感じちゃいますが、お金を払って買う客が現れ、目先のお金に目が眩んで、見て見ぬ振りを決め込みます。

最初の作品が受けたウォルター君は、間抜けな刑事を弾みで殺しちゃいますが、それをまた粘土で丁寧に包み込みます。カフェのオーナーはカーラと共にその作品を見ますが、なんとかウォルターに今の作風を止めるように言いますが、事情を知らない周りの連中はもっと今の作風でいっちまいなよって煽ります。

カフェの常連の厭味なお高く止まっているアリスは、ウォルター君を怒らせてしまって、粘土包みの三作目となってしまいます。そして、関係のない工場のおっさんの首を切断して、四作目をウォルター君は完成させます。

四作目は首から上だけなんですが、カフェのオーナーに初披露している時に、工場で首なし死体が発見されたという知らせを新聞売りの少年が号外ニュースとして叫んでいます。それで完全にカフェのオーナーは気付きましたよ。で、恐怖におののきますが、何故かウォルター君の展示会へっていう風になっちゃいます。

いよいよ展示会の日。ウォルター君は憧れのカーラに結婚してくれっていきなり告りますが、作品が好きなだけであんたのことはなんとも思っちゃいないよって言っちゃいます。ウォルター君はカーラを永遠に自分のものにしようと、モデルになってくれるように頼みます。カーラも何故か、結婚は断ったのに(急過ぎるからしゃーないけど)モデルの件は承諾します。

ここで軽くウォルター君はカミングアウト(女性の粘土包みはアリスだっていうこと)してるんですが、関係なく映画は進んでいきます。

展示会場でカーラは何気に女性(中の人はアリス)の粘土包みを見ますが、右手の指が本物剥き出しになっていることに気付きます。ウォルター君の作風がわかって、モデルに誘われているっていうことがちゃんと頭の中で繋がり、カーラは怖くてなって逃げちゃいます。追い掛けるウォルター君。芸術家気取りの連中や、刑事はウォルター君を追い掛けます。てか、逃げるよりも周りに人がいるんやから、そいつらに言えよ。

いつの間にか追う立場になっているカーラが笑えます。

自分が追われていることに気付いたウォルター君は、カーラを追い掛けるのを止めて、なんとか自分の部屋まで逃げ切ります。しかし、ウォルター君の耳には、粘土に閉じ込めたはずの人の声が聴こえてきます。えぇ、幻聴です。

最後は、自分を粘土にしようとしますが、上手い事いかなかったのか、ちょっとだけ粘土を顔につけて、首吊って死んじゃいました。「題名は首を吊った男かな。最高傑作だ」という誰かの台詞で終わります。誰が最後に上手いこと言えと(以下略)。

結構面白いですよ、これ。残虐シーンっていうのはないし、殺しの場面を直接描写した部分はないんですが、なんか逆に観客に想像させるように持っていってるような形になっていて、そこのところが素晴らしいですね。

全体的にはコメディっぽいようなそうじゃないような、中途半端な雰囲気ではあるんですが、そういう中で怖さっていうか、そういうのだけはブレなく見せているのは、やっぱ手腕なんでしょうか。

ウォルター君役の人は、マイアミ・バイス(テレビの方ね)も書いていたらしいです。この映画にも潜入刑事が登場しますが、この時の経験を参考に書いてたんですね。ソニーとタブスの格好良さも彼が書いてたんですよね(絶対に違うぞ)。まぁ、ウォルター君はどっちかっていうと、痩せたスワイテクのポジションですが。

参考リンク
WHDジャパン
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リベンジとは復讐なり

2007年07月15日 16時37分44秒 | 食べ物
またもや勝手にトラックバック企画です。久々の今回は、これもまたまた「まろんと炒飯」さんのサイトにトラバります。他力本願全開なのは人生哲学なので、仕方がありません。

今まで食べたラーメンで個人的に一番美味しかったのは、仁川の「しぇからしか」と、京都駅横の「新福菜館本店」でした。

しかし、いつの間にか「新福菜館本店」の味は変わり(僕が変わったのかもしれませんが)、最近も行ったのですが昔感じた味を再び味わうことは叶いませんでした。

そんなある日(大袈裟やなぁ)、先述の「まろんと炒飯」さんで、「新福菜館」の支店が守口の土居の商店街に出来たらしく、その店を紹介をされてました。それによると、本店よりも美味いかもとのことで、近所(って言っても電車で行く距離ですが)ということもあって、突撃してきました。

注文したのは、「中華そば たけ(メンマ入り)」と「焼めし(大)」です。画像は焼めし(大)です。中華そばの麺は固めでお願いしました。

先ずは、中華そばから。うん。確かに現時点では本店よりも美味いかも。本店よりも醤油の味が主張し過ぎず、辛いっていうものではないですね。麺は本店と同じかなぁ。

スープに関してもう少し。この店のは辛くは感じなかったんですが、濃過ぎるようには感じてしまいました。多分、僕の味覚っていうか好みが変化しているんだと思います。あっさりに向けた体になってきているのかも。ただ、この土居の店はスープの濃さも選べるので(濃いのと薄いのやったかな)、今度はスープは薄目にしてチャレンジしてみます。

そして、焼めし。色っていうか見た目は本店のままなんですが(ちょっとこの店の方が黒くないかな)、味は違いました。新福菜館本店のものがベースにあるのは間違いないとは思うのですが、そこから進む方向っていうか、向いているベクトルは違うような気がしました。

