Invalid Life

「演歌・オブ・ザ・デッド」公式ブログ
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ラストクリスマス そのに

2004年10月19日 13時55分42秒 | 映画・DVD・テレビ番組
今回は見ようかどうしようか迷っていました。織田裕二出演ドラマじゃなかったら恐らく見なかったと思う。それほど前回のノリが古臭くて織田裕二という役者には合ってないなぁって。

いんや~、今回はすっげー面白かったっすよ。基本は昔のドラマなんやけど、その中で合わへんと思ってた織田裕二という役者の存在感っていうか、この役は織田裕二でないとあかんなっていうのが凄い出てた。前回はワザと抑えていたのか、私が気付かなかっただけなんか。

従来の織田演技だと悪い意味で浮いちゃうと思うんやけど、絶妙な線で浮かずに、しかも溶け込んでいないのに、違和感がないんよね。そこは流石役者やね。テンポ良く進む話にも助けられてる部分もあるけどね。

公式サイトを見ると織田裕二氏の方からプロデューサーにアプローチしたようですね。最初は「東京ラブストーリー」というか、カンチへのリベンジなのか、カンチを終わらせたいのかなと思ったんです。織田裕二氏としては、カンチという役を終結させたいのではなくて、新たに「東京ラブストーリー」にこれまでの(そしてこれからの)織田裕二という役者を当てはめて別の方向性を示したいんだなって。

まあ今更「東京ラブストーリー」に拘る必要なんてないしね。って拘ってるのは私だけか。

前回の登場人物紹介的な部分がじわじわと効いてましたね。登場人物の性格付けが視聴者にも上手くいってて、チョイ役でもこの人はこういう人だからという共通認識が受け手と送り手の間で成立しているので、より話のテンポに巻き込まれていくという、考えてるなぁっていう作りをしていると思う。こういうのをやるのって、「新選組!」のように最初を丁寧に描くということとかをしないと難しいんですけどね。だから最後のりょうの旦那(?)の登場が活きてくるんだと思うんですよ。

まだ2回目なので今後どうなるのかは未知数ですけど、期待してもいいかな~って。やっぱし織田ドラマに外れなし?。