Invalid Life

「演歌・オブ・ザ・デッド」公式ブログ
(C)りょんりょん 2004-2007

2006年も残すところ後11ヶ月です。

2006年01月31日 21時36分13秒 | 人生適当語録
早いもので、もう1月も終わろうとしてます。なんかぼぉけぇ~ってしたまま終わっちゃったような気分です。っていつもそうか~、わっはっは。

去年は途中からヒビキブログっぽくなっちゃいましたが、今年も少しだけ引き摺るかもしれません。テレビシリーズのDVDはまだ残りがありますから。突然カブトブログになってても驚かないで下さい。

音楽関係ももっともっと書いていこうかと思います。イングヴェイは一応連載だしね(え?連載だったのか、あれ)。

織田ドラマについても書いていきたいです。これでも織田裕二が出ているテレビドラマや映画はほとんど観てます。「織田ドラマに外れなし。でも途中からグダグダ」が合い言葉です。

劇場で観た映画や、レンタルしてきたものの感想も全部書いていこうかと思います。観た当時にどう思ったのかって何か形として記しておきたいんです。

食べ物に関しては、最近携帯写真を撮るのをよく忘れるし、どうしたもんやろうっすね。だってお腹減ってるんで、写真に撮らな~なんていう心掛けはすっかり忘却の彼方でおじゃるよですよ。去年は積極的に新規開拓しなかったんで、今年はちょっと頑張ろうと思っちょります。携帯写真は忘れないようにします。

と、年頭所感をこの時期にやったりしてみました。

魔法じゃなかったのか

2006年01月29日 14時07分46秒 | 人生適当語録
クレジットカードの請求が来た。
ぶったまげてもいいっすか。
こんなに使ったんかなぁ。
てっきり魔法がかかっていて、日本銀行券が減っていくことはないと思ってのに。ぐっすん。
そういうわけなんで、天気の良い日曜日やけど、部屋の中で引きこもることにしよう。あ、いつものことか。

習慣になっていたのか、朝の7時半過ぎに目覚めてしまう。3時間程度しか寝ていないので、頭はぼぉ~っとしたままやったけど、カブトを観てみるかと思い、テレビのスイッチオン。

戦隊もので結婚式とは。なんか凄い展開だ。それに別府あゆみさんってなんか疲れた表情になってて、随分と老けたように感じた。撮影が大変なんかなぁ~。

でカブトが始まった。主題歌がわけわかめで、影の軍団の人も出てるのにビックリ。一人だけ雰囲気怖いよ~。

話もわけわかめだった。ってなんでライダー側が戦闘員を使ってるんだよ(笑)。ごっつ弱っちいし。

まぁ、朝起きたら観るかもしれないって程度ですね、今は。この為に起きるっていう行為はしないかな。これから話が展開していけば面白くなってくるのかもしれないけど、無理してまで観る気力はないっぽです。

最近、家電話に間違い電話が多く掛かるなり。しかも毎回別の人だし、間違えてるの。イタズラか?それにしては丁寧に謝る人ばっかしだったし。うみゅ。

猫女と虎男はマッハで去って行く。

2006年01月25日 23時08分59秒 | 映画・DVD・テレビ番組
また、レンタルで借りてきました。って本当は随分前に借りて観てたんやけど、ブログに載せようとしたら、またサーバー混んでるッスよっていって削られたんよね。

で、先にテキストエディタで書いてたものまで一緒になくなっちゃんよね。間違って切り取りやっちゃったみたい。

笑って誤魔化そう、ワッハッハ。

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マッハ

CGを使っていない、生身のアクションが素晴らしいという評判だったんで期待しまくってたんですが、何故か今まで観る機会がなく、やっとレンタルで借りて観ました。

微妙やなぁ。面白いとは思うけど、なんかアクション見本市っていう感じで、単なるこういうことが出来ますよっていうPRというかプロモビデオにしかなってないように感じました。それになんかどっかで見たような感じのアクションばっかりで、だからどうなんだよって気になっちゃって、イマイチのめり込めなかったッス。

そう感じた理由としては、いらない物語の展開、いらない登場人物が、何故か本筋の中心に居座ったりしたことだと思う。もっとストレートにアクションを活かすような展開や演出をすれば良かったのにと思う。タイのビートたけしかどうか知らんけど、この映画には全く必要なかったよね?彼は。

それから主演のトニー・ジャーのオーラの無さが余計に微妙感を出していたように思います。アクションの切れは良いけど。

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キャットウーマン

トンデモ映画みたいに語られていたので、逆の意味で楽しみにして観ました。なんだよ、普通に面白い映画じゃんかよ。ちぇっ(←間違ってるよ、君)。

主演のハル・ベリーだけではなく、この映画はラズベリー賞を総なめしちゃったんですよね?う~ん、そこまでトンデモじゃないと思うけど。物語もしっかりしてるし、役者もしっかりしてると思うしねぇ~。

まぁ、ラスボスがちょっと強い綺麗なオバハン(シャロン・ストーンだったのね)って感じやったんが残念っていうか、ラスボスっていうよりも最後の敵でしかなかったのが惜しいかな~。もっと化粧品の副作用で、キャットウーマンのようにあっち側の人になっちゃったよで良かったと思うけど。精神的にはあっち側やったけど。ラスボスを求めてしまうのって、ドラクエとかヒーロー番組の影響やろか。

後、マッハと違ってこっちはCGも使いまくりのアクションやったけど、マトリックスやブレイド、スパイダーマンでもようあるんやけど、人間の動きでない、アニメっぽい動きをする場面って時々あるじゃないですか。飛んで来て着地する時とかの場面で。あの動きってどうも生理的に駄目なんすよね。

