ミカンの木のあるベンチ 2018年10月30日 | 日記 ショッピングセンターのベンチのうしろに、蜜柑が色づいていた。 近寄ると「桜島の小ミカン」と札が立ててあった。 ひとつ失敬して帰途食べてみて、あと4,5個とればよかったと思った。 画像は29日、西谷山で写す。 山頂に脾腹をあづけ蜜柑食ふ(鬼房) まず脾腹を突かれないないように用心して。
行脚 2018年10月25日 | 日記 BS11放映の「ありがとう 尾畑春夫さん ボランティア10年の軌跡」を観た。 半俗のすがたで日本全国を行脚するシーンには既視感があった。 画像は「ターボの薩摩ぶらり日記」の2013年4月8日付を再掲載。 場所は国道226号線の指宿近く。 なぜ日傘をさしているのか不思議だったが、その上に干し物をひろげて洗濯バサミで留めてあるのに 気がついて感心した。 贅肉をそぎ落としたようなうしろ姿は、いまから思えば尾畑さんだったような気がする。 くたびれて宿かる頃や藤の花 (芭蕉) 「大和行脚のとき」の前書あり 。
桜紅葉 2018年10月20日 | 日記 義母が最晩年を過ごした施設の桜が紅葉していた。 自宅での最期が許されなければ、ここで迎えたいと思う。 画像は18日、谷山中央で写す。 死はかねて桜紅葉のうしろより(美佐)
極楽鳥花 2018年10月19日 | 日記 民家の生垣に極楽鳥花が咲いていた。 画像は17日、谷山中央で写す。 日向ぼこ死後の極楽疑はず(政子) 日向ぼこしながら現像&レタッチしていれば、 死ななくても極楽へ行ける。
合成写真 2018年10月18日 | 日記 画像は13日、「奄美の里」で写して合成。 蜻蛉来て庭の蜻蛉を連れ去りし(暁座) 影の向きも真に迫り得たと思う。 コラージュ作成がすすんで、いずれは自分のこころもごまかせるかもしれない。
川千鳥 2018年10月17日 | 日記 改装した木之下川の磧をイソシギが歩いていた。 画像は15日、谷山中央で写す。 磯鴫がいちはやく知る海の枯れ(登四郎) 川でよく見かけるが、江戸時代中期には「かはちどり」と呼ばれていたそうだ。