東京急行電鉄の溝の口駅には、2015年度中にホームドアが設置されることとなっています。但し、第一段階として大井町線用のホームである2番線と3番線に設置され、第二段階として田園都市線用の1番線と4番線に設置される予定です。
観察などをする機会がなかったのですが、2番線と3番線には、既にホームドアが設置され、稼働を待つばかりとなっていました。
東急線で最も早くホームドアが設置されたのは目黒線の各駅ですが、その後、東横線の駅で次々と稼働しています(また、池上線と東急多摩川線の各駅ではホーム柵とホームセンサーが取り付けられています)。
大井町線では、既に大井町駅に設置されていますので、溝の口駅が二例目となります(もっとも、大井町線の正式な区間は現在も大井町~二子玉川であり、二子玉川~溝の口は田園都市線の一部です)。
溝の口駅のホームの長さは、田園都市線の10両編成に対応するものです。しかし、大井町線の場合は各駅停車が5両、急行が6両となっているため、電車が停まらない部分もあります。手前側を見ると、まだ工事が完了していないのかもしれません。
大井町線でCS-ATCは採用されているものの、ATOやTASCは採用されていないためか、ホームドアの幅はやや広くなっています。なお、このようにホームドアが設置されている路線にはワンマン運転が行われているところが多いのですが(例、目黒線、東京メトロ南北線、同丸ノ内線、同副都心線、都営三田線)、大井町線については、現在のところ、ワンマン化の話はありません。
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