ハル・ベリーが殆ど吹き替えなしでアクションをやったらしいけど、CG場面の印象が強くて損をしているような気がします。

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キャットウーマンは普通に楽しめたので、別の意味でがっかりしたのであったが、神様は私を見捨てなかった。
本当にトンデモな映画はあったのだ。

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真説・タイガーマスク

凄い。あの「デビルマン」を超えるトンデモ映画があったとは。超越してるよ、ママン。人の手には負えないもんすよ。しかも監督は同じ人ではないか。

何がしたかったのかわからない。制作者の自己満足なんだろうか?高校生が作る自主映画だろ、これ。他人が観てもよくわからない内輪受け満載の映画の匂いが充満してるし。何よりも観ている方が恥ずかしくなってくる感じのものだ、これは。

興行世界の内幕をプロレスを使って表現したかったのか、プロレスの魅力を伝えたかったのか、ジャーナリズムとはという問いかけをしたかったのか。恐らくどれでもないと思う。ただ、映画作ろうぜ、題材なんてどうでもええやろ。映画も作るのが目的ではなくて、仲間が集まって騒ぎたいっていう口実の為の餌っていう感じだ。別にそういうのを否定しているわけではないけど、それを他人が観ても、ねぇ。

哀川翔さんが無駄に良い演技をしていたけど、それが原因で周りから浮きまくってるし。船木さんはかろうじて許せる演技だったけど、他の出演者は酷いを通り越しているのが続出だし。

これほど、途中で観るのを止めようと思った映画はなかったっすよ。「デビルマン」がまだ失笑、苦笑させられる分だけマシと思わせるというのも凄い。いじめっちゅ~か拷問っていうか。

タイガーマスクのプロレスシーンだけは良かった。これって船木さんがやったのかな?

最初にパッケージを見て、タイガーマスクの中の人が怪我するか死ぬかなんかして、試合に出ることが出来なくなって、代わりに哀川翔さんが試合に出て奮闘するっていう映画かと思っちゃったってのもショックが大きくなった要因かもッス。

仮面ライダーヒビキ(響鬼) 最終之巻 明日なる夢

2006年01月23日 01時23分18秒 | 仮面ライダー響鬼 nano
少し落ち着いてきたので、真面目に書いてみます。

最終回単体としてなら、駆け足ではありますが、そつなく纏まっていると思います。そう、555の最終回のように。555の場合、以前の回から続けて最終回を観ると投げっ放しっぽく感じたのですが、最終回だけを観ると綺麗な終わり方だったと感じました。555は連続して観ると戸惑う部分はあるのですが、ある部分(テーマというか物語が連続する数回)だけを切り取って観てみると結構迫力と緊張感があって面白いのが不思議な部分であり、引き込まれた部分でもありました。

ヒビキの最終回は主演の細川氏がおっしゃられていたように、誰にとっても幸せな終わり方だったのかもしれません。明日夢も、京介も、ヒビキさんの弟子として、これからも鍛えていくのですから。

最後の明日夢とヒビキさんの場面。テレビ朝日公式サイトや朝日ソノラマの本での細川氏のインタビュー等から、恐らく細川氏が手直し(という表現が正しいかどうかは置いておいて)された部分であるようです。

ラスト3分前までは、後半のテイストに前半のテイストをまぶしたような感じでした。これは30話以降度々感じたものと同一です。そしてラストの3分間ですが、完全な前半テイストと感じました。

ラスト3分前までは京介が主人公であった30話以降の「仮面ライダーヒビキ」の最終回であり、ラスト3分が明日夢が主人公であった「仮面ライダーヒビキ(響鬼)」の最終回であったように思えます。

後半の「仮面ライダーヒビキ」の最終回は、本音で言うとどうでもいいのです。しかし、ラストの場面。明日夢とヒビキさん。この二人の会話で救われたような裏切れたような、複雑な気分を味わわされたのが凄く悔しいし、凄く悲しいし、凄く切ない。それに対して何も出来ない自分に対してふがいなさと無力感を植え付けらたような気分になってしまったのです。

ラストの会話の途中までは凄く良かった。明日夢が鬼を目指さないのは、恐らく前半の遺産でしょうし、物語のテーマとしても大変美しいと思います。「仮面ライダーヒビキ(響鬼)」でのヒーローとは鬼(=仮面ライダー)になることでなく、自分自身をしっかり持って人助けが出来る人、ということが根底にあったと思います。明日夢はそれに気付き、自分の足で歩いていく決心をしたのです。結果は違えども、ヒビキさんもそういう過程を辿ったのでしょう。

「僕は鬼にはなりません」(ま~る~で~)

明日夢はきっぱりとヒビキさんに宣言します。

「鍛えたな、明日夢」
「出会った頃からずっと、明日夢は自慢の弟子だったよ」

このヒビキさんの台詞には不覚にもウルっときました。ここで、今までのことは何もかも忘れて、終わり良ければ全て良しとしよう、そう思いました。

でも、ヒビキさんの次の台詞がそうさせてくれませんでした。

この後のヒビキさんの台詞は、明日夢が鬼になると決意したのなら、本当に素晴らしいのですが、明日夢が決意したのは鬼にはならずに、別の、医者として人助けをするということです。それなら、それならヒビキさんにはこう言って欲しかった。

