ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

多摩都市モノレール1000系1103F

2024年07月16日 12時00分00秒 | 写真

 仕事の関係で、講義期間の金曜日に多摩モノレール線(正式には多摩都市モノレール線)を利用します。今回は、その多摩モノレール線を走る1000系の1103Fです。中央大学・明星大学駅(TT04)にて撮影しました。なお、以前、このブログに1111Fを取り上げていますので、そちらも御覧いただければ幸いです。

 多摩モノレールは、現在、上北台駅から立川北駅、立川南駅、高幡不動駅を経由して多摩センター駅までの路線です。ただ、これは暫定的なものであり、上北台駅から箱根ヶ崎駅までの延長や多摩センター駅から町田駅までの延長なども計画されています。現在の路線が開業したのは1998年秋のことで、当初は上北台駅から立川北駅までの区間でした。2000年に立川北駅から多摩センター駅までの区間が開業しています。

 その開業時から運用されている車両が1000系です。全て4両編成で、通常はATOによる自動のワンマン運転が行われます。モノレールには様々な規格があり、相互の互換性がないという難点がありますが、多摩モノレールは日本において比較的に普及している日本跨座式を採用しています。

 各駅にはホームドアが設置されています。モノレールの構造からすれば当然のことですが、多摩モノレール、東京メトロ、都営地下鉄、東急といった、ホームドアを先行して設置した路線を見ると、要は企業の考え方次第であるということがよくわかります。実際、東急田園都市線では人身事故による運転見合わせが激減しましたが、ホームドアの普及が遅い鉄道路線では今でも人身事故が多いのですから。

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