味はね、う、美味いっすよ。いや~、いいっすよ。見た目から受ける濃い印象とは違って、さくさくと食べていける丁度よい加減の油の絡みとご飯の固さ。フワフワパラパラ。

僕が行った時は、「まろんと炒飯」さんのところに写真で出ている人とは別の女性(やったと思う。多分)が鍋を振ってられたんですが、この店は誰が振っても美味いんでしょうか。それなら恐るべし店ですよ。

態々大阪から遠路遥々京都の本店に行く必要はなくなりましたね。

新福菜館 守口店
大阪府守口市京阪本通1-2-12

参考リンク
まろんと炒飯サイト内の新福菜館守口店の紹介

ヘルゲイト

2007年07月13日 02時08分05秒 | 映画・DVD・テレビ番組
Hellgate 暗闇の町

PDのDVDを低価格(500円)で販売しているコスミック出版から、これまた500円で発売されたので、買っちゃいましたよ、この野郎。

でもね、パッケージのどこにも値段が書いてないんで、正直、レジに持って行く時はドキドキでしたよ。500円以上出したくないし。

パッケージには、「エクソシスト」、「サスペリア」をも凌駕する恐怖感ってなことを書いちゃってますが、全く凌駕していません。お笑い度なら凌駕していますが。それに、スプラッターホラーって書いてますが、ちゃいますね。スプラってません。単なるダダスベリなホラーコメディです。

まぁ、500円で安くてお手軽っていうとこだけで無理矢理価値を作ったって感じですね。

映画の内容は、これまたバカップル二組が、頭の悪さを発揮して、曰く付くの町に、しかも夜中に行っちゃうよっていう話なんですよ。

もう少し詳しく言うと、昔、炭坑の町だったヘルゲイトは、廃鉱観光の町になってました。その町の有力者っていうか、長みたいなおっさんの娘はえらいべっぴんさんで、一人で町外れのガソリンスタンドに併設されたカフェに、注文していたアップルパイを取りに行きました。

運悪くそこには力自慢なだけの暴走族がいて、娘は連れさられます。店員とかは、娘を助ける素振りすらありません。

暴走族は何故かヘルゲイトにやって来ますが、隙を見て逃げ出そうとした娘を追い掛けます。娘のピンチに町の長のおっさんは斧投げ攻撃で暴走族のヘッドを殺しますが、娘も道連れにされっちゃいます。

暫くして、町の長のおっさんは、使用人が廃鉱から変な石を発見したとの知らせを受けます。その石はビームを出しちゃうわけなんですが、生きているものにビームっちゃうと凶暴化して爆発するわ、死んでいるもの(剥製とか)にビームっちゃうと凶暴化して生き返っちゃうわで、当然、死んじゃった娘にも照射しちゃうわけですよね。

その娘が夜な夜な復讐の為にヘルゲイト近辺に通りかかる人を町に引きずり込むようになっちゃいました。

まぁ、簡単に言うと、主人公がべっぴんの娘さんに、彼女がいるにもかかわらずっていうか同行までさせて合いに行って、痛い目に合うっていうお話です。

500円やから、心にも余裕を持って見ていられましたが、これが劇場でとか、もっとDVDの値段が高かったら怒っていたでしょうね。

ホラーコメディ映画なんで、スプラッターとか期待しちゃ駄目です。これはお金の使い方を間違ってる典型的な例の映画ですね。

いつもなら怒るところなんですが、何故か許せてしまうっていうか、怒る気力をなくす効果も付属しているようで、そんな感情が湧いてこないのは不思議なところです。

参考リンク:コスミック出版

深海からの物体X CREATURES FROM THE ABYSS

2007年07月12日 01時07分09秒 | 映画・DVD・テレビ番組
最初のタイトルは「PLANKTON」っていうものだったようです。

え~、DVDを借りようとして、何故かこの映画のパッケージが目に入りました。えぇ、パッケージからして、とんでもない映画だというのはわかりましたよ。見たら絶対損するっていうのもわかりましたよ。人生の貴重な時間を無駄にすることもわかってましたよ。

でもね、見ないと行けないんですよ。前に進めないんですよ。

はい、とんでもない映画でした。いや~、まぁ、なんていうか。どう言えばいいのか。思い出作り系の映画としては頑張ってます。はい、頑張ってます。頑張る方向も間違っていません。しか~し、完成したものは間違ってると言いたいよぉ~。

1999年の東京国際ファンタスティック映画祭に出品されたらしいのですが、実は1994年製だそうです。でも、中身は1980年代前半の映画みたいな感じです。

ストーリーを書いてみます。頭の弱い男女5人がエンジン簡易取付けボートで海に出ますが、ガス欠。夜の嵐の洋上でやっと豪華ヨットみたいなものを発見し無断で乗り込みます。そのヨットには誰も乗っておらず、何か研究しているような設備があるだけです。そこで、頭の弱い男女5人組はお腹が減ったということで、無断で冷蔵庫から魚焼いたりして料理を作ります。そこから悲劇は起こっていきます。

はい、そんな映画です。見所は、う~ん、特に見当たりません。ストップモーションアニメーションが使われていますが、それを懐かしんで下さい、って感じでしょうか。

なんか心理的な恐怖もありませんし、驚かされることもありません。気分悪くさせられますが。小物もなんていうか、監督がどうだって言ってるのが見えるほどの痛さというか。

これはね、もう映画が好きな人なら絶対見るべきものです。嘘です。すんまへん。