「でも、今日で弟子は卒業だな、明日夢」

バックの夕日に二人が並ぶ。そして、お互いにシュッポーズをやる。歩き出す明日夢。夕日を見つめ続けるヒビキさん。こういう形の方が良かったと思うのです。

明日夢に未練タラタラなヒビキさんを最後に見せられてもこちらは困るだけです。

折角自立しようとしている明日夢に対して言う言葉なのでしょうか。思うに演じる細川氏とヒビキさんがイコールになり過ぎてしまったのが原因でしょうか。

この場面だけ、何度も繰り返し観ました。ヒビキさんからは明日夢に対しての愛情が溢れ、明日夢からはヒビキさんへの尊敬の念が溢れています。だからこそ、ヒビキさんには明日夢を送り出して欲しかったし、明日夢は送り出されて欲しかった。決して二度と会えないという状況ではないのですから。

最初に少し落ち着いてきたと書きましたが、嘘でした。まだ興奮しているようです。私の解釈が間違っているのだと思います。最後の台詞も「人としての弟子」への出発だという意味、意図だと思います。しかし、お二人の役者としての情熱がどうも別の解釈の方向へと誘うのです。

最終回については以上にしたいと思います。また書いてしまうかもしれませんけれども。もっともっと文句つけたいところはあるけどね~。「仮面ライダーヒビキ(響鬼)」の全体としての思ったこと、こうして欲しかったことは改めて書くっスよ、多分。

今言えることは、私は「鍛えてないなぁ~」ということと、「鍛えるのは大変だなぁ~」ということです。

で、もっちーの中の人のクレジットミスがあったけど、先週、主役の人の名前を出さなかったよね。反省してるんだよね?出来てね~じゃんかよ。それが「仮面ライダーヒビキ(響鬼)」という番組への制作側の思いだったんだね。

ハァハァ。ごめんなさい。あきら(の中の人)は可愛いよな~。絶対明日夢はあきらにチェンジしてるな。うん、きっとそうだ。

追記:
えっと、トラックバックに関しまして、一旦最終回の感想は書いちゃってまして、そちらにトラックバックをして頂いたところへは、この内容分のトラックバックはしておりません。だって、二重になっちゃうし。前のと一緒にしようかなとか、前の奴は削除しようかなと思ったんですが、まぁ、やっちゃったことには責任を持たないといけないので。

これで気分を害された方がおられましたら、ごめんなさい。

仮面ライダーキリヤ 最終回らしい

2006年01月22日 09時31分13秒 | 仮面ライダー響鬼 nano
あれ?
おかしい。
朝の8時になってるのに、「仮面ライダーヒビキ(響鬼)」が始まらないよぉ~。
今日は最終回やのに。
まぁ、路線変更とか色々あったけど、最終回はやっぱ観たいしなぁ~。
テレビの調子が悪いんかなぁ。

あれ?
おかしい。
次の仮面ライダーってカブトっていうもんやったよねぇ~。
いきなり別の仮面ライダーやってるよ。
しかも、奴はキリヤじゃね~かよ。
なんでやねん。なんで変身してんねん。
テレビの調子が悪いんかなぁ。

あれ?
おかしい。
急に「仮面ライダーヒビキ(響鬼)」のラストシーンが映り出したよ。
うみゅ。ガチホモ状態になってるじゃんか。
少ししんみりしたのに。
何故、歩き出してる少年をまた引き戻そうとするかなぁ。
精神の状態が悪いんかなぁ。

29話→ラスト3分→映画(もうちょっとまともだったら尚可)
いや違う。
29話(若干修正)→ラスト3分→新作映画

これだろ。現実逃避しまくってやるぜ!

DVD 仮面ライダーヒビキ(響鬼) 第六巻

2006年01月21日 05時34分48秒 | 仮面ライダー響鬼 nano
今回は、合体魔化魍のお話と、噂?の太鼓祭り+夏の魔化魍登場編のお話を収録しています。

えっと、そうそう、この太鼓祭りからおかしくなってきたんよな~。改めて見直してみてもやっぱおかしいよ。今ほどじゃないけどね。

合体魔化魍の話は密かに大好きなんですよ。トドロキは強いし、ザンキさんもサポーターって感じで出しゃばってないし。イブキは少しヘタレかけてるけど。そして、ヒビキさんが格好良い。流石主役ってなもんです。ヒビキさんの登場シーンはワクワクします。

前半の明日夢は成長していない、変わってきたってナレーションで言ってるだけっていう感想をよく目にします。自分でもそう思うことはありましたが、今回収録の話は、成長とまではいかなくても、明日夢に大きな変化が見え始めてきて、お、いよいよ物語的(魔化魍退治的かな)にもヒビキさんと絡み始めるのかなと期待したもんでした。

明日夢の成長というか変化の表現っていうのは、現実っぽすぎてドラマ的ではなかったと思うし、それは失敗だったと思います。まぁ、この辺りは番組が終了してから書いてみたいと思ってます。

そして、太鼓祭り。このお話の前にトドロキが夏の魔化魍にやられるとかいうエピソードを加えて入ればそんなにおかしくない話になったと思うけど。唐突過ぎたんですよね~。

紅は格好良いし、回り道からも学べることはあるよっていうのを言いたいのはええんやけど、どうも釈然としないっていうか、モヤモヤが残るんよね~。

恐らく玩具が売れないので最初の梃入れっつーか、スポンサーからの正当なお願いがあったので太鼓祭りなんてやってしもうたんやろうけど、製作陣がもう少し頭を捻ってくれれば良かったなぁ~と。

