ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

再び、横浜高速鉄道Y000系デハY013+クハY003

2024年07月21日 22時45分00秒 | 写真

 久しぶりに横浜高速鉄道こどもの国線のY000系を撮影したので、ここに掲載します。長津田駅(DT22、KD01)の7番線に、長津田行きとして到着したデハY013+クハY003の2両編成です。残りの2編成がそれぞれ「うしでんしゃ」と「ひつじでんしゃ」となっているので、オリジナルのデザインはデハY013+クハY003だけです(この編成が初代の「うしでんしゃ」だったのですが)。

 こどもの国線は、一般的には東急電鉄の路線として案内されています。しかし、東急電鉄は第二種鉄道事業者であり、施設を保有する第三種鉄道事業者は横浜高速鉄道です。しかも、長津田駅西口の駅名標、恩田駅こどもの国駅の駅舎を見ると、東急電鉄と横浜高速鉄道の社名およびロゴマークが並べられています。上の写真にも横浜高速鉄道のロゴマークがしっかりと描かれています。正面の左側の下のほう、貫通扉のワイパーの下にある黄色い四角とグレーの四角の組み合わせがロゴマークなのです。おわかりの方も多いと思われますが、Yをモティーフとしたデザインになっています。

 1999年に3編成が製造され、現在に至るまでこの3編成のいずれかがこどもの国線で運行されています。横浜高速鉄道が所有していますが、同社の車庫はありませんので東急の長津田検車区に所属しています。こどもの国線には田園都市線と同じATC-Pが備えられていますので、Y000系にもATC-Pの装置が備え付けられています。

 ちなみに、長津田駅の7番線のみ、ホームドアが設置されていません。大手私鉄ではホームドアの設置に最も積極的であり、かつ先行して進めてきた会社の一つが東急(および、その東急と関係のある横浜高速鉄道)ですが、こどもの国線の各駅にはホームドアが設置されていません(世田谷線も同様です)。


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