続 ターボの薩摩ぶらり日記

ー俳句と写真の相乗効果をめざしてー 

雲南合歓

2018年07月31日 | 日記


民家の玄関先に雲南合歓の花が咲いていた。
画像は今朝、谷山中央で撮影。

    ねむたさを雲にわかちて合歓の花         狩行

合歓のなかでも、掲句では雲南合歓がふさわしいと思った。

青蔦

2018年07月27日 | 日記

民家のテレビアンテナまで蔦が這い上っていた。
画像は今朝、谷山中央で撮影。

    青蔦やあまりひしひし妻の加護         草田男

健康のためにああだこうだと小煩い妻に、作者はがんじがらめ。

烏鷺の死闘

2018年07月26日 | 日記


電線上の青鷺のとなりへ烏が来て、相手を挑発した。
画像は25日、谷山中央で撮影。

    息詰る烏鷺の死闘や春日差          弘

嘱目吟と思う。一般には烏鷺の闘いといえば囲碁のことだが。

炎天の鳶

2018年07月23日 | 日記


尾羽うち枯らした鳶が、住宅街の上空を舞っていた。
画像は22日、谷山中央で撮影。

    炎天の鳶脱藩の志士めきて         ターボ

「脱藩の志士」の初案は「芋侍」だったが、それでは薩摩脱藩を余儀なくされそうなので代えた。

熱中症のヒマワリ

2018年07月22日 | 日記


梅雨が明けると、かんかん照りが続くようになった。
画像は20日、谷山中央で撮影。

    向日葵の重さに堪へてゐたる日よ         誠司

ヒマワリはこまめに水分を補給強できず、熱中症にかかったようだった。

鳩の求愛

2018年07月21日 | 日記


和田川の磧で鳩の雄が雌を追っていた。
ゆっくりと、一定の距離を保って追いかけた。
雌も飛んで去らないで、逃げ足を雄の歩調に合わせているようでもあった。
画像は20日、谷山中央で撮影。

    涼風や鳩の求愛焦らずに         ターボ

同じ鳥でも鶏の場合は粗っぽい。
人間は鳩型と鶏型に分類されると考えた。

真夏の彼岸花

2018年07月19日 | 日記


民家の庭隅に曼珠沙華が咲ききっていた。
水を撒いていたあるじに訊くと、こんなに早く咲くのは初めてだといった。
画像は今朝、谷山中央で撮影。

     余命など知るか真夏の彼岸花          ターボ

二日前にCT、血液検診を受けるまではびくびくしていたが。

紫薇の花

2018年07月18日 | 日記


サルスベリの漢名は紫薇だそうだが、
その名にふさわしい色の花が咲いていた。
画像は16日、谷山中央で撮影。

    採血の痛み一点紫薇の花         ターボ

注射が大嫌いだったが、やっと慣れた。

青分旦

2018年07月17日 | 日記


近くの民家の大きな文旦の木に、実がたくさん生っていた。
まだ葉と同色なので、これまで気がつかなかった。
画像は16日、谷山中央で撮影。

    文旦を割るみんなみに噴火口         まや

桜島の噴火口と思う。
同じ種類の果実でも長崎では朱欒というらしいので、雲仙岳ではなさそうだ。
阿蘇山の地元では、どのように呼んでいるのだろうか。