あ、太鼓祭り自体は大好きっすよ。

最初の二十三話はこういう流れだったらどうでしょう?
・トドロキ、魔化魍を追い掛けるが逃がしてしまう。それは初めて見る夏の魔化魍だった。
・夏の魔化魍退治の専門家のヒビキさんに太鼓の修行を受けることになる。
・どうも上手く太鼓が叩けないトドロキ。
・それに少しいらつくヒビキさん(弟子を取らないのはこのせいかと思わせる)。
・夏の魔化魍出現。太鼓が上手くないトドロキはヒビキさんの言葉を振り切ってまたギターで戦うが、分裂させてしまう。
二十四話はあんな感じでいいと思う。

何気に明日夢の二股路線が開始されたようなお話でもありましたね(そんな路線はねぇ~よ)。

特典映像は、明日夢とモッチーの中の人同士の対談です。モッチー、顎の下にもう一個顎出来てますよ……。あきらも入れてやれよぉ~。

映画版のDVDも買っちゃいましたよ。これはまた今度書きます。

クレジットミス

2006年01月17日 23時39分50秒 | 仮面ライダー響鬼 nano
この前のヒビキで細川さんのクレジットがなかった。最初観た時はあれって思ったけど、自分が見逃しただけなんやろなぁと思ってたんやけどね。

実際に俳優の格とかキャリアとか関係ない、登場人物のみでのクレジットなら、レギュラーでは、明日夢→ヒビキさん→(途中からキリヤ→)イブキ→トドロキ→香須実→日菜佳→みどり→あきら→ひとみ→アスムンママ→童子→姫→ザンキさん→勢地郎だと思い込んでたんで、明日夢の中の人が一番に出ていても違和感を覚えなかったっていうか、寝ぼけてたんでどうでも良かったというのが正直な感想なんですがね(こらこら)。

ネットつーか、某大型掲示板では色々書き込みがあったけど、実際にクレジットを抜いてしまったというミスだったらしい。でもこれはヒビキという番組に対してのモチベーションが低くなっていることの証明でもあるんかなとも思う。

次は「仮面ライダーカブト」っていうのをやるらしいけど、観るかどうかは一話を観てからかな。予告を観たかぎりではなかなか面白そうやったけど。どうなんやろうね~。

仮面ライダーヒビキ(響鬼)だったの? 四十七之巻 語る背中

2006年01月15日 10時57分27秒 | 仮面ライダー響鬼 nano
支離滅裂の見本でした。背中で語ってないやん。

とこれだけではなんなんで、電波ゆんゆんします。つか、させろ。

人助けのやり方に優劣なんてない。人を助けるという行為は大変なことだし、だからこそ自分自身を確立しておかないといけない。それを鬼(=仮面ライダー)を通じて見せることによって、主人公(=視聴者の視点)が理解し、立ち向かっていく。それこそがヒーローになることなんだと。

鬼として魔化魍を退治することと、パネルシアターで人の心を潤すこと、同じ人助けに違いはない。自分の意思で、人を助けるという行為を選択し、実行すること、それがヒビキさんから明日夢へ伝えたかったこと。そして明日夢が求めていた、自分のやりたいこと。それが明日夢にとっての『鬼』になるということ。

最終三話は細川氏が台詞直しっていうか脚本直し的なことをしたらしい。大筋はもう変更出来ないけど、なんとか軌道修正は出来たのかもしれない。ヒビキさんが明日夢に語った言葉、それは変身して戦うという意味での『鬼』としての師匠としではなく、人助けをする『鬼』としての師匠の言葉になっていたのは嬉しかった。内心では、明日夢が迷い戸惑いながら、漠然とではあるが自分の行くべき道を模索しようとしているのを理解し、表面上は突き放したような言い方でも、いつでも手助けはするよという暖かさを感じた。自分自身で道を見付けること、そして突き進むこと、それこそが最後の修行でもあり、最初の修行でもあり、永遠に続く修行なんだなと。

だからこそ、京介というキャラは無用だった(決して中の人が無用というわけではないっすよ)。焦点がぼやけてしまう。京介が鬼になること、それをやってしまうと明日夢という主人公キャラの意味がなくなってしまう。はっきり言って、30話からは京介が主人公になってしまっていた。すっかりそれまでの明日夢のポジションに強引に置かれた格好になってしまっている。これなら明日夢というキャラをなくした方がまだマシだったかもしれない。

途中出場のキャラが主人公ポジションに居座るが、それまでのテーマは引き継がない。しかも前の主人公は引き立て役っていうか噛ませ犬状態。これって最悪なんではないですか。今まではなんだったんだろう。ヒビキというキャラをも消してしまうことになりかねない。

555でも途中で草加が登場し、彼が主人公ポジションを奪ってしまった。だが、555は群像劇であり、個々の(メイン)キャラがそれぞれテーマを持っていた。イデオロギーの対立が全面にあり、それぞれ主張が異なるので(メイン)キャラがぼやけることはなかった。しかし、性質が違う番組で同じ手法を用いてどうするつもりだったのだろう。結局は無意味に話やキャラを拡散し収集出来なくなっただけだ。

明日夢と京介はイデオロギーは違う。そうか、これが29話までと30話以降の決定的な差だったのか。人(=現実世界)としての人助けをすること。鬼(=仮面ライダー)としての人助けを行うこと。どちらを主題に据えるかで表現は変わるだろう。急激な変化が生じるわけだ。

今回の一番の注目部分は、ヒビキさんには師匠はいなかったということ。これが一番上手く都合良く言い訳出来る設定だろう。上手く考えたなと思った。これも恐らく細川氏自身が手直しした部分なんだろう。

