秋の夜 2019年08月29日 | 日記 8月27日、マンションから写す。 秋の夜の俳諧燃ゆる思かな 波 郷 「脇句」 月を詠まんと舌頭千転 ターボ 「第三句」 白露の座芭蕉苦吟を叱咤して 〃 芭蕉と弟子去来が句筵に招かれたとき、 なかなか句を付けなかった去来に、芭 蕉は会が終わってから激怒したという 逸話がある。 連句の場でひとりが句を作るのに時間 をかけていたら、座が白けてしまう。 最近、俳句と連句の吟じ方の違いにつ いて、考えることが多い。
烏瓜の花 2019年08月21日 | 日記 9月17日、谷山中央で写す。 隣より越え来て烏瓜の花 かつ子 「脇句 夏」 会話ゆき交ふ朝涼の垣 ターボ 「第三句」 夜遊びの牡猫そろそろ戻るらん 〃 「第三句の心得 社団法人日本連句協会」 第三句は変転の始まり。思い切った連想、飛躍の長句を。 第三句だけが特別に、下五を、して、 て、に、にて、らん、もなし、の語で留めること。 第三句目の季節は、発句が春・秋なら同季に。発句が新年なら春。発句が夏または冬なら無季で。
凌霄 2019年08月20日 | 日記 8月19日、ベランダから写す。 凌霄や刻を待たずに山の雨 稚 魚 「脇句」 揚羽に学ぶ木遁の術 ターボ 「第三句」 まだ呆けぬ詐欺のメールを看破して 〃 「第三句の心得 社団法人日本連句協会」 第三句は変転の始まり。思い切った連想、飛躍の長句を。 第三句だけが特別に、下五を、して、 て、に、にて、らん、もなし、の語で留めること。 第三句目の季節は、発句が春・秋なら同季に。発句が新年なら春。発句が夏または冬なら無季で。
山河 2019年08月19日 | 日記 8月17日、谷山中央で写す。 燕はやかへりて山河音もなし 楸 邨 「脇句 月」 上に三日月下にその影 ターボ 「第三句」 露の世に老いて得し友対岸に 〃 「第三句の心得 社団法人日本連句協会」 第三句は変転の始まり。思い切った連想、飛躍の長句を。 第三句だけが特別に、下五を、して、 て、に、にて、らん、もなし、の語で留めること。 第三句目の季節は、発句が春・秋なら同季に。発句が新年なら春。発句が夏または冬なら無季で。