東京メトロ東西線を走るJR東日本E231系800番台

　中野駅から西船橋駅までの東京メトロ東西線は、中野駅からJR中央本線へ、西船橋駅からJR総武本線および東葉高速線に直通します。そのため、JR東日本の車両も東西線に入ってきます。日本国有鉄道および帝都高速度交通営団の時代には東西線直通専用にして国鉄の通勤用車両として最初のアルミ車体車である301系の他、103系1200番台、さらに103系1000番台（元は千代田線直通運転用）が運用されていましたが、2003年からE231系800番台が投入され、運用されています。

　東京メトロでは長らくアルミ車体が採用されていますが、E231系ではステンレス車体が採用されており、また運用路線によって番台が区別されています。800番台が見られるのは東西線の他、中央本線の中野駅〜三鷹駅、総武本線の西船橋駅〜津田沼駅です。JR東日本の車両ですが、JR東日本の路線での運用区間が非常に短い訳です。