ヒビキさんには師匠がいない。だからこそ変身する『鬼』としての弟子を取ることに躊躇し、自分の信念(全て)を伝えることが出来る相手(=明日夢)が現れた時、『人』(=ヒビキ自身)としての師匠にしかなれなかったし、それしか考えなかった。変身する『鬼』としての師匠を求める京介には、変身する『鬼』としての自分を伝えることが出来るのだろうか。という部分を、ザンキさんを格好良く撮る時間よりも、もっともっと割いて欲しかった。そうすれば京介というキャラも活きただろう。

ザンキさんの話は、スピンオフで映画でやるべきだったのだ(←ええええええ)。

次回は最終回。今までの都合なんてどうでもいい。明日夢とヒビキさんの物語を見せて欲しい。我が儘なのは百も承知。でも、それが見たいことだから。終わり良ければ全て良しではない。有終の美を飾るのでもない。明日夢とヒビキさんの物語こそが、「仮面ライダーヒビキ(響鬼)」という番組だったはずだから。

えっと、徹夜明けで観て、そのままの印象で書いちゃったので、的外れかもしませんし、意味不明かもしれませんが(←これは毎回だろ)、都合良く脳内補完して下さい。決して私が悪いわけではありませんねん。Don't blame me.

まくぶくろ

2006年01月11日 21時26分11秒 | 人生適当語録
アップルがマックのCPUをintel入ってるにするという発表を最初に聞いた時はびっくりしました。そう言えば私が初めてマックっつーかパソコンを買った時、CHRP(チャープだったかな?)っていう機器の互換性を持たせた規格(アップル以外の会社がMacOS対応のパソコン本体を出したり)みたいなもんがあったけど、結局頓挫しちゃったっていうのを思い出しました。

そして更にびっくりしたのは、なんともうintelCPUでのマックが発表どころか発売されたことだすよ(二機種発表され、iMacがもう発売で、MacBook Proは2月発売で、現在は注文のみ)。

1月になんらかの発表はあるとは思ったけど、発売は3月以降、いや夏前かなって思ってたんで、予想以上の速さですよ。アップルってこんなに素早い動きする会社だったっけ?

iMacやPowerBook15inchを最近買った人ってどう思うやろう?PowerPCやないとあかんねんっていう人やったらええけど、そういう人ってコアなマック使いやろうし、初めてのパソコンでマックを選んで上記機種を買った人って、なんか悲しい思いしてないやろか。

私は11月の終わりにMac miniを買ったんやけど、intel製が出る前にPowerPCのものが欲しかったので一番安いMac miniにしたんやけど(家にあるWindows機とディスプレイもキーボードもマウスも併用したかったっていうのもあるけど)、一番欲しいと思っていたPowerBook17inchを買っていたら、ちょっと悔しかったと思ったかもしれない。PowerPCでの最終形なら別やけど。うん、別やけどね。

まぁ、MacBook Proは15inchやから17inchとは違うんやけどさ。
ほら、なんちゅ~か、その、やっぱ、新しいものって魅かれるやんか。
あんだけ、赤い彗星以上の速さを謳われるとね~。
いや、あの、その、Mac miniは買って良かった~て思ってるんよ。
ほんまやって。
静かやし。ほんま、部屋静かやわ。
うん、なんか、静まり返ってるな~。
寂しいな~。
あれ?目から液体が…。
あれ?おかしいな。
なんでやろ~。

うわ~~ん。

(元々iMacは眼中になかったから良かったけど、Windows機を持ってなかったら多分iMacを買ってたと思うんで、そうなったら今頃暴れてたやろな~、うん)

キョンシーは吸血鬼の夢を見るか

2006年01月10日 21時46分08秒 | 映画・DVD・テレビ番組
というわけで、またまたDVDレンタルしました。
いっぱいネタバレありますんで注意して下さい。

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キョンシーvsくノ一

どうも、最近はこの映画のキャラクターのようにおちゃらけたキャラが出てくるコメディタッチっぽいのは生理的に受け付けなくなってきてます。内容は支離滅裂っていうか、キョンシーものって大体はそうやったと思うけど、まぁ、面白かったねで終わるような感じのものでした。

もうちょっとストーリーを練って、アクションをふんだんに入れてくれれば尚良かったのになぁ。

くノ一役で出てくる女優さんは結構気に入ったのは内緒あるよ。そうあるよ。

って感想それだけかよ……。

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ヴァンパイアvsゾンビ

タイトルはごっつそそられるのよね。なんてったって、吸血鬼と生ける屍が戦うんですよ。こんな楽しいことはない(何か間違ってるけど、気にしない)。

これって自主制作だよね?作ってる人や関係者は楽しく観れるだろうけども、関係ない人は???マーク炸裂だと思う。アイデア一発っていうか、取り敢えずアイデア詰め込みましたってノリは好きなんやけど、これに関してはどうも合わなかったなぁ。

もしかしてこれには前作みたいなもんがあるのかなぁ?これは知ってて当たり前だよっていう流れが多々あるんよね。吸血鬼の存在とか、ゾンビ発生の理由とか。それとなく物語や会話の中に理由付けみたいなのはあるんやけど、それを餌に後は脳内補完よろしくってことなんやろうか。

それから、もっと恐怖感を出して欲しかったし、神秘的な雰囲気も欲しかったなぁ。主演の女優さんがまぁその、それなり以下レベルで、演技もからっきし駄目だったのが痛い。

何度も書いちゃうけど、アイデアは買うんやけど、それに実力が伴ってなかったっていう典型的なものかな。残念。

てかさ、これをレンタルじゃなくて買ったって人は、どういう思いを今抱いているのかを知りたい。

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T-X

「ターミネーター3」に出ていたクリスタナ・ローケン主演のターミネーターっぽいSFアクション映画。とジャケットやパッケージの説明からは連想してしまいますが、実際にはアメリカ(かな)の「モータルコンバット」っていう(映画もありました)テレビドラマの中から、クリスタナ・ローケンが活躍している話(2話分)を収めたものです。

