というわけで(?)「
バットマン ビギンズ」を観て来ました。
公式サイト
http://www.jp.warnerbros.com/batmanbegins/
まぁなんというか、バットマンのダークヒーローな佇まいが好きなんですよ。これは恐らくプリンスが踊ってた時のティム・バートン、マイケル・キートン版の映画から受けたイメージが強すぎたんだと思います。
昔のテレビ版のやつってなんか無駄にあっけらかんとしてますよね。小さい頃は恐らくバットマンってこのテレビ版のイメージを持っていたと思うんですけど、あの映画からダークヒーロー的なイメージに置き換わってしまいました。
それから今回バットマンを演じているクリスチャン・ベールには役者としても期待しているので、もうこれは観に行くしかないって感じだったので突撃しました。
う~ん、微妙。多分DVDは買わないと思います。映画としての出来はよかったとは思うし、満足はしているし、大きな不満もないんやけど。もっとアクション表現をわかりやすくっていうか見やすくして欲しかったかな~。
メイン級の出て来る役者の演技は誰もが素晴らしくて(除く一人)、作り方も丁寧だと思うし、この出来で文句なんて言うたらあかんと思うねんけど。
Ken Watanabeも出ているので注目していたんですが、なんかただのオブジェと化してました。日本の役者の中では上手い方だし、「ラストサムライ」でもいい演技を見せてくれてたんで期待してたんですよ。でも今回はあかん。周りが凄いっていうのもあるんやろうけど、役者としてのレベルはかなり低いなぁって思えてしまいました。これが世界の壁かもしれません。
演出の部分で抑えられていた部分はあるかもしれないし、ああいう感じを狙っていたのかもしれないんで、Ken Watanabeの問題ではないのかもしれないけど。オーラっていうか、そういう類のもんがなかったなぁ、と。横にいたんが元ジェダイマスターやし、ガン=カタの達人やからしゃーないけど。
なんか続編も後2作位作られるらしいんで次を期待っちゅーこって。