クリスタナ・ローケンは可愛いし、お臍も出して頑張ってるけど、アクションもしょぼいし、主人公グループのアクションはスタントマンに変わってるの丸わかりだし、話もしょーもないしで、苦痛に満ちた時間を過ごせます。

1話目は、対して強くもないクリスタナ・ローケンが頭の弱さを炸裂させる話。そして頭が弱いくせに自分勝手という、本当に鬱陶しいキャラです。まぁ、可愛いからまだ許せるけど。

2話目は、仲間になりたいとやってきたゲストキャラと恋に落ちるけど、最後は悲惨っていうお話。こっちのクリスタナ・ローケンはまだましやった。一途な感じやったし。

でもこのモータルコンバットのテレビ版、主人公グループが対して強くもないのに、何故敵のラスボスみたいな奴が恐れているのかっていうのが観ていて滑稽だった。ライデンもしょぼいし。

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吸血家族

これは結構拾いものかも。なかなか面白いです。吸血鬼なんやけど、ゾンビっぽく人間をお食事なされます。なかなかグロいかもです。でも鶏肉っていうか牛肉っていうか豚肉っていうか、まぁそういう肉丸出しではあります。

一旦吸血鬼に咬まれても、意思の強さっていうかなんちゅーか、吸血鬼になりたくないよって強く思えば吸血鬼(の状態)にはならへんかったり、一度吸血鬼状態になっても人間の気持ちを取り戻せば人間状態に戻れたりするんですが、この設定が結構当たりなんちゃうかなと思いました。常時人間よりは感覚が鋭くなるけど、ちゃんと吸血鬼の弱点も引き継いでるっていうのがポイントですね。咬まれてしまうとどう足掻いても普通の人間には戻れないという縛りを残しているのは悲壮感が出ていて良かったっす。

ちょっとネタバレ。
だって最後は人間状態に戻ったのに、太陽光で自殺ですからね。

てか、お前ら、人間に戻るのはええけど、つい数秒前まで人間の肉を喰ってたことは忘れてるやろ。ってところが気にはなりましたけどね(多分、気にするポイントが違うと思う)。

話自体もテンポがあって良かったかな。内容は、ボスニアから来た吸血鬼?に咬まれた浮気上等の家族を放ったらかしにしていた冷徹ビルオーナーの親父さんが、家に戻って来て家族に誕生日を祝ってもらうんやけど、その家族を吸血鬼にしてしまい、それが波及して周りの住民も吸血鬼になっちゃったよママンっていうものです。こう書くと面白なさそうだ(笑)。底辺には少しコメディテイストも流れているような気もします。

もうちっと主人公二人(黒人青年と親父さんの長女)の絡みを描いてくれてれば、もっと面白かったかなぁ。いらない登場人物の描写があったりするのに、主人公グループの描き方が少ないように思えてしまったのは勿体なかったと思う。親父さんと主人公の因縁をもうちょびっとだけ詳しく描くだけで、より悲壮さが出たと思うけどなぁ。

続編を観てみたいですね。映画の世界では吸血鬼自体は全滅してないしね。つか、あの街の殆どは吸血鬼になったまま生き残ってるし。ガクガクブルブル。

仮面ライダーやっつけ仕事 四十六之巻 極める鬼道

2006年01月08日 21時59分30秒 | 仮面ライダー響鬼 nano
徹夜明けで、そろそろヒビキの時間じゃけんと思い、テレビを点けて前の番組をぼぉ~っと観てたら、おいおい「マジマザー」ってなんやねん。主人公グループの母親らしいねんけど、なんとまたベタなネーミング。それに神様と戦ってはんのか、前番組のグループは。以前ちらっと観た時はもっとギャグっぽい番組だったような気もしますが、終盤になるとヒーロー番組は燃える展開でないと駄目なんでしょうかね。

ほんでから母親役を演じていた渡辺梓さんですが、前からちょこちょこテレビ等で拝見させて頂いてましたが、少しお年を召されてきてはいますが、綺麗ですな~。でも母親役を演じる年齢になってきてるんですね。せめてお姉さんくらいにしてあげようよ~。

で、始まりました、ヒビキが。明日夢の中の人、顔がキモくなってないかい。もっちーの中の人、デブってきてないかい。あきらの中の人、正気が顔からなくなっているっていうか貧乏臭くなってないかい(可愛いのは変わらないけど)。

後半の明日夢ポジション強奪の京介ですが、懸垂が出来るようになってました、泳げるようにもなってました、という大変わかりやすい描写で成長させてもらってますが、こういう表現しか受け入れられないんですね。こりゃ、似たようなもんしか作られなくなるわけですわな。

それに退学アンド復学の早さには笑えました。この早さはMMORPGかプロレスラーの引退なみですよ。

で、なんとくまったりしてるんか、急か急かしてるんかわからんような展開で、相変わらず画の映りはチープで、再生魔化魍は弱いまま終わってしまいました。

残すところ後二回ですが、来週で大方オロチは決着付いてしまうんじゃないでしょうか。最後の一回は総集編のような感じプラスその後で締めるような気がします。

前の番組は、DVDが二種類あったとはいえ合計50名にプレゼントやのに、ヒビキは30名ですか。限定版が予想以上に予約があったようで、販売中止になった皺寄せでしょうか。それとも予算がなかったんでしょうか。それともパネルシアターの呼び込みの餌として使ってしまったんでしょうか。

極める鬼道って言うよりも、先ずこの番組を極めて欲しかったでござるよ。

イングヴェイのJはヨハ~~ンのジェイ そのに

2006年01月06日 02時30分00秒 | お・ん・が・く
久々に「バーン」という雑誌を買った。そう、初めてイングヴェイの名前を知ったのもこの雑誌だった。この雑誌、イングヴェイをちゃかしてるんか応援してるんかわからんけど、そういうスタイルだったからこそ、なんかイングヴェイのありのままを受け入れてファンになることが出来たような気もします。

イングヴェイのファンになる前から、彼に対する悪口とかは雑誌のインタビューとかでさんざん読んでいたので、ファンになってからも、イングヴェイの悪口があったとしても、余り悪い気にはならなかった。これがエリック・ジョンソンとかの悪口だったら滅茶苦茶気分を害しているだろうなと思うと、本当に自分はイングヴェイのファンなんかなぁ?とは思いますが。

でも、ファンになってからもっとびっくりしたことがありました。そう、イングヴェイのインタビューで、彼の他人に対しての悪口でした。もう、凄い。そりゃ嫌われるわって感じです。

特に辞めていったっていうか、辞めさせたバックバンドのメンバーに対しての口撃なんて酷いを通り越してます。呆れます。

稀に他人を褒めることもあるのですが、最後には、それでもやっぱ自分が一番だぜ、いぇ~いって感じで纏めちゃうところも、なんか慣れると可愛いもんです。

まぁ、悪口言われているファンからしたら鬱陶しいだけだと思うのですが、なんかイングヴェイのファンからすると、また言っちゃってるよ、この人、って感じで、他人に対しての悪口と捉えないようになってきちゃうんですけどね。

それにイングヴェイの発言は、自分に対する絶対的な自信。揺るぎない自信。常に今が一番。自分に不利なことは直ぐに忘れる。自分の意見こそ正しい。自分流解釈の他人への押し着せ。過去は振り返らない。美化された過去や現在、未来。これぞ我が道を行くということを身を以て証明してくれてます。これは正直言って羨ましいくらいです(少し嘘…)。

それが、「バーン」という雑誌での最新インタビューを読むを、なんか微妙に変わってるんですよね。悪口言ってないっていうか。他人を気遣っている素振りがあるとか。そんなのイングヴェイじゃねぇ~っと思っちゃった自分は、暗黒面にどっぷり浸かっていたんでしょうね。

なんかこれをきっかけに小さく纏まらないで欲しいんですけどね(by本城裕二)。アメリカで再び成功したいっていう気持ちだけで、今までの自分を否定するとか、音楽性を変えるとかしないで欲しいなぁ、と。ちょっぴり不安に思っちゃいました。

そう書いていて、私はイングヴェイのギタープレイや曲とかの音楽面が好きなだけではなくて、彼の生き様って言ったら大袈裟ですけど、彼の言動や行動も含めて好きになっていたのかもしれません。

確かに他人の悪口を吐きまくるのは良くないとは思いますが、今の時代に、自分に多大な自信があって、自分の力だけを信じている人ってそうはいないと思うんですよね。それに実際に彼が紡ぎ出す音楽は素晴らしいですしね。有言実行、言うだけ番長(by前田日明、長州力を評してこう言ってました、第二次UWFの時やったかな)ではないところは認めないといけないと思います。

それから、アルバム「セブンス・サイン」の頃からイングヴェイの体系は達磨系統になってきていたんですが(まぁデブですな)、「バーン」誌の表紙になっている彼を見て、結構痩せていたのにびっくり。

昔はスリムで、北欧の美少年って感じでしたが、まぁ年齢的にもそこまではいかないですが、外見上の格好良さも少しは戻ってるやんかと思いました。

と言うことで、次回は在籍していたバンドや、ソロになってから雇ったボーカルの人達の感想を書いていこうかなって思います。

(いつの間にか連載ネタにしている自分)

新選組!! 土方歳三 最期の一日

2006年01月04日 00時47分51秒 | 映画・DVD・テレビ番組
2004年のNHK大河ドラマだった「新選組!」の本当の意味での最終回。それにしても先日の「クライマーズ・ハイ」といい、このドラマといい、やれば出来るじゃないかNHK。本当に素晴らしい。期待していたものを遥かに上回るドラマを作って頂いて有難う御座います。ぺこり。

一番良かったのは役者陣が素晴らしかったことです。特にメインの三人が良かったっす。それにしても、山本耕史氏演じる土方歳三がもうごっつかっちょええ~。何気に殺陣も上手くなってるし。

回想シーンにも泣けましたね。これって新撮だと思うけど、この前に総集編の最終回を観ていたっていうのもあるんですけど、もう、涙腺ゆるゆるでした。あのメンバーが出て来るだけで、そしてその後を知っているだけに、ね。

恒例の不満点ですが(いつも不満なのは病気やね>自分)、NHK特有のセット臭さが抜けきってなかったのと、近藤勇のワンシーンの登場のところです。

近藤さんの場面も新しく撮って欲しかったなぁ。中の人(っていうか事務所か)の問題で出れなかったんだとは思うけど。まぁ、あのシーンの顔が出て来るのは演出としてはわかるんやけど、シエイカンズが回想シーンで出て来ちゃいましたからね~。やっぱ、ちょっと期待したんすよね。

観る前はラストシーンは土方が死んで、近藤が迎えに来るっていうメルヘンっぽいシーンで終わるのかなぁと思っていたんで、土方が倒れた時に光が差し込んだ時、キターって思ったんですけどね(笑)。

セット問題(問題なんかよ)はもう仕方がないけど、ちゃちっぽくて現実味がなくて、舞台なら映えるんでしょうけれども、折角ドラマの世界観に浸っているのに、ふいに現実に呼び戻された感じがするんですよね、NHKドラマのセットって。

「新選組!」っていうドラマはこれで本当に終わったんだなぁという、改めて寂しさと切なさといとしさ、じゃないや、空虚感を味わいました。でも決して味わいたくないというのではない空虚感ですね、これは。ラストは新選組の思いというか気持ちっていうのが受け継がれ語られて行くっていう形になっていたけど、それがまた涙腺緩みまくりです。

泣いていいっすかね?

私の頭が騒乱でした。

2006年01月03日 04時17分51秒 | 映画・DVD・テレビ番組
天下騒乱 徳川三代の陰謀
出演
柳生十兵衛…中村獅童
柳生宗矩…柄本明
土井利勝…西田敏行
お江与…かたせ梨乃
春日の局…片平なぎさ
荒木又右衛門…村上弘明

柳生十兵衛が登場するし、村上弘明氏も出るし、チャンバラも期待出来そうだしってことで、これは観るしかないかなと思い、出掛ける予定もなくなったことだし、お昼から観ましたよ、えぇ。

流石に10時間は堪えました。疲れました。出来自体はまぁまぁより下かなってところですね。二度と観ることはないかな。

役者陣の熱演は伝わって来るのですが、脚本、演出、構成、編集っていう部分でそれを台無しにしてくれてます。

なんかね、最初昔のヒーロー番組っぽいノリやなぁって思ってたら、脚本を書いた方(長坂秀佳氏)は本当に昔のヒーローものの脚本を書いていた人らしくて、納得しました。

え~っと、失敗(まぁまぁって書いたのに、失敗になっちゃってるよ)だと思った部分は、「柳生一族の陰謀」的(柳生親子中心)にはならないようにしているにもかかわらず、どうしてもそうなってしまったところ。群像劇にしたいのか、誰かを中心に展開したいのかが中途半端だったところ。物語が間延びしてグダグダになっていたところ。チャンバラがしょぼいところ。全体的に貧乏臭かったところ、かな。

柳生十兵衛が狂言廻しもやり、主人公的ポジションもやり、脇役もやり、と色々なことを劇中でさせられている割には、ドラマ(キャラとしての柳生十兵衛)的には報われないような終わりだったり。もっとスカっとさせても良かったんではないでしょうか。最後に親父殿を殺すとか、土井を殺すとか。あ、新年早々殺すって物騒っすね。すいません。

まぁ、なんだその、あれだ。メリハリがなかったちゅ~か、焦点が定まってなかったっていうかね。このドラマの原作小説は未読なので内容は知らないのですが、あっさりと柳生十兵衛をもっともっと中心に据えて展開した方が良かったと思いますね。

中村獅童氏の柳生十兵衛はまぁまぁ良かったとは思うけど、千葉版柳生十兵衛や佐藤版柳生十兵衛、村上版柳生十兵衛とかと比べると剣術が強いようには見えなかったのが痛いかな。

それよりもね、眼帯が逆だった(よね?)のに慣れるのに大変だった。今までの柳生十兵衛って眼帯は左目だったよね?実在した柳生十兵衛氏は眼帯っていうか、失明はしてなかったらしいですけど(佐藤版はそれを意識して最後に眼帯っぽく目を覆うだけだったけど)。

それに去年の春に某公共放送で村上弘明氏が柳生十兵衛をやっちゃってるんで、そのイメージから抜け出すのにも大変で、途中、どっちが柳生十兵衛やねんってこんがらがりました。

これなら村上幸平氏に柳生十兵衛をやって欲しかったなぁ。彼なら群像劇の中でも自己主張出来るだろうし、中心的な役回りになっても対応出来るし(お、ベタボメじゃんか)。

それか素直に村上弘明氏に柳生十兵衛をやらせて、剣豪との対戦を描くとかね。折角今回は柳生兵庫っていうキャラも登場させてたんやから。「魔界転生」の小説版を映像化とかでも良かったんとちゃうかなぁ。あ、小説版の柳生十兵衛は小細工バリバリ(相手は魔物ですからね)でやってたから村上弘明氏の柳生十兵衛には合わないかな。

う~ん、勿体ない。もっと制作段階で煮詰めて欲しかったですね。

ところで一番悪いのって、本の虫の殺された弟だよな。ってかさ、皆もっとちゃんと話し合えば即解決だったんではないっすかね。それを言っちゃ~いけんけどね(笑)。

ツボに嵌ったところ。「はは、そうなんだ」by忠長。

年中無休

2006年01月02日 13時56分23秒 | 人生適当語録
元旦のみ休ませて頂きます。
営業時間:年中無休 10:30~21:00

って、それは年中無休とちゃうやろ。

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年中無休
(但し、元旦のみ休業)

「但し」はいらんねん。

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年中無休 10:00~20:00
年始の営業時間
1日 13:00~17:00
2日から通常営業

いや、年中無休かもしれんけどさ。
時代は24時間眠らない街になってきてるんやから、細かく言えば年中無休とは違うかもね。

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正月三が日は営業してます。

って、正月だけかい、営業は。

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ま、人生は年中無休やねんけどね。
ってさ、今ごっつええこと言うたんちゃう?
うんうん(自画自賛)。
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寝てないんか?(